【ストーリー】EPISODE 7-98 非情ノーティス!

| EPISODE ◆ 7-98 非情ノーティス! 深淵の支配者 |
登場人物
シルバー、セベク、議員A、議員C、リリア、マレウス(幼体)、バウル
テキスト全文
── 黒鱗城‐揺籃の塔 ──
シルバー:「……ずっと思っていた。なぜ親父殿の夢はこんなに辛いことばかりが起きるのだろうと。」
シルバー:「でも……ようやくわかった。」
シルバー:「きっとこれが“親父殿が一番幸せだった瞬間”なんだ。」
シルバー:「戦って、傷ついて、失って……たくさんの悲しみの先にしか、この幸せは訪れない。」
シルバー:「マレウス様がお生まれになった、この瞬間は……!」
セベク:「ううっ、ぐすっ……マレウス様のご誕生に、こんな経緯があったなんて。」
セベク:「茨の谷の歴史書は何冊も読んだが、どれにも記されていなかった。」
セベク:「お祖父様は何故、この素晴らしいお話を僕にしてくださらなかったのだ……?」
議員A:「ヴァンルージュよ!よくぞ王子殿下の卵を孵化させた。」
議員C:「奇跡じゃ! まさにおぬしは英雄ぞ!」
リリア:「……英、雄?」
議員A:「さあ、王子殿下と共に女王陛下のもとへ参るがよい。」
リリア:「ウッ……!」
リリア:「…………違う、俺は……、わし、は……?」
リリア:「ぐうっ……!」
議員A:「ヴァンルージュよ!貴様、よくもその手でお世継ぎに触れたな!」
議員C:「竜の卵に蝙蝠が魔力を注いで孵したなど……前代未聞の醜聞だ!」
議員A:「高潔なるドラコニア一族を汚した罪は重いぞ!」
!?
セベク:「どういうことだ!? 世界が歪んで、元老院たちが急に態度を変えたぞ!?」
シルバー:「親父殿が……気付き始めたんだ。これが夢だと……!」
セベク:「では……リリア様が実際に受けたのは祝福の言葉ではなく、あんな罵詈雑言だというのか!?」
シルバー:「ああ、おそらく。」
選択肢:
├ [ そんな……あんまりだ! ]
└ [ 200年もかけて卵を孵したのに! ]
議員C:「二度と王子殿下に近づくな、蝙蝠め!早くそやつから王子を取り上げろ!」
マレウス(幼体):「キィイ〜〜〜〜〜!!」
リリア:「あ……。」
議員C:「早く医者を呼び、王子殿下をお診せするのだ。」
議員A:「ああ、王子殿下……お可哀想に。」
議員A:「無能な近衛兵のせいでご両親を失ったばかりか、不浄な魔力を注がれてしまうなど。」
議員C:「王子殿下の御身に何かあったらどうするのだ! 愚か者!」
バウル:「貴様ら……もう我慢ならん!その侮辱、今すぐ撤回していただこう!」
バウル:「ヴァンルージュ殿がどれほどこの国を、ドラコニアを愛し、尽くしてきたか!」
リリア:「……いい、バウル。これで良かったんだ。」
リリア:「これが、きっと正しい……」
リリア:「“正しい”?ううっ、頭が割れる……!」
バウル:「ヴァンルージュ殿、お気を確かに!」
!?
???:「こんなところにいたのか。ようやく見つけたぞ……」
???:「リリア!」
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