【ストーリー】EPISODE 6-23 猛追ハンター!

| EPISODE ◆ 6-23 猛追ハンター! 冥府の番人 |
登場人物
ルーク、エペル
テキスト全文
── 上空 ──
ルーク:「私を追ってきたのか!?」
エペル:「決まっちゃあべな!追ってこねど思うほうがどうがしちゃあね!」
エペル:「あんたっと1人で行がせね! わも行ぐ!」
ルーク:「オーララ!いけないよムシュー・姫林檎。危険だ!」
エペル:「危険だのはあんたも同じだべ! あの鎧だぢさなんも歯立だねがったべよ!」
ルーク:「それは……。」
エペル:「止まんねば、ただぎおどしてでも止めるや!!」
エペル:「箒のさぎさ火つけでやる! くらえ!」
ボッ!
エペル:「くそっ! 飛びながら魔法を撃つと、箒のコントロールが……」
選択肢:
├ [ ゆゆゆゆ、揺れる〜〜!! ]
└ [ こっちが先に墜落する! ]
ルーク:「ノン! やめるんだエペルくん!」
エペル:「あんたが止まったらやめてやる!はっ!」
ボッ!
エペル:「うぐぐっ……! まだまだ! もう一発!」
ルーク:「ダッコー、ダッコー!わかったよ、降参だ!」
ルーク:「エペルくん、とりあえずどこかに一度着陸しよう。」
エペル:「いやだ! 絶対に帰らねえぞ俺は!」
ルーク:「そうじゃない。まずは落ち着いて話をしよう。」
ルーク:「それに、その服で飛び続けたら、すぐに身体が冷え切ってしまうよ。」
ルーク:「まったく……風よけの魔法も施さずに。2人とも唇が真っ青じゃないか。」
ルーク:「もう追い返そうとしたりなんかしないさ。だから私についておいで。」
エペル:「うっ、うう……さびぃ……!」
ルーク:「手も頬も氷のようだ。すぐに火を起こすからね。」
ルーク:「水筒で温かいお茶を持ってきていてよかった。2人ともお飲み。身体が温まるよ。」
エペル:「…………これ、呪いとかかかってないですよね?僕たちを眠らせて、置いていくつもりなんじゃ……。」
ルーク:「まさか。詠唱や専用の道具もなしに一瞬で呪いを付与するなんて、ヴィルでもなければできないさ。」
選択肢:
├ [ いただきます ]
└ [ ……あったかい ]
エペル:「ズズッ……」
エペル:「はぁ。あったげぇ……生ぎ返る……。」
ルーク:「本当に驚いたよ。まさか私を追いかけてきてしまうなんて。」
エペル:「…………………………………………。」
エペル:「……わかってます。俺たちが付いて行っても、足手まといにしかならないかもしれない。」
エペル:「連れていってくれとは言わない。だけど、勝手についていく。」
エペル:「寮長とダチがやられたんだ。このまま黙ってられるかってんだ!!」
ルーク:「…………………………。」
エペル:「なんだよ、怖い顔して。あんただって勝手に出ていったんだから、おあいこだろ!」
エペル:「俺、怒られたって絶対に帰らないからな!」
ルーク:「……ノン。違うよ。怒っているのはキミたちに対してじゃない。」
エペル:「え?」
ルーク:「怒っているのは、キミに宿る奮励の魂を見くびっていた私自身に対してだ。」
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