【ストーリー】EPISODE 7-132 従順アシスタント!

| EPISODE ◆ 7-132 従順アシスタント! 深淵の支配者 |
登場人物
セベク、エペル、オルト、グリム、ヴィル、アシスタント?、ルーク、シルバー、ネージュ
テキスト全文
── 美粧の街‐クインズ・フィルム・スタジオ ──
セベク:「しかし、敷地が広いな。グリムとヴィル先輩はどこへ行った?」
???:「ちょっとアンタ!なんでさっきは日傘を持って来なかったのよ。」
エペル:「……ん? この、うなじがヒヤッとする声は……。」
オルト:「撮影スタジオの中から聞こえてくる。行ってみよう。」
エペル:「あ。前に見えるグレーのふわふわって……。」
セベク:「おい、グリム!!! 貴様、勝手な行動は慎めといつも言って……」
セベク:「むがっ!」
グリム:「シーーーーッ!! デケェ声出すんじゃねーんだゾ!」
セベク:「ふがっ?」
ヴィル:「――アタシが5分以上外に出る時は、必ず日傘を持ってくるように言ってあるはずよね。」
アシスタント?:「ご、ごめんなさい。車の中に忘れてきちゃって。」
ヴィル:「信じられない。アンタそれでもアタシのアシスタントなの?」
ヴィル:「まだあるわ。今日の控室、入ってみたらゴミが落ちてた。鏡にも指紋が……」
ヴィル:「どういうつもり?」
アシスタント?:「せ、清掃は頼んでおいたんですけど……。」
ヴィル:「美しいアタシがメイクするための部屋よ。直接アンタが確認しておくのが常識でしょう?」
ヴィル:「この役立たず!!」
アシスタント?:「もっ、申し訳ありません!」
ヴィル:「すぐに掃除用具を取ってきて、床も鏡台もピカピカに磨き上げておきなさい。いいわね!」
アシスタント?:「ハイッ! すぐに!」
アシスタント?:「わっ!?」
ルーク:「おっと!」
アシスタント?:「ごめんなさい、こんなところに人がいるなんて思わなくて……。」
ルーク:「キミは、白雪の君(ロア・ドゥ・ネージュ)!?」
アシスタント?:「えっ? ろあ……?」
ヴィル:「ちょっと。何をごちゃごちゃ騒いで……」
ヴィル:「えっ!?」
ヴィル:「誰、アンタたち!?」
選択肢:
├ [ ただの学生です ]
└ [ ただの一般人です ]
── 分岐:【ただの学生です】 ──
ヴィル:「なんで学生がスタジオの中にまで入ってきてるの?見学の予定なんか聞いてないわよ。」
── 分岐:【ただの一般人です】 ──
ヴィル:「なんで一般人がスタジオの中にまで入ってきてるの?見学の予定なんか聞いてないわよ。」
────
グリム:「ヴィル! よく見てみろよ。オレ様たちになんか見覚えあるだろ?」
ヴィル:「ヤダッ! なにこの汚い野良猫?」
グリム:「ふなっ!? 野良猫!? オレ様たちのこと、わからねーのか!?」
ヴィル:「何を訳のわからないことを……」
ヴィル:「ちょっと!気安く触らないで。服に毛がつくでしょう。」
ヴィル:「シッシッ!」
グリム:「ひ、ひでーんだゾ! オレ様たち、オンボロ寮で一緒に合宿までしたのに……。」
ヴィル:「はぁ……たまにいるのよね。妄想と現実の区別がつかない厄介なファンが。」
ヴィル:「ていうか、アンタたち……いつから立ち聞きしてたわけ?」
シルバー:「あなたがアシスタントに対し、日傘を持ってこなかったのを叱りつけていたところからだ。」
エペル:「ええっ! それ正直に言っちゃうの!?」
ヴィル:「ほぼ最初からじゃない! 信じられない。」
ヴィル:「……はっ!」
ヴィル:「さてはアンタたち、学生に扮したパパラッチね?」
ヴィル:「アタシの美しいイメージに泥を塗ろうっていうんでしょう。そうはいかないわよ。」
ヴィル:「すぐにマネージャーに連絡して出版関係に根回ししておいてもらわないと。」
ヴィル:「アシスタント! 全部アンタが不甲斐ないせいよ。」
ヴィル:「今まで築き上げた美しいアタシのイメージに傷がついたらどうしてくれるの!?」
ネージュ:「も、申し訳ありません!」
ヴィル:「さっさとその藪蚊たちをスタジオの外へ! それから、警備室にすぐに連絡して。」
ネージュ:「ハイ! ただちに!」
ヴィル:「……アンタたち。もし今日ここで見聞きしたことをSNSに書き込んでごらんなさい。」
ヴィル:「ありとあらゆる手を使って、その口に毒林檎をねじ込んでやるわ!」
エペル:「ヒ……ヒィッ!」
ルーク:「も、もちろんさ、ムシュー! 決して他言しないと誓うよ。」
ネージュ:「みなさん! さあ、行きましょう。」
ネージュ:「早く!」
ネージュ:「ああ、猫ちゃん! 暴れないで。スタジオの中にいると怒られちゃうから、外に出ようね。」
グリム:「ふなーっ! オレ様は猫じゃねーんだゾ!」
グリム:「だいたい、オマエ! あんなにけちょんけちょんに言われて腹が立たねーのか!?」
ネージュ:「えっ。腹が立つって……僕が?ヴィル様に?」
セベク:「それ以外に誰がいるのだ。」
シルバー:「俺たちは口を挟める立場ではないが……」
シルバー:「ミスを注意するにしても、少々言い方に問題があるように感じた。」
選択肢:
├ [ 理不尽だと思わないんですか? ]
└ [ どうして言い返さないんですか? ]
── 分岐:【理不尽だと思わないんですか?】 ──
ネージュ:「まさか。理不尽だなんて、ありえないよ。だって、彼の言うことはいつだって全部正しいもの。」
── 分岐:【どうして言い返さないんですか?】 ──
ネージュ:「言い返す? 僕が!?」
ネージュ:「そんなことするわけないよ。」
ネージュ:「だって、彼の言うことはいつだって全部正しいもの。」
────
ネージュ:「彼は世界で一番美しく、誰からも愛されるスーパースター!」
ネージュ:「“ここ”では彼に逆らう人なんて誰もいない。全ては彼の思うがまま。」
ネージュ:「ふふふ……うふふふふ!!」
エペル:「!! ユウサン、離れて。この人、なんか変だ!」
ネージュ:「変? ひどいなぁ、変なんて……」
ネージュ:「僕たちは、とっても素敵な夢を見ているの。だから……」
ネージュ:「邪魔したら、絶対に許さないから。」
セベク:「なにっ! コイツ、『闇』だったのか!?」
シルバー:「来るぞ。構えろ!」
シルバー:「『ドリームフォーム・チェンジ!』」
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