【ストーリー】EPISODE 10 怪物ハント

| EPISODE ◆ 10 怪物ハント ハッピービーンズデー |
登場人物
農民チームの生徒たち、ヴィル、農民チームの生徒A、農民チームの生徒B、ジャック
テキスト全文
── コロシアム ──
農民チームの生徒たち:「ぎゃわーーーっ!!」
ヴィル:「フン、口ほどにもない。大きいのは図体だけ?」
農民チームの生徒A:「やべえ……身のこなしのキレがハンパねぇ……。」
農民チームの生徒B:「俺たちよりずっと細身なのに、1発が鉄球のように重たい!」
ヴィル:「アタシのトレーニングコーチ、キックボクシングの元世界王者なの。」
農民チームの生徒A:「ナ、ナマな口きいてすいやせんでした……ッ!」
農民チームの生徒B:「この試合、ぜひご一緒させてください!」
ヴィル:「番犬にするなら、アンタたちよりチワワの方がまだマシ。」
ヴィル:「……と、言いたいところだけど。ちゃんとお利口にできるならついていらっしゃい。」
農民チームの生徒たち:「オッス! ヨロシャース!!」
リーンゴーン……
ヴィル:「試合開始の合図ね。」
ヴィル:「いいこと、アンタたち。」
ヴィル:「ハッピービーンズデーで重要となるのは……「攻め」の姿勢よ!」
ヴィル:「なぜなら最高の「守り」とは攻めることだから。」
ヴィル:「美容やファッションと同じ。退いたら負け。よく覚えておきなさい。」
農民チームの生徒たち:「おお〜〜〜……!」
ヴィル:「まずは怪物チームの補給ポイントで待ち伏せして、装備を手に入れる前の怪物を撃破といきましょう。」
農民チームの生徒たち:「ハイ、兄貴!」
ヴィル:「兄貴はやめなさい!」
── メインストリート ──
農民チームの生徒A:「兄貴! ありました。怪物チーム用補給箱!」
ヴィル:「だから、兄貴はやめろって言ってるでしょう。どうせならヴィル様と呼びなさい。」
ヴィル:「……まあいいわ。どうやらこの補給箱は、まだ誰も手を付けていないみたい。」
ヴィル:「少し離れた場所で身を潜めて、怪物が来るのを待ちましょう。」
ガサガサ…………
ヴィル:「………………………………。」
タタタ……
ヴィル:「(早速誰か来たようね……)」
ジャック:「マップにはこの辺に怪物用補給箱の印があるが……」
ヴィル:「(ジャック! あの子はルーク以上に鼻が利くはず。背後を取るのが先か、気付かれるのが先か……)」
ジャック:「スンスン……」
ジャック:「グルル……青くせぇ豆の匂いがしやがる。」
ジャック:「いるんだろ、農民ども。隠れてないで出てきやがれ!」
ヴィル:「相変わらずよく利く鼻だこと。感心するわ。」
ジャック:「てめー、いや、貴方は……ヴィル先輩!」
ヴィル:「群れも成さずに1匹でのこのこと補給箱を取りにくるなんて、自信家ね。それともただの間抜け?」
ヴィル:「さあ、狩人たち。怪物ハントといきましょう。」
農民チームの生徒たち:「はい!」
ジャック:「くっ……!ここはいったん退くしかねぇか。」
ダダダッ
ヴィル:「あの身体能力、丸腰のうちに仕留めておくべきね。」
ヴィル:「──追いなさい!」
農民チームの生徒たち:「はっ!」
ダダダッ
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