【ストーリー】EPISODE 7-138 凱旋クイーン!

| EPISODE ◆ 7-138 凱旋クイーン! 深淵の支配者 |
登場人物
ヴィル?、ヴィル、プレゼンター、ネージュ、観客A、観客B、観客C
テキスト全文
── コロシアム‐特設ステージ ──
ヴィル?:「ああ、なにをする……」
ヴィル?:「おやめ!おやめったら!」
ヴィル?:「あああああああ~~っ!」
ヴィル:「たとえこの身が大岩の下敷きになり、骨の髄まで粉々になったとしても……」
ヴィル:「アタシは二度と立ち止まらないわ!」
ヴィル:「いいこと? 覚えておきなさい。」
ヴィル:「アタシはいつだって、」
ヴィル:「この世で最高に美しい!」
ヴィル:「ふふふ……ははは! あーーっはっはっはっは!」
プレゼンター:「本年度のダイヤモンドムービー賞、」
プレゼンター:「栄えある『最優秀主演賞』は………」
プレゼンター:「ヴィル・シェーンハイト!」
ヴィル:「アタシが……本当に?」
ネージュ:「おめでとう、ヴィル様!」
プレゼンター:「おめでとう、ヴィル! さあ壇上へ!輝く王冠は君のものだ!」
観客A:「おめでとう! おめでとう!」
観客B:「君の美しさは世界一だ!」
観客C:「最高に美しい!」
ヴィル:「……みんな、祝福してくれてありがとう。」
ヴィル:「お祝いに、アタシのお気に入りの林檎ジュースで乾杯といきましょう!」
ヴィル:「グラスは行き渡ったかしら?では……」
ヴィル:「最高の美しさに!」
最高の美しさに!
ヴィル:「ふ、ふふふ……うふふふふふ!」
ヴィル:「ははは……あーーっはっはっはっは!」
ネージュ:「!? ヴィ……ヴィル様?」
ヴィル:「皆様、甘い毒はいかが?口にあうかしら。」
ネージュ:「えっ、ど……毒!?」
ヴィル:「アンタ、とんだ大根役者ね。悪夢にしたって酷すぎる。」
ヴィル:「本物のネージュの可憐さは、愛らしさは……憎たらしさはそんなもんじゃないわ。」
ヴィル:「芸を磨いて出直していらっしゃい!」
ネージュ:「待って、ヴィル様……ヴィーくんッ!」
ヴィル:「『何も失わず、何も恐れない。」
ヴィル:「輝く王冠は私のためにある』」
ヴィル:「『美しき華の毒(フェアレスト・ワン・オブ・オール)』!」
ヴィル:「『呪いのかかった林檎を口にしたものは、血も凍り……』」
ヴィル:「『二度と目覚めることはないであろう!』」
ネージュ:「あ、ああ……っ!」
ヴィル:「偽りの王冠なんか、誰がかぶるもんですか。」
ヴィル:「今この時、誰がこの世で一番美しいかは――」
ヴィル:「アタシが決めるわ!」
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