【ストーリー】EPISODE 25 悪くない収穫

| EPISODE ◆ 25 悪くない収穫 ハッピービーンズデー |
登場人物
ケイト、ジェイド、グリム、ジャミル、カリム、怪物チームの生徒A、怪物チームの生徒B
テキスト全文
── 植物園 ──
ケイト:「植物園に到着!……したは、いいけど……」
ケイト:「なんか、さっきから不思議な匂いしない?」
ジェイド:「不思議というか、非常にスパイシーで、食欲をそそる香り……ですね。」
グリム:「なんか、自然とヨダレが出てくる匂いなんだゾ!」
グリム:「クンクン。匂いはアッチのほうからだ。」
グリム:「行ってみるんだゾ!」
ケイト:「グリちゃん、もうちょっと警戒して。怪物チームの罠かもしんないじゃん!」
ジャミル:「あれはハーツラビュルのケイト先輩と、オクタヴィネルのジェイド。」
ジャミル:「そしてオンボロ寮のユウとグリムか……。」
ジャミル:「悪くない収穫になりそうだ。フフ……。」
── 植物園‐温帯ゾーン ──
カリム:「さ、肉が焼けたぞ。好きな野菜や漬物を自分でトッピングして、パンに挟んで食べてくれ。」
グリム:「いっただっきまーす! なんだゾ!」
グリム:「はぐはぐっ! んまいっ!」
グリム:「スパイシーでありながら甘辛いタレが肉の旨味と絡まり合って後ひく美味さなんだゾ!」
カリム:「ケイトとユウの分も今作ってやるからな。」
カリム:「肉を焼くからもう少し待っててくれ。」
ケイト:「あ〜、いや、オレは遠慮しとこうかな。」
カリム:「遠慮するなって。まだまだ肉はたくさんあるからさ。」
ケイト:「え〜ん……ジェイドくん、早く戻って来てぇ。」
カリム:「なんだ? そんなに急がなくてもいいじゃないか。」
ケイト:「そういうことじゃなくって………周囲に肉の焼ける濃厚な香りが漂っちゃってるっていうかぁ……。」
ガサッ!
ジャミル:「見つけたぞ、農民チームの集団だ!」
怪物チームの生徒A:「一網打尽ですねっ!」
怪物チームの生徒B:「捕まえろー!!」
カリム:「えっ、ジャミル!?」
グリム:「ふな゛っ!? 怪物チームがいっぱい現れたんだゾ!」
ケイト:「ほら、やっぱりこうなった。」
ケイト:「あんだけ強烈な匂い撒き散らしてたら「ここにいますよ」って言ってるようなもんだよ〜。とほほ。」
ジャミル:「シャーワルマー……ケバブは香辛料と肉という、焼けば一番遠くまで匂いが届く食材で出来ているからな。」
ジャミル:「カリムのために力が出るメニューを選んだつもりだったんだが……まさかこんなことになるとは。」
グリム:「食べ物を罠に使うとは、卑怯なんだゾ!」
ケイト:「とにかく、逃げるよユウちゃんたち!」
ジャミル:「逃がすか! 追え!」
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