【ストーリー】EPISODE 6-18 裏側ヒストリー!

| EPISODE ◆ 6-18 裏側ヒストリー! 冥府の番人 |
登場人物
リリア、マレウス、ケイト、トレイン、トレイ、ジェイド、カリム、ルーク、フロイド、ラギー
テキスト全文
── 学園長室 ──
リリア:「ああ。嘆きの島の番人は、今でこそ都市伝説のような扱いをされておるが……」
リリア:「かつて『魔法士』が『魔法使い』や『魔女』と呼ばれていた頃、奴らの存在を恐れぬ者はいなかった。」
リリア:「「魔法使いが我を忘れて力に溺れる時、嘆きの島より罰が下る」……とな。」
マレウス:「我が王家に伝わる古文書によれば、かの組織の歴史は非常に古く、起源は神々の時代まで遡る。」
マレウス:「まだ魔法とブロットの因果関係が解明されていなかった時代。」
マレウス:「人々にとってオーバーブロットとは、突然降りかかる厄災そのものだったという。」
マレウス:「その厄災を嘆きの島に封じ、人々に平和をもたらしたのがジュピター家の祖であり……」
マレウス:「厄災が再び世に解き放たれぬよう、番人となったのがシュラウド家の祖である……と記されていた。」
ケイト:「それもう歴史じゃなくて神話じゃない?」
ケイト:「スケール大きくて、けーくんちょっとついていけなくなってきた……。」
リリア:「だが探究心旺盛な人の子らは、魔法の研究をやめなかった。」
リリア:「そして時は流れ、いつしか魔法は安全な技術となり……」
リリア:「『魔法使い』や『魔女』は、『魔法士』となった。」
リリア:「今では魔法士免許は国際資格。人々の暮らしに貢献する、国際的にも認められた存在じゃ。」
リリア:「魔法を悪用し、人々を苦しめる魔法士を取り締まる法や政府組織も次第に整備されていき……」
リリア:「いつしか嘆きの島の番人どもは、歴史の表舞台から姿を消した。」
リリア:「だが、彼らは嘆きの島で厄災……ブロットの研究をし続けていた。非政府組織『S.T.Y.X.』として。」
トレイン:「イデア・シュラウド……彼がシュラウド家の子息であることは我々も把握していたが……」
トレイン:「シュラウド家と『S.T.Y.X.』の密接な繋がりについては初耳だ。」
トレイン:「私はあらゆる魔法史の文献に目を通した自負がある。しかし、そんな記述を見た記憶はない。」
リリア:「それは人間側に残っている文献だけの話じゃろ?」
リリア:「妖精族と人間は、かなりの年月交流を断っておったからのう。」
リリア:「国や種族が違えば、伝わる内容も違う。そして、書物に残らぬ真実も多くある。」
リリア:「何者かの思惑によって捻れ歪められることも少なくない。それが歴史というものよ。」
選択肢:
├ [ 捻れ歪められた歴史…… ]
└ [ (なんだか胸がざわざわする話だ) ]
トレイン:「……学園長は、イデア・シュラウドが」
トレイン:「『S.T.Y.X.』と関わりがあることをご存知だったのだろうか?」
トレイン:「もしご存知であったなら……」
トレイン:「シュラウド家を通し、このような事態を回避できるよう働きかけることはできなかったのだろうか……」
マレウス:「どうだろうな。だが、知っていたとしても番人どもを止めることはできなかっただろう。」
トレイ:「……『S.T.Y.X.』は、」
トレイ:「オーバーブロット経験者であるリドルたちを捕らえてなにをするつもりなんだ?」
ジェイド:「リリアさんのお話を聞く限り、丁重におもてなしされているとは思えませんが。」
ジェイド:「良くて精密検査、悪くて彼らの実験対象。最悪の場合、すでに生きては……。」
カリム:「おい!冗談でもそんなこと言うのやめろよ、ジェイド。」
ルーク:「……………………。」
フロイド:「っていうかさ……ウミウシ先輩たちの話聞いてて思ったんだけど。」
フロイド:「アイツら学園をあちこち派手にぶっ壊して、目撃者もすげーいるじゃん。」
フロイド:「動画撮ってたヤツとかもいるっしょ。全然組織を秘匿する気なくね?」
フロイド:「それとも、そんくらい後から帳消しにできる手段があるってこと?」
トレイン:「………………。」
ラギー:「なーんか、嫌な感じッスね。レオナさんたちの心配より、自分たちの命の心配したほうがよさそうッス。」
トレイン:「ブッチの物の言い方は訂正したいところだが、ある意味正しくもある。」
トレイン:「嘆きの島の所在地がわからぬ以上、我々は彼らを追う手立てがない。」
トレイン:「君たちはそれぞれ寮に戻り、寮生の点呼。被害状況を確認し、報告するように。」
はい。
ルーク:「…………………。」
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