【ストーリー】EPISODE 15 正々堂々戦いましょう

| EPISODE ◆ 15 正々堂々戦いましょう ハッピービーンズデー |
登場人物
デュース、リドル、ジャック、アズール、エペル、ヴィル
テキスト全文
── 学園裏の森 ──
タタタッ!
デュース:「はぁ、はぁ……ここまでくれば大丈夫か?ローズハート寮長、少し休みましょう。」
リドル:「はぁ、はぁっ……。」
リドル:「キミは本当に足が速いんだな。」
デュース:「はい! 体力と足の速さには自信あります!」
デュース:「でも、昨日エースが言ってた通りですね。」
デュース:「ハッピービーンズデーは足が速いだけじゃダメだ。頭を使って切り抜けないと。」
デュース:「僕はもう、豆を使い切ってしまったし……。」
リドル:「当の本人のエースは、さっき早々に脱落したけどね。」
リドル:「先程遭遇した怪物チーム……アズールには「今回は見逃してやる」と言われたけれど……」
リドル:「彼の言葉はいまいち信用ができない。今のうちに装備を整えるか、仲間を見つけなくては。」
デュース:「僕、スタートしてからしばらくダイヤモンド先輩とユウたちと一緒にいたんです。」
デュース:「……ノセられて囮に使われたんですけど。」
デュース:「だからそのルートに戻れば、先輩たちと合流できるかもしれません。」
ガサッガサガサ!
リドル・デュース:「!!」
リドル:「なにか来る! 立つんだ、デュース!」
ガアッ!!!!
ジャック:「見つけたぞ!」
デュース:「ジャック!?」
ジャック:「捕獲アーム、発動! 覚悟しろ、リドル先輩!」
リドル:「!!」
デュース:「させるか!」
ドン!
ガシャーン!
ジャック:「捕まえたぜ……」
ジャック:「って、アレ!?」
リドル:「デュース! またボクを庇ったのか……!?」
リドル:「さっきアズールに狙われたときもそうだった。どうしてキミは……」
デュース:「違いますよ。最初に助けてくれたのは、寮長の方です。」
デュース:「トランプ兵として、寮のカシラは脱落させられねぇ……」
デュース:「行ってください! ダイヤモンド先輩たちは植物園のほうに向かっているはずです!」
リドル:「………わかった。キミの犠牲、無駄にはしない!」
ガサッ!
リドル:「!!」
アズール:「おや、またお会いしましたねリドルさん。」
リドル:「挟み撃ち……!」
リドル:「このタイミングで現れるとは……ジャックとアズールはもともと協力体制にあったということか。」
リドル:「やはり、最初からボクらを逃がすつもりなどなかったんだね。」
アズール:「言いがかりはやめてください。進行方向がたまたま同じだった、というだけです。」
アズール:「先程、「再び会うことがあれば正々堂々と戦おう」とお伝えしたはず。」
アズール:「今がその時です。さあ、正々堂々戦いましょう!」
ジャック:「グルル……。」
リドル:「(くっ……ここまでか……!)」
ぽこっ!
ぽこぽこっ!
ジャック:「なにっ!? 後ろから豆が!?」
???:「ビーンズシューターでの奇襲を避けるなんて……」
???:「さすがだね。ジャッククン。」
ジャック:「お前は!」
エペル:「加勢します、リドルサン!」
リドル:「エペル!?」
アズール:「フッ。1人で加勢に入ったその勇気。称賛しますよ。」
アズール:「しかし、装備の厚さはこちらが上。あなたの行為は、ただ狩られる獲物を増やしただけにすぎない!」
???:「それはどうかしら?」
アズール:「なにっ!?」
ガサッ。
ジャック:「ヴィル先輩……!? いつの間に、こんな近くに来てたんだ!?」
ヴィル:「ウサちゃんを追うのに夢中で、周囲への警戒を怠っていたようね。」
ヴィル:「罠に飛び込んできた獲物はどちらか、教えてあげる!」
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