【ストーリー】EPISODE 7-139 再編パーティー!

| EPISODE ◆ 7-139 再編パーティー! 深淵の支配者 |
登場人物
ヴィル、オルト、ルーク、エペル、グリム、シルバー、セベク、イデア
テキスト全文
── 美粧の街‐クインズ・パレス ──
ヴィル:「!? なに、いまのは?」
ヴィル:「オルト! みんな!アタシはここよ!」
オルト:「……どうやら、僕たちの助けはもう必要ないみたいだね。」
ルーク:「ああ、ヴィル! 無事でよかった!」
エペル:「おかえりなさい、ヴィルサン!」
ヴィル:「ふっ。アタシはまたアンタたちに、みっともないところを見せちゃったみたいね。」
ヴィル:「ごめんなさい。それから……」
ヴィル:「ありがとう。」
グリム:「今すぐヴィルの夢に戻る~ってジタバタするルークたちを押さえつけるのが大変だったんだゾ。」
シルバー:「そうだな。あと少しで振り切られてはぐれてしまうところだった。」
セベク:「なんなのだ、コイツらは! ポムフィオーレは、美を磨くことに重きを置いた寮のはずだろう。」
セベク:「揃いも揃って体力自慢の肉体派だとは知らなかったぞ!」
選択肢:
├ [ ポムフィオーレはストイックだから…… ]
└ [ ポムフィオーレは体育会系だから…… ]
イデア:「闇の鏡が拙者の魂をインドア派もやし系揃いのイグニハイドに振り分けてくれてよかった……。」
ヴィル:「イデア、アンタがいるってことは、状況はもう把握出来ているんでしょう?」
ヴィル:「一体何が起きているのか、アタシにも説明してちょうだい。」
イデア:「あ、ハイ……じ、じゃあ、とりあえずこの動画を見てもろて……。」
ヴィル:「…………………」
ヴィル:「ひどいわね。」
イデア:「で、でしょ? さすがの拙者もマレウス氏の横暴には怒髪天を衝くってやつですわ。」
ヴィル:「今のコメントは動画のクオリティに関してよ。映画研究会のリーダーとして、黙っていられないわ。」
ヴィル:「わかりやすく要約されていることは評価できるけど、視聴者に訴えかける抑揚と熱量で語りかけるべきよ。」
ヴィル:「オルト。アンタがいたんだから、もう少しなんとかならなかったの?」
オルト:「ヴィルさん。これはこれで兄さんの作家性だから……。」
イデア:「あの、情報以外のところに真剣にコメントするのやめてくれません?」
ヴィル:「それにしても、腹立たしいわね。マレウスには何度か助けてもらった恩はあれど……」
ヴィル:「アタシの幸せを勝手に定義して、あんな夢を見せていたなんて。」
ヴィル:「これは一発お見舞いしてやらなきゃ気が済まない。」
オルト:「そうこなくっちゃ!それじゃあ、これを渡しておくよ。」
オルト:「それは、マレウスさんとの最終決戦……パーティー会場への招待状。必ず出席してね!」
ヴィル:「ふっ……ポムフィオーレ寮長、ヴィル・シェーンハイト。」
ヴィル:「謹んでイグニハイドの招待をお受けしましょう。」
ヴィル:「迎えの馬車がくるのを心待ちにしているわ。」
シルバー:「では……イデア先輩、オルト。次の夢への移動を開始するか?」
イデア:「あ、そ、その前に……。」
イデア:「次の夢に渡る人数を少し絞りたい。」
イデア:「あまり霊素データが大きくなりすぎると、遅延やバグが発生しかねないから。」
オルト:「そうだね。霊素シグナル・トラッキングによる座標指定はまだ安定性が低いβ版。」
オルト:「次の夢に移動してみたら、1人足りない……なんてことになっても困るし。」
ヴィル:「そう……なら、ルーク、エペル。アンタたちは自分の夢に戻りなさい。」
ルーク:「気が合うね、ヴィル。私もちょうどそれを提案しようとしていたところだよ。」
ルーク:「イデアくんに加え、ヴィルが仲間に加わった。2人がいれば、ピンチも裸足で逃げ出すはずさ。」
