【ストーリー】EPISODE 7-32 談笑ホビー!

| EPISODE ◆ 7-32 談笑ホビー! 深淵の支配者 |
登場人物
オルト、リリア
テキスト全文
── ディアソムニア寮‐談話室 ──
オルト:「リリア・ヴァンルージュさん。今日はお招きありがとうございます。」
オルト:「兄さん……イグニハイド寮長、イデア・シュラウドも誘ったんだけど、今日は都合がつかなくて。」
リリア:「それは残念じゃ。お主からよろしく伝えてくれ。」
リリア:「あやつとはあまりプライベートなことを話す機会はなかったが……なかなかにコアなゲーマーだと聞く。」
リリア:「わしもここに入学して以来、ネトゲにハマっていてな。」
オルト:「へえ! ディアソムニアの人でもゲームやるんだね。」
リリア:「ははは! お主の兄にも似たようなリアクションをされたな。」
リリア:「いつかイデアをマルチプレイに誘いたいと思いつつ、結局誘えずじまいじゃった。」
オルト:「そうだったの?兄さんを誘おうとしてくれたなんて嬉しいな。」
オルト:「リリアさん。よかったら僕とアドレス交換しない?」
オルト:「遠くの国に行っても、ネットではいつでも一緒に遊べるでしょ?」
リリア:「うぅん。移住先はネットもろくに通っておらぬ場所なんじゃが……。」
オルト:「そっか。もしナローバンドだったらMMOやFPSは厳しいかもしれないね……。」
オルト:「でも連絡先さえ交換しておけば、いつかブロードバンドが開通した時に遊べるよ。」
リリア:「……そうじゃな。ではアドレスだけ交換しておこうか。」
オルト:「メッセージアプリのクイックコードを表示してくれたら、僕が読み取るよ。」
リリア:「こうか?」
オルト:「……登録完了。今、兄さんとマルチプレイ参加可能なオンラインゲームをリストにして送るね。」
ぴろりん♪
リリア:「おお。わしがプレイしておったタイトルがたくさんあるぞ。」
リリア:「このRPGも、こっちのシューティングゲームもかなりハマってやっておった。」
オルト:「えっ、ほんとに!?」
オルト:「このシューティングゲーム、兄さんがすごくハマってやってるんだけど……」
オルト:「結構マニアックで、マルチプレイしようとしてもなかなか人数が集まらないんだ。」
リリア:「わしがネトゲ初心者の頃から、色々と手ほどきをしてくれた友人がおってな。」
リリア:「そやつに勧められてプレイしておったんじゃ。」
オルト:「へぇ〜。リリアさんのネトゲ友だち、いい趣味してるね。兄さんとも気が合いそう!」
オルト:「僕たちとマルチプレイする時は、ぜひそのお友だちにも声をかけてよ。」
リリア:「………そうじゃな。いずれ……。」
リリア:「しかし、まさかここにきてヒューマノイドの学友ができるとは。長生きはするもんじゃのぅ。」
オルト:「ふふふ! 僕も妖精の友だちができたのは初めて。嬉しいな。」
オルト:「ネット環境が整ったら、いつでも声をかけて。」
リリア:「うむ! 楽しみにしておるぞ。」
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