【ストーリー】EPISODE 7-131 夢幻ナビゲート!

| EPISODE ◆ 7-131 夢幻ナビゲート! 深淵の支配者 |
登場人物
シルバー、グリム、ルーク、エペル、セベク、オルト、ファンたち、ファンA、ヴィル、ファンB、子どものファン、子どもの母親、ファンC、イデア
テキスト全文
── 夢の回廊 ──
シルバー:「ふぅ……みんな無事に夢を渡れたようだな。」
グリム:「オルトが一緒に移動するようになってから、頭から地面に落っこちることが無くなったんだゾ。」
ルーク:「メァヴェイユ! 今のが、夢を渡れるというシルバーくんのユニーク魔法なんだね。」
ルーク:「移動中、ずっと景色の美しさに目を奪われていたよ!」
シルバー:「初めて夢を渡ったというのに、景色を見る余裕があるとは……流石だな、ルーク先輩。」
シルバー:「副寮長の肩書きは伊達じゃない。」
ルーク:「眩しい朝日が空を切り裂く間際の黎明。あるいは、星がまたたく夜の帳が下りる直前の黄昏。」
ルーク:「雲間を飛び交う、見たこともない不思議な鳥のシルエット……。」
ルーク:「まさに夢のような光景だったよ!」
選択肢:
├ [ 確かに、すごく綺麗ですよね ]
└ [ 「夢のような」というか「夢」なんですけどね ]
エペル:「それにしても、ここ……どこだろう?学園でも麓の街でもないみたい。」
ルーク:「はっ!! ま、待っておくれ。この美しい門構えは、まさか……!」
── 美粧の街‐クインズ・フィルム・スタジオ ──
セベク:「『クインズ・フィルム・スタジオ』……む?」
セベク:「確か……有名な映画制作会社の名前だったような……。」
ルーク:「有名どころか!」
ルーク:「『クインズ・フィルム・スタジオ』なしに映画の歴史は語れないとすら言われてるほどだよ!」
ルーク:「美しき女王の伝説を描いた」
ルーク:「世界初のカラー長編アニメーション映画『Beautiful Queen』を観たことは?」
ルーク:「あれはまさに芸術作品さ!」
セベク:「な、なんだ!?ルーク先輩がまた早口になったぞ。」
シルバー:「まさか、まだ完全に覚醒していないのか?」
オルト:「心配しなくていいよ。好きなものを語る時つい早口になるのは、ただのオタクあるあるだから。」
ルーク:「おっと、失礼! つい興奮してしまった。」
ルーク:「このスタジオがあるということは、ここは輝石の国の『美粧の街』だろうか?」
ルーク:「そして、この場に縁深い人物といえば……」
きゃああーー! うおおーー!
セベク:「なんだ? スタジオの前に人だかりができてるぞ。」
シルバー:「あっ! 今スタジオから出てきたのは、もしや……」
ファンたち:「ワーーーーーーッ! ヴィル様~~!!!」
!!!!
グリム:「光る鳥がピヨピヨ飛んでやがる。そんな気はしてたけど、ココはヴィルの夢だったんだな。」
ファンA:「ヴィル様~! わ、私のTシャツにサインお願いします!」
ヴィル:「いいわよ。あら、アタシのファンクラブのTシャツね。どうもありがとう。」
ファンB:「あ、あの! 握手いいですか?」
ヴィル:「もちろん。応援、感謝するわ。」
子どものファン:「ヴィルしゃま~!」
子どものファン:「こっちむいて!」
ヴィル:「なんて可愛らしいファンなの。嬉しいから、一緒に写真を撮っちゃおうかしら。」
ヴィル:「アナタがこの子のお母様? 1枚撮ってくださる?」
子どもの母親:「ありがとうございます……ありがとうございます!」
ヴィル:「この写真をもしSNSにアップするなら、念の為お子さんの顔は隠してあげてちょうだい。」
子どもの母親:「はいっ……!」
ファンたち:「ヴィル様ー! キャーキャー! ワーワー!」
ヴィル:「もっとみんなと過ごしたいけれど……次の予定があるの。ごめんなさいね。」
ヴィル:「明日の『ダイヤモンドムービー賞』のライブ中継、楽しみにしててちょうだい。」
ヴィル:「それじゃ、みなさん。ごきげんよう!」
ファンたち:「キャーーーー!!!」
ファンA:「ヴィル様ッ、今日もなんて手厚いファンサ……!」
子どもの母親:「外見だけじゃなく、内面まで完璧だなんて。」
ファンB:「はぁ……彼が微笑めば、周りの景色まで輝いて見えるよ……。」
ファンC:「本当に彼は……」
ファンたち:「世界一美しい!」
ルーク:「わかるよ! 彼の美しさの前では、どんな宝石の輝きも霞んでしまう。」
ルーク:「普段と少しテイストの違う髪型や衣装もまた、ボーテッ……!」
グリム:「オイ、ルーク! オメーはナニちゃっかりファンにまぎれて一緒に盛り上がってるんだゾ!」
エペル:「うーん。ヴィルサン……現実とあまり変わらない気がする。」
シルバー:「そうだな。ナイトレイブンカレッジが外部に開放されるハロウィーンや総合文化祭でも……」
シルバー:「ヴィル先輩の周りには、いつもさっきのような人だかりができていた。」
セベク:「そういえば、『VDC』の時は……」
セベク:「ヴィル先輩とネージュ・リュバンシェが出演するからと警備が増員されたほどだったな。」
グリム:「ヴィルのヤツ、現実とそんなに変わらねぇんなら……」
グリム:「もしかして、イデアとオルトみてぇにもう目が醒めてるんじゃねーのか!?」
選択肢:
├ [ そうかもしれない! ]
└ [ それはどうかなあ…… ]
グリム:「とにかく、アイツを追いかけて、声かけてみよーぜ!」
オルト:「あっ! グリムさんがスタジオの中に走って行っちゃった!」
シルバー:「俺たちも追いかけよう。」
シルバー:「夢の主と離れすぎるのは良くない。それに、グリムとはぐれてしまったら見つけ出すのが大変だ。」
セベク:「まったく世話のやける!」
イデア:「ファッ!? ち、ちょっとモニターから目を離した隙に……!」
イデア:「あーっ! 困りますお客様ーッ!」
イデア:「いくら外部からのフォローがあるとはいえ、目立ちすぎる行動はなるだけ控えていただきませんと!」
イデア:「全員まずは制服にフォームチェンジ。それから、えーっと、校外学習の体で来館者用IDデータを……」
イデア:「オルト! あとはそっちで何とかして~!」
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