【ストーリー】EPISODE 1-3 幸先いい旅の出だし

| EPISODE ◆ 1-3 幸先いい旅の出だし 突発トリップ! |
登場人物
カリム、グリム、ケイト、リリア、ジャミル
テキスト全文
── 教室 ──
カリム:「……そういうわけで、ケイトとリリアを熱砂の国へ招待したいんだ!」
グリム:「すっげーお祭りらしいんだゾ!」
ケイト:「やったー! もちろん行かせてもらうよ、カリムくん!」
ケイト:「風情ある街並みに、珍しい食べ物……砂漠の中にそびえる白亜の宮殿……」
ケイト:「どこを撮っても、絶好のマジカメ映えするスポットばかり!」
ケイト:「熱砂の国には、前から興味があったんだよね~。」
ケイト:「海外旅行するお金なんてないから、あきらめてたけど、」
ケイト:「こんな風に行けるなんて!」
ケイト:「しかも、年に1度の、夜空を彩る花火大会の日!バズり確実の写真が撮れるじゃん♪」
ケイト:「それを最高の場所で見れるなんて!持つべき者はアジーム家の」
ケイト:「親友だね☆」
カリム:「喜んでもらえて、オレもうれしいぜ!リリアはどうする?」
リリア:「熱砂の国か。だいぶ昔に、訪れたことがあるのう。」
リリア:「なかなか面白い国じゃった。」
リリア:「あの頃とは、街も随分変わったんじゃろうな。どんな風に発展を遂げたのか興味があるわい。」
ケイト:「昔って、いつ熱砂の国へ行ったの?リリアちゃん。」
リリア:「くふふ……残念じゃが、それは教えられんな。秘密のひとつくらいあった方が可愛げあるじゃろ?」
リリア:「よし。せっかくカリムが誘ってくれたことじゃし、久しぶりに再訪するのも一興じゃな。」
カリム:「リリアも来てくれるんだな!やったぜ!」
カリム:「軽音部のみんなと旅行できるなんてなー。すっげー楽しみだ!」
カリム:「あ、そうだ!」
カリム:「招待席にはあと2席空きがあるんだ。」
カリム:「ケイトもリリアも、それぞれ1人ずつ友だちを連れてきていいぜ!」
ケイト:「マジで!?」
ケイト:「誰を誘おうかな~?」
リリア:「ふむ……わしはもう決めたぞ。」
リリア:「うってつけの奴がいるわい。いい社会勉強になるじゃろうな。」
グリム:「社会勉強? どういうことなんだゾ?」
リリア:「くふふ、それは当日までのお楽しみじゃ。」
── 外廊下 ──
カリム:「いよいよ『ヤーサミーナ河 花火大会』当日だ!早く鏡の間に行こうぜ、ジャミル!」
ジャミル:「そんなにあせるな。ユウたちとの待ち合わせの時間までは、まだ余裕がある。」
ジャミル:「お前は国に戻ったら、大役があるんだからな。あまり浮かれていると……」
カリム:「わかってるよ。オレは決める時はしっかりやる男だぜ。」
カリム:「そういやグリムたち、寝坊してないかな?」
カリム:「待ち合わせ、いつも授業が始まる時間より早いから心配だよ。」
ジャミル:「それなら問題ない。グリムを遅刻させないように、ユウにきつく言っておいた。」
ジャミル:「念のために、目覚まし時計も5個渡しておいたしな。」
ジャミル:「ほら、向こうからユウとグリムが来るぞ。」
ジャミル:「待ち合わせ場所の、鏡の間に向かう途中で、合流出来た。幸先いい旅の出だしだな。」
選択肢:
├ [ おはようございます ]
└ [ 遅刻せずに来られました ]
グリム:「ちゃんと時間通りに来たんだゾ!」
グリム:「お祭りが楽しみ過ぎて、目覚まし時計より早起きしちまった!」
グリム:「それなのに、次から次へと目覚まし時計が鳴って……うるさくて仕方なかったんだゾ、」
グリム:「ジャミル!」
ジャミル:「そうか。ユウに、余計な手間をかけさせて、悪いことをしたな。」
グリム:「オレ様にあやまれー!」
カリム:「グリムが早起きした気持ち、わかるぜ!」
カリム:「オレもワクワクし過ぎて、昨日は、なかなか寝付けなかったんだ!」
カリム:「ジャミルもだいぶ遅くまで、起きていたな。興奮して寝られなかったのか?」
ジャミル:「そんなわけがないだろう。今日の準備をしていたんだ。」
ジャミル:「荷物の確認と、スケジュールの再調整。故郷への連絡……カリムが寝ている間にな。」
カリム:「なんだよ〜。言ってくれればオレもやったのに!」
ジャミル:「…………………」
ジャミル:「はあ。」
ジャミル:「いいんだ。それが俺の役目だからな。」
カリム:「やっぱりジャミルは頼りになるぜ!」
< >

