【ストーリー】EPISODE 7-59 判明アイデンティティー!

| EPISODE ◆ 7-59 判明アイデンティティー! 深淵の支配者 |
登場人物
リリア、シルバー、バウル、セベク、グリム、近衛兵たち
テキスト全文
リリア:「ナイトレイブンカレッジの使者なら、俺の名はもう知っているだろうが……」
リリア:「俺は名をリリア、字(あざな)をヴァンルージュ。」
リリア:「国から押し付けられた面倒な肩書きはあるが……お前らは俺の部下じゃねぇ。」
リリア:「俺のことは好きに呼べ。」
リリア:「“親父”以外でな。」
シルバー:「はっ……。」
バウル:「リリア・ヴァンルージュ殿は、茨の国の王宮近衛兵右大将であり、この国の警護を司る重要なお方!」
バウル:「『翠が原の走る城壁』といえば、外つ国(とつくに)の人間といえど知らぬ者はおるまい!」
バウル:「本来、貴様らのような者など拝謁(はいえつ)も叶わぬお方なのだ!」
バウル:「頭を垂れよ!」
セベク・シルバー:「はっ……!」
選択肢:
├ [ ははーっ! ]
└ [ (まるで時代劇みたいだ) ]
リリア:「それで、人間ども。お前たちの名は?」
シルバー:「……シルバーです。」
グリム:「オレ様はグリム。コッチは子分のユウなんだゾ。」
セベク:「セベク・ジグボルトと申します。」
バウル:「……なに?」
バウル:「ジグボルトだと!?」
リリア:「バウルと同じ姓だな。そういえば、どことなく顔も似ているような……」
バウル:「は!? この人間と、私が似ている!? ありえない!」
バウル:「どうです、全く似ていないでしょう!」
セベク・シルバー:「!!!」
グリム:「ふなっ! セベクにソックリなんだゾ!」
セベク:「おっ………おお………おじ…………っ」
バウル:「叔父だと? 私には甥などいない。」
バウル:「でたらめを言うな、人間!」
バウル:「この者は、我がジグボルト一族の象徴である鱗もない。偶然同姓なだけでしょう。」
セベク:「でたらめではありません! 僕は妖精の血を引く、ジグボルトの血族です!」
セベク:「母にはあなたと同じ鱗もあります。」
バウル:「ではなぜ貴様にはないのだ!」
セベク:「そ、それは僕の父が……。」
セベク:「いえ、なんでもありません。忘れてください。」
リリア:「だが、バウルは夕焼けの草原から茨の国へ移住してきたんだったよな。」
リリア:「外つ国に遠縁がいても不思議じゃねぇ。」
リリア:「これも縁だ。お前がこいつらの面倒をみてやれ。」
バウル:「なっ……そんな!? 右大将殿!」
リリア:「さあ、夜が明ける前に、『銀の梟』どもの根城を見つけて追っ払うぞ。」
リリア:「魔の山の麓へ向けて出発だ! グズグズするな!」
リリア:「シャーーーーッ!!」
近衛兵たち:「ガルルル! シャーッ!」
シルバー:「セベク。あのバウルと呼ばれた戦士は、やはりお前の……」
セベク:「ああ。僕が知る姿よりかなりお若く見えるが……間違いない。」
セベク:「あの人……いやあの御方は僕の祖父、」
セベク:「バウル・ジグボルトだ!」
セベク:「夢の中とはいえ、現役時代のお祖父様にお目にかかれる日がくるとは……!」
バウル:「おい、何をもたもたしている人間ども!手助けは一切してやらんからな。」
バウル:「せいぜい遅れないようついてこい! ふん!」
セベク・シルバー:「はっ!!」
シルバー:「ふぅ……親父殿の夢に渡れたのはいいが、すぐにマレウス様のことを尋ねられる空気ではないな。」
シルバー:「どうやら親父殿は、かなり昔の夢を見ているようだ。」
セベク:「リリア様は送別会で、」
セベク:「ナイトレイブンカレッジから入学許可証が届いたのは500年ほど前だと仰っていた。」
シルバー:「……となると、まだマレウス様はお生まれになっていない時代の可能性もあるな。」
セベク:「ああ、若様! 今ごろどうなさっているのだろう。」
セベク:「主に刃を向けるなど、僕はなんということをッ……!!」
セベク:「もしこのことをお祖父様が知れば、なんと仰るか……きっとお怒りになるに違いない。はぁ……」
シルバー:「落ち込んでいる暇も、迷っている暇もない。」
シルバー:「とにかく親父殿たちのそばで、手がかりを探ろう。」
グリム:「なんか、とんでもねぇことになってきちまったな。」
グリム:「ユウ、オレ様たちの後ろをはぐれずついてくるんだゾ!」
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