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【ストーリー】EPISODE 7-4 開催オリエンテーション!

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最終更新者: novira

EPISODE ◆ 7-4

開催オリエンテーション!
深淵の支配者

登場人物

クロウリー、ケイト、トレイ


テキスト全文

── 講堂 ──


クロウリー:「3年生の皆さん。集まっていますね。」

クロウリー:「では、これより4年次に行われる学外研修のオリエンテーションを始めます。」

クロウリー:「必修科目ですからね。よ~く説明を聞いておいてください。」

クロウリー:「では、手元のシラバスの1ページ目を開いてください。」

クロウリー:「研修は進級とほぼ同時、9月からスタート。研修期間は1シーズン約3ヶ月。」

クロウリー:「1年間で最大3つの研修先を選ぶことができます。」

クロウリー:「1つの研修先で3シーズンをディープに過ごしても良し……」

クロウリー:「1シーズンずつ別の研修先へ赴き、様々な体験をするのも良いでしょう。」

クロウリー:「研修先は我が校と提携している企業や研究施設、財団法人などですが……」

クロウリー:「どれでも自由に選べるわけではありません。」

クロウリー:「皆さんの選択科目、取得単位、成績などで選べる研修先は異なりますので、ご注意ください。」

クロウリー:「面接の他に、特別な試験を突破しなければ採用されない場合もあります。」

クロウリー:「詳しいことは資料巻末にある研修先リストに書いてありますので、よく読んで申し込んでくださいね。」

クロウリー:「いいですか。決して遊び半分で研修先を選ばないように!」

クロウリー:「1シーズンごとに研修先からB判定以上をもらうことと、レポートの提出が必須です。」

クロウリー:「両方揃わないと単位は取得できませんよ。」

クロウリー:「3シーズンのうち、2シーズンの単位を取得できれば卒業試験に挑む権利が得られます。」

クロウリー:「何よりも、みなさんの進路を決めるうえで大切な一歩です。」

クロウリー:「よ~~く考えて決めてくださいね。」

クロウリー:「では♪」

ケイト:「うわ~……ついにこの時が来たかぁ。」

ケイト:「これだけたくさん候補があるのに、3つまでに絞らなきゃいけないなんて、どうしよ。」

トレイ:「申し込みは先着順じゃなく、面接や試験で決まる。」

トレイ:「人気の研修先は倍率も高くなるっていうし……」

トレイ:「早めに候補を絞って、対策を立てておかないとな。」

ケイト:「卒業後に進学希望か就職希望かでも、選択肢変わるよね。……トレイくんって進学考えてる?」

トレイ:「俺は就職の予定だよ。大学に行ってまで突き詰めたい学問もないしな。」

トレイ:「パティシエの国家資格は取るつもりだけど、働きながらでも資格は取れるし……」

ケイト:「ってことは、食品系の企業とか?」

トレイ:「その予定だが……農業関係の研究施設も少し気になってる。」

トレイ:「サイエンス部でも俺は肥料や品種改良について研究してたんだ。」

トレイ:「美味しいスイーツを作るには食材の質も大切だろ?」

ケイト:「なるほどね~。」

トレイ:「専門的な研究施設が特別に学生を受け入れてくれるのも……」

トレイ:「ナイトレイブンカレッジの卒業生が、就職先で優秀な働きを見せているからだからな。」

トレイ:「これを在学中に利用しないのは勿体無い気がする。」

ケイト:「あーね。普段意識すること少ないけど、リストを見ると確かにウチって“名門”なんだなーってカンジ。」

ケイト:「エンタメ、IT、食品、玩具……海洋調査や遺跡発掘、マジフトのプロチームまであるもんね。」

トレイ:「そういうケイトはどうするんだ?進学」

トレイ:「……はしないよな。」

ケイト:「ちょっと~、その決めつけは失礼なんじゃない?」

ケイト:「ま、実際進学予定はないんですけど。オレ、勉強あんま好きじゃないしね。」

ケイト:「行くとしたらエンタメ系企業かなあ……雑誌とか、映像作りにはちょっと興味ある。」

ケイト:「あ、テーマパーク運営企業なんてのもあるんだ。」

ケイト:「ショーやアトラクションの企画……へー、おもしろそ。」

トレイ:「エースのお兄さんは研修先にそっち系の企業を選んで、そのまま就職したらしいぞ。」

ケイト:「そんなふうに最初に「これだ!」ってヤツ選べたら最高だけどね~。」

ケイト:「最短3ヶ月で研修先を選び直せるとはいえ全然自分に合わなかったらキツいし……」

ケイト:「合格もらうのだって厳しくなる。悪い評価が出たら、将来にも響くじゃん?」

トレイ:「そうだな。それに1つ目の研修先が肌に合っていたとしても……」

トレイ:「同じ場所で3シーズン続けるか、視野を広げるために次シーズンは別の分野にチャレンジしてみるか、」

トレイ:「その選択も迷うところだよな。」

ケイト:「それ~。う~、迷う……めちゃくちゃ迷う!」

ケイト:「こんな時は……」

ケイト:「他のみんなの話も聞きにいっちゃおう!」

トレイ:「うちの生徒はどいつもこいつもアクが強いから参考になるかは分からないが……」

トレイ:「せっかくの機会だし、聞いてみるか。」

トレイ:「まず話が聞きやすそうなのは……。」


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