ルーク:「そして、夢での移動にはシルバーくんのユニーク魔法が必要だ。」
ルーク:「であれば、彼が背中を預けられる同寮のセベクくんも同行するのがいい。」
選択肢:
├ [ なら、自分が残るべきでは? ]
└ [ 魔法が使えない人間が一番お荷物なのでは? ]
エペル:「何言ってるんだか。ユウサンとグリムクンほど学園内のヤバいトラブルに巻き込まれて……」
エペル:「無事に生還してるコンビ、他にいないでしょ。」
ヴィル:「フッ。エペルの言う通りね。」
ヴィル:「クセが強すぎるメンバーが揉めそうな時には、アンタみたいな人間が役に立つこともある。」
ルーク:「そうとも。例えば……円陣を組んで掛け声をかける時などにね!」
グリム:「円陣? なんだソレ?」
ルーク:「ふふふ。その話は無事に夢から醒めたら、ゆっくりと語ろうじゃないか。」
ヴィル:「イデア、話は聞いてたわね?ルークたちをそれぞれの夢まで送り届けてもらえる?」
イデア:「りょ。じ、じゃあ……」
イデア:「とりあえずこの夢から出る瞬間だけ、痕跡をごまかすためにシルバー氏たちと一緒に出て。」
イデア:「そこからはオルトの誘導で、各自の夢(サーバー)に帰還。で……招集あるまでは待機よろしゃす。」
エペル:「うーん。本当はもう少しだけみんなと一緒に冒険したかったけど……。」
エペル:「いざって時に役に立てるように、もっと修行しておくことにするよ。」
エペル:「みんなと次に会う時までには、装備を自力で変えられるようにしておきたいな。」
シルバー:「良い心がけだ。俺たちも見習おう。」
シルバー:「セベクも同じ1年生のエペルに負けないように、鍛錬を怠るなよ。」
セベク:「ふん! 当然だ。」
セベク:「見ていろ、エペル!」
セベク:「装備の変更もユニーク魔法も、貴様よりも素早く正確に成功できるようになってみせるぞ。」
エペル:「ふぅん? 頑張ってね。ま、僕も負けないけど!」
選択肢:
├ [ 良いライバルができたね ]
└ [ ナイトレイブンカレッジ流の“お互い頑張ろう”かな? ]
イデア:「……よし、ヴィル氏のダミーデータの用意完了。」
イデア:「オルト、そっちで出力よろ。」
オルト:「了解!」
ヴィル:「やだ、細部までしっかりと再現されてる。こうして見てみるとアタシって……」
ヴィル:「本当に美しいわね!コーディネートのセンスも非の打ち所がない。」
ヴィル:「総柄のタッキースタイルは一歩間違うと悪趣味に見えるから、」
ヴィル:「プライベートでは避けがちだったんだけど……」
ヴィル:「シックな色味とエンブロイダリーの組み合わせなら、大胆にアウターに取り入れるのも悪くない。」
ヴィル:「学園に戻ったら、挑戦してみようかしら?」
イデア:「出た、理解不能なポムフィオーレ言語。」
イデア:「盛り上がってるところ悪いけど、次の予定が詰まってるんで移動してもらっていいっすか?」
ヴィル:「あら失礼。それじゃあ、出発しましょう。」
シルバー:「では、ヴィル先輩。俺の腕につかまってくれ。」
ヴィル:「夢の移動はシルバーのユニーク魔法で、よね?スマートなエスコートをお願いするわ。」
シルバー:「……」
シルバー:「善処する。」
グリム:「ぐひひ……オイユウ聞いたか?ヴィルのヤツ、あんなコト言ってるぜ。」
グリム:「『夢の回廊』にどんな反応するか楽しみなんだゾ。」
シルバー:「では、これより夢を渡る。」
エペル:「じゃあ、僕たちはここで一度お別れだけど……」
エペル:「ユウサン、みんな!けっぱれ!」
ルーク:「キミたちの旅路に幸運あれ!ボン・ボヤージュ!」
シルバー:「『いつか会った人に、いずれ会う人に……」
シルバー:「同じ夢を見よう(ミート・イン・ア・ドリーム)』!」
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