【ストーリー】EPISODE 7-137 対峙アグリー!

| EPISODE ◆ 7-137 対峙アグリー! 深淵の支配者 |
登場人物
ヴィル、ヴィル?
テキスト全文
ヴィル:「ここは……どこ?」
ヴィル:「誰かいないの? いるなら返事をして!」
ヴィル:「どこまでも、真っ暗……。」
ヴィル:「まるで、宇宙の彼方の暗闇に取り残されたみたい……。」
ヴィル:「!! この声は……。」
ヴィル?:「――“Mira、Mira” 教えてちょうだい。」
ヴィル?:「今この時、最高に美しいのは誰?」
ヴィル?:「……ああ、ああ!!ネージュ、ネージュ、ネージュ……!」
ヴィル?:「どうして? アタシが、アタシこそがこの世で最高に美しいはずなのに……」
ヴィル?:「アタシの努力はなぜ報われないの!」
ヴィル?:「可憐で美しいあの子が妬ましい!」
ヴィル?:「誰か……誰でもいい。アタシこそ世界で最高に美しいと言って……!」
ヴィル?:「あああああああ……!!!」
ヴィル:「あれは……アタシ? なんて醜い姿なの。」
ヴィル?:「醜い? 醜いですって?」
ヴィル?:「アタシが醜くなったのは、アタシのせいじゃない。全部ネージュのせいよ!」
ヴィル:「違うわ。アタシがオーバーブロットしたのは、他の誰でもなくアタシのせい。」
ヴィル?:「綺麗事言うのはやめて!本当は憎くて憎くてしかたがないくせに!」
ヴィル?:「可憐で美しい、みんなに愛されるあの子が憎い! そうでしょう!?」
ヴィル:「ああ……なんてこと。嫉妬と怨嗟にまみれ、美しさのかけらもない。」
ヴィル:「でも、もう目をそらさない。受け入れるわ、この吐き気を催すほど醜い自分を。」
ヴィル:「これが……本当のアタシ。」
ヴィル?:「ふふ、ふふふふ……」
ヴィル?:「あーはっはっはっは!」
ヴィル?:「そうよ! これがアタシよ!」
ヴィル?:「1人だけ崖を登って高みへ行こうったって、そうはいかない。」
ヴィル?:「絶対に逃がさないわ……」
ヴィル:「アタシの姿が……ぼろぼろの老婆に変わっていく!?」
ヴィル?:「アンタはアタシと一緒に、大岩の下で潰れているのがお似合いよ。」
ヴィル?:「骨の髄まで粉々になった、世にも醜い姿のまま……」
ヴィル?:「永遠に!」
ヴィル:「いいでしょう。」
ヴィル:「ならばアタシはそこから高みへ這い上がってみせる。アンタ(醜い欲望)と共に!」
ヴィル:「さあ……世にも醜いアタシの亡霊よ。」
ヴィル:「その心臓をアタシに差し出しなさい!」
< >

