【ストーリー】EPISODE 11 焦りは禁物

| EPISODE ◆ 11 焦りは禁物 ハッピービーンズデー |
登場人物
農民チームの生徒A、ジャック、農民チームの生徒B、ヴィル、農民チームの生徒たち、ルーク
テキスト全文
── メインストリート ──
農民チームの生徒A:「ジャックの野郎、でけぇくせにすばしっこい!大人しく豆にあたりやがれ!」
ジャック:「当たれと言われて大人しく当たるヤツがいるかよ!」
ジャック:「うおぉお……!」
ダダダダッ!
農民チームの生徒B:「は、速い! くそっ、振り切られる……!」
ヴィル:「アンタたち、深追いはやめなさい!」
農民チームの生徒たち:「すいません。逃しました。」
ヴィル:「かまわない。」
ヴィル:「……それにしても、ただ豆を投げるだけじゃ、素早く動く相手に当てるのは想像以上に難しいわ。」
ヴィル:「マップを見ると、近くに農民チームの補給ポイントがあるみたい。」
ヴィル:「怪物チームをよりスムーズに撃破するために、補給箱に行ってアタシたちの装備を整えましょう。」
── 学園裏の森 ──
ガサガサ……
ヴィル:「あったわ。このオレンジの布がかかっているのが農民チームの補給箱ね。」
ガチャッ
ヴィル:「魔法の迷彩ジャケットと、ビーンズシューターS。それから豆袋がいくつか……まずまずのアイテムね。」
農民チームの生徒A:「ヴィル様。俺たちが周りを見張ってるんで、どうぞ装備してください。」
ヴィル:「あら、気が利くじゃない。それじゃあ遠慮なく……」
ヴィル:「伝統的なモチーフを大胆なグラフィックデザインに落とし込んだ「ビーンズ・カモ」コレクション。」
ヴィル:「怪物を倒し、幸福の谷に平和を取り戻したという農民からインスパイアされた……」
ヴィル:「パワフルなビタミンカラーのコンバットジャケットがコーデの主役。」
ヴィル:「コミカルさの中にドレッシーさをプラスするなら、ウェストマークで着こなしにひと工夫。」
ヴィル:「ボトムや小物は力強い黒でミニマルに整えるのが◎(にじゅうまる)。」
ヴィル:「クラシックなベレー帽に合わせて、髪型はエフォートレスに仕上げて。」
農民チームの生徒A:「うっ! ま、眩しい!これがポムフィオーレ寮長の美の力!」
農民チームの生徒B:「なに言ってるか全然わからねぇけど……なんかスゲェことはわかるぜ!」
ヴィル:「いいこと?」
ヴィル:「オーバーサイズのアウターには、小さいバッグを持つ。それだけで今季のトレンド感が出るわ。」
ヴィル:「今日から使えるスタイリング術よ!覚えておきなさい!」
農民チームの生徒A:「うっす! 勉強になります!」
農民チームの生徒B:「今度、寮長にも教えてあげよう!きっと喜んでもらえるぞ!」
ルーク:「フフフ……」
ルーク:「こんな時でも美しさを追求することに余念がない。流石はヴィルだね。」
ルーク:「それにしても、この短時間で装備も仲間も手に入れているとは……。」
ルーク:「今戦いを挑めば、狩られるのは間違いなく私だ。」
ルーク:「大物を確実に捕えるために、焦りは禁物。まずは私も仲間を探し、装備を整えるとしよう。」
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