【ストーリー】EPISODE 7-3 遭遇アボイド!

| EPISODE ◆ 7-3 遭遇アボイド! 深淵の支配者 |
登場人物
マレウス、リリア、シルバー、セベク、グリム、スカラビア寮生、イグニハイド寮生、ハーツラビュル寮生
テキスト全文
── メインストリート ──
マレウス:「……リリア?どうした、そんなに慌てて。」
リリア:「はぁ、はぁ……昨夜ネトゲ友だちとゲームで盛り上がりすぎてな。」
リリア:「おかげで寝坊してしもうた。シルバー、なんで起こしてくれんかったんじゃ~。」
シルバー:「俺は起こしましたよ。3回も。」
シルバー:「そもそも、俺に期待しないでください。寝起きには不安があるのを知ってるでしょう。」
マレウス:「ふふ、髪も寝癖だらけだ。お前なら身支度も移動も魔法で一瞬だろうに……」
マレウス:「まだ寝ぼけているようだな。」
リリア:「んんっ……」
リリア:「そんなことよりマレウス。今日の1限目、わしら3年生は講堂に集合だぞ。」
リリア:「忘れてはおらんだろうな?」
マレウス:「……む。あの集まりは今日だったか?」
リリア:「まったく。その若さでボケられては困るぞ。」
セベク:「3年生は本日なにか特別な授業があるのですか?」
リリア:「うむ。ナイトレイブンカレッジは4年生になったら学外に研修に行くじゃろう?」
リリア:「今日はそれについてのオリエンテーションがあるんじゃ。」
リリア:「研修が始まるのは9月(新学期)に入ってすぐ。」
リリア:「すでに花の蕾も膨らみ始めておる。」
リリア:「そろそろ準備をせねばなるまい。」
グリム:「そういえば、トレイが文化祭の時そんな話してたんだゾ。」
シルバー:「予鈴です。急ぎましょう、マレウス様、リリア先輩。」
マレウス:「ああ。」
マレウス:「ユウよ。茨の魔女について知りたいなら、ディアソムニアを訪ねてくるといい。」
マレウス:「僕がもっと詳しく教えてやろう。」
マレウス:「では、またな。」
セベク:「おい、人間! マレウス様が優しくしてくださるからといって調子に乗るなよ。」
セベク:「本来ならば、貴様のように平々凡々な民草が軽々しく声をかけてよい御方ではないのだからな!」
スカラビア寮生:「うわ、前見ろよ。マレウス・ドラコニア御一行だ。」
イグニハイド寮生:「急いでるのにマジか~。……追い抜かしただけで呪われたりしないよな?」
ハーツラビュル寮生:「流石にないだろ。でも、確かにすれ違うだけで緊張するよ。」
イグニハイド寮生:「ドラコニアって世界で5本の指に入る化け物クラスの魔力を持ってるんだろ?」
イグニハイド寮生:「なんで魔法士養成学校なんかに入学したんだか……。」
イグニハイド寮生:「もう学ぶ必要ないだろ。」
スカラビア寮生:「さぁな。あいつ、普段からなに考えてるかわからなくて怖いし……」
イグニハイド寮生:「去年ドラコニアと同じクラスだったけど、1年間ビビり倒してたもんな。」
イグニハイド寮生:「万が一にも目をつけられないように、ずっと存在感消してましたわ。」
ハーツラビュル寮生:「お前は消してなくても存在感すげー薄いだろ!」
ハーツラビュル寮生・スカラビア寮生:「ははは!」
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