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【ストーリー】EPISODE 7-136 崩落ステージ!

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最終更新者: novira

EPISODE ◆ 7-136

崩落ステージ!
深淵の支配者

登場人物

司会、ヴィル、エペル?、ルーク?、エペル、ルーク、セベク、シルバー、オルト、イデア、『闇』


テキスト全文

── コロシアム‐廊下 ──


司会:「全国から集まった、実力ある学生たち。」

司会:「その歌声は、ダンスは、どんな宝石にも負けない輝きを放っていました。」

司会:「全てのチームに優勝のトロフィーを進呈したいところですが、涙を飲んで発表させていただきます。」

司会:「『ボーカル&ダンスチャンピオンシップ』世界一の栄冠を手にする、優勝校は…………。」

司会:「ナイトレイブンカレッジです!!」

司会:「第1位のナイトレイブンカレッジは、高い歌唱力と技術力で、圧巻のステージを見せてくれました。」

司会:「跪きたくなるような完璧なパフォーマンスは、まさに完全無欠の美しさ(『Absolutely Beautiful』)!」

司会:「世界一、おめでとうございます!」

ヴィル:「ありがとう……みんな、本当にありがとう!」

エペル?:「ヴィルサン、僕……世界一になれて本当に嬉しい!」

ルーク?:「胸を張っておくれ、ヴィル。今この時……私たちは世界で一番美しい!」

エペル・ルーク:「ヴィルサーーーン!!/ヴィルーーーーー!!」

ヴィル:「えっ……これは、どういうこと?」

ヴィル:「エペルとルークが2人いる!?」

ルーク:「思い出しておくれ、ヴィル! これは歪んだ夢だ!」

ヴィル:「歪んだ……夢?」

ヴィル:「うっ!!」

エペル:「僕たち、あの日は世界一になれなかった。」

エペル:「世界一になったのはロイヤルソードアカデミー……ネージュたちだ!」

ヴィル:「ネージュが世界一?そ、そんなはずは……」

ルーク?:「ああ、ヴィル!彼らの言葉に揺らいではいけないよ。」

ルーク?:「ネージュくんたちは、急な腹痛により不運にも『VDC』を欠席した。そうだろう?」

エペル?:「僕たちの努力が報われて、世界一になれた!こんなに嬉しいことはないですよ。ねっ?」

ヴィル:「そ……そう、よね。アタシたちのダンスや歌が、世界一にならないはずがない……。」

ルーク:「ヴィル! 真実から目を背けてはいけない!」

ルーク:「キミの呪いが白雪の君(ロア・ドゥ・ネージュ)を冷たい眠りにつかせることはなかった。」

ルーク:「しかし、一度は罪の果実を手に取ってしまった事実は変わらない。」

ルーク:「今も耳にこびりついているよ。「自分のことが許せない」と叫んだキミの声が。」

ヴィル:「アタシが、許せない……」

ヴィル:「ぐぅっ!?痛っ……、頭がっ!」

ヴィル:「い、今のは、一体……」

ヴィル:「ううっ!」

ルーク:「あの日……深い悔恨の杭が、耐え難い痛みを伴ってキミの胸を穿っただろう。」

ルーク:「だがその痛みを知ったからこそ、キミは“本当の美しさ”とは何かを知ったはずだ。」

ルーク:「そして、キミは嘆きの島で誰にも負けない最高の美しさを、遺憾なく見せつけた!」

ルーク:「どうか思い出しておくれ。」

ルーク:「光も差さない地の底で……」

ルーク:「「今この時、アタシは世界一美しい」と胸を張った、あの日のことを!」

ヴィル:「そうよ、そうだわ……アタシ……アタシは……あの日!」

ヴィル:「この場所で……」

ヴィル:「あ、ああ!」

ヴィル:「ああああああああああああああああああああ!!!」

ヴィル:「アタシ……どうして忘れていたのかしら。」

ヴィル:「アタシが最期に息を止めるその瞬間まで、決して忘れることはないって誓ったのに……。」


選択肢:

├ [ 目が醒めたんですね! ]

└ [ よかった、思い出してくれた……! ]


ヴィル:「アンタたち……またアタシを迎えに来てくれたのね。」

ルーク:「キミが求めるなら、何度でも馳せ参じるとも。」

エペル:「へへっ。だって美しき女王様には、狩人と毒林檎が必要でしょ?」

ヴィル:「!? この揺れは何?」

セベク:「見ろ! 空に大きなヒビが!」

シルバー:「これは……夢の崩壊が始まったのか!?どうして今!?」

オルト:「エペルさんが『深紅の果実(スリープ・キス)』でネージュさんを助けたことで、」

オルト:「この夢でのヴィルさんは『幸せな結末』を迎えられなくなった。」

オルト:「ライバルは復活し、再びヴィルさんは世界一の座から転落することになる。」

オルト:「兄さんの夢と同じだ。このままじゃ、ここはすぐに深淵に呑み込まれる!」

イデア:「オルト! シルバー氏! 今すぐそこから離脱して!」

イデア:「魔法構築式が急速に書き換わり続けてて、こっちからの誘導が間に合わない。」

イデア:「とにかく、はぐれないように全員で固まって『夢の回廊』に退避するんだ。」

シルバー:「了解した! みんな、今すぐ俺のそばに!ここから脱出する!」

ルーク:「わかった!行こう。エペルくん、ヴィル!」

ヴィル:「ええ……」

ヴィル:「きゃっ!!」

エペル:「ヴィルサンが『闇』に捕まった!引っ張り上げないと!」

ルーク:「ヴィル! 私の手を!」

ヴィル:「な、何かが足を掴んでる!離しなさい、このっ……!」

『闇』:「ぐぶぶぶぶ……」

オルト:「エペルさん、ルークさん! 早くこっちへ!」

エペル:「でも、ヴィルサンが!」

イデア:「夢の主なら、もう一度眠りに叩き込まれても、自分で覚醒できる可能性はある。」

イデア:「でも君たちは違う。『異物』である君たちが、崩壊に巻き込まれたらドコに飛ばされるかわからない!」

ルーク:「くっ……! しかし!」

イデア:「ああもう、この問題児どもは!マジで言う事なんも聞かないな!」

イデア:「オルト! あの2人を強制的にヴィル氏から引き剥がして!」

オルト:「了解。恨まないでね、ルークさん、エペルさん!」

ヴィル:「きゃああああああああーーーーーーーー!!!」

ルーク・エペル:「ああっ!」

オルト:「今だ、シルバーさん!」

シルバー:「ああ! ――『同じ夢を見よう(ミート・イン・ア・ドリーム)』!」


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