【ストーリー】EPISODE 5-43 合点アドバンテージ!

| - 合点アドバンテージ! 美貌の圧制者 |
登場人物
デュース、エペル
テキスト全文
── 海 ──
デュース:「すごいな。マジカメの投稿に、次々ジュースを注文したってコメントがついていく。」
エペル:「あっ……!」
エペル:「これが、ヴィルサンの持つ“美しさ”のパワー!?」
デュース:「確かに……こんなスゲーことができるのは、シェーンハイト先輩が美しさを磨いてきたからだよな。」
デュース:「魔法や腕っぷしが強いだけじゃ、絶対に出来ない。」
エペル:「ヴィルサンが言いたかった強さってこういうこと……なのかな?」
エペル:「今の俺にしかない強さ……“愛らしさ”で戦ってみせろってこと?」
デュース:「そうかもしれないな。僕らはすぐに賢くなれないし逞しくもなれない。」
デュース:「でも、“愛らしさ”勝負なら、エペルは学園の誰にも負けてないと思う!」
エペル:「ウッ! それはちょっと複雑、かな。」
エペル:「でも……確かに俺がこの見た目でいられる時間は限られてる。」
エペル:「来年には背が伸びて、筋肉がついてヒゲとか生えてるかも。」
デュース:「そ、それはどうだろうな?」
エペル:「もし今年の『VDC』でヴィルサンが認めてくれた愛らしさ(パワー)を全力で発揮できたら、」
エペル:「鍛えてジュースの箱をたくさん運べることよりずっと村の力になれるかもしれない。」
デュース:「ああ。今は目を背けたい短所にしか思えなくてもそれが僕らのパワーだっていうなら……」
デュース:「とことん磨いて、殻を突き破るところ見せてやろうじゃねぇか。」
デュース:「それでライバルに勝てんなら手段なんか選んでられるか。」
デュース:「バカ上等だ!」
エペル:「……へへっ、そーだな!」
デュース:「エペル。今年の『VDC』……」
デュース:「絶対優勝して、エースとシェーンハイト先輩のこと見返してやろうぜ!」
エペル:「おー、今のわーに出来る最高の愛らしさ(パワー)、見せでやるはんで!」
パン!
デュース・エペル:「あはは」
???:「うわ~! すっげぇ。なんだこの改造マジカルホイール!」
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