【ストーリー】EPISODE 30 泳がされていたのか!

| EPISODE ◆ 30 泳がされていたのか! ハッピービーンズデー |
登場人物
ヴィル、フロイド、エペル、シルバー、リドル、リリア、ジャミル、トレイ、ルーク
テキスト全文
── 植物園 ──
ヴィル:「シルバーとアタシたちの情報を照らし合わせると……」
ヴィル:「植物園内部にいるのが、ジャミル、トレイ、ルーク…」
ヴィル:「そして、そこに合流したのがリリア。」
フロイド:「ウミネコくんたちと一緒にいた、アズールとウニちゃんがいねーってことはぁ……」
フロイド:「2人はどっかで分かれたんだろうね。」
エペル:「植物園にケイトサンたちが向かってたはずですよね。カリムサンと一緒に捕まっちゃった……かな?」
シルバー:「捕らえられた人物の中に、ケイト先輩の姿はなかったようだが……。」
リドル:「ボクがデュースから情報を得てからかなり時間が経過している。」
リドル:「捕まっていないのなら、すでに離脱したと考えるべきだろう。」
リリア:「そうじゃな。わしが植物園に到着した時、すでにケイトは逃げたあとじゃった。」
ヴィル:「あら、そう。それなら………………」
ヴィル:「えっ!!!???」
シルバー:「リリア先輩!?いつの間に背後に!?」
ヴィル:「どういうこと?足音ひとつ聞こえなかったわよ!」
ビュンッ!
ガシャーン!
フロイド:「!! あぶねっ!」
ジャミル:「チッ、避けられたか。気配を殺して近付いたつもりだったが……。」
フロイド:「ウミヘビくん、……」
フロイド:「なに、そのサスマタみたいなの。」
ジャミル:「お前のような、手足が無駄に長いヤツを取り押さえるための捕獲アイテムだよ。」
ジャミル:「はっ!」
リリア:「ふはは!」
リリア:「シルバー、わしがお主の気配に気付かぬほど耄碌(もうろく)したと思ったか?」
シルバー:「くっ、泳がされていたのか!」
エペル:「ハッ!! リドルサン、後ろ!」
リドル:「えっ?」
リドル:「うわっ!」
ビュッ!
トレイ:「……っと、はは。捕まえそこねたか。」
ルーク:「トレイくんの腕をひらりとかわす姿、風に乗る真紅の花弁のごとし。実に可憐だよ、薔薇の君(ロア・ドゥ・ローズ)!」
ヴィル:「トレイ、ルーク!しまった……囲まれた!」
ヴィル:「アタシとフロイドで退路を開く。アンタたち、遅れないでついてきなさい!」
ジャミル:「逃がすか!」
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