【ストーリー】EPISODE 7-146 始動アグレッシブ!

| EPISODE ◆ 7-146 始動アグレッシブ! 深淵の支配者 |
登場人物
ヴィル、カリム、イデア、オルト、セベク、シルバー
テキスト全文
── スカラビア寮‐談話室 ──
ヴィル:「アンタ……今はありがたいけど、依頼内容を確認する前に安請け合いするのはやめたほうがいいわよ。」
カリム:「やべっ! 頼まれごとは一旦持ち帰って検討するって答えるようにジャミルに言われてたんだった。」
カリム:「でも今はジャミルもいないし……。ま、なんとかなるだろ!」
カリム:「あっはっは!」
イデア:「え、えー……ではカリム氏。君にはそのジャミル氏を覚醒させるのを手伝っていただきたく……。」
カリム:「ジャミルを、オレが?」
オルト:「うん。」
オルト:「多くの記憶を対象と共有しているヒトのほうが、より覚醒に導きやすいのは間違いない。」
オルト:「今回も良いデータがとれたよ。」
カリム:「いつもはジャミルがオレを起こしに来てくれるから……」
カリム:「オレがアイツを起こしにいくなんて、なんだか新鮮だな。」
カリム:「よし!それじゃあ早速アイツの夢に出発しようぜ!」
イデア:「待って。カ、カリム氏って魔法で装備を変えられる?」
カリム:「装備? ん~、制服と寮服なら多分いけるぜ。慌ててると、後ろ前になっちまうことがあるけど!」
イデア:「じゃ、じゃあとりあえずどっちかに着替えてもらっていい?」
カリム:「えーっ!?」
カリム:「この服、すげー仕立てがよくて着心地がいいし、デザインも派手で気に入ってるんだけどなあ。」
カリム:「なにより、オアシスの名君っぽくて格好いいと思わないか?」
セベク:「貴様、見た目にこだわっている場合か!」
ヴィル:「まあ……次に渡るのはジャミルの夢なわけだし、」
ヴィル:「カリムだったらその格好のままでも大丈夫じゃないかしら。」
ヴィル:「今回は、制服姿のアタシたちのほうが浮いていたくらいだしね。」
イデア:「い、いざ着替えたときに服が後ろ前だと悪目立ちするし……」
イデア:「一応サポートツールインストールしとくよ……。」
イデア:「使い方はシルバー氏とかセベク氏に聞いて。」
カリム:「着替え用の術式を付与してくれたってことか?」
カリム:「おー、助かるぜ。サンキュー、イデア!」
オルト:「『S.T.Y.X.』本部から、カリムさんのダミーデータが送られてきたよ。」
オルト:「早速出力するね。」
カリム:「うお~っ、すげぇ!」
カリム:「オルトが作ったオレの影武者、オレにもどっちが本物か見分けがつかないぜ。」
セベク:「それはどうなのだ……?」
カリム:「これだったら、絶対にマレウスも気づかねーな!」
オルト:「カリム・アルアジームさん。移動する前にこれを渡しておくね。」
カリム:「なんだこれ……招待状?」
オルト:「うん。これはカリムさん専用のマレウスさんとの最終決戦場への招待状。」
カリム:「最終決戦か……」
カリム:「くぅ~~~、熱くなってきたぜ!!」
カリム:「みんなを起こすためにも、マレウスのためにも、絶対に勝とうな!」
おう!!/ええ。
イデア:「き、急にテンションが少年漫画みたいになってきた……!」
イデア:「ナイトレイブンカレッジ1の陽キャパワー、恐るべし……!」
オルト:「それじゃあ、早速次の夢へ移動しよう。」
シルバー:「カリム、俺の腕に掴まってくれ。」
カリム:「おっ、次の夢にはシルバーが運んでくれるのか?」
ヴィル:「こんな顔して、かなり運転が荒いタイプよ。舌を噛まないようにしっかり口を閉じておきなさい。」
ヴィル:「ああもう……仕方がないとはいえ、あれをもう一度体験しなきゃならないなんて……うう……。」
シルバー:「みんな、準備はいいな?」
シルバー:「『いつか会った人に、いずれ会う人に……同じ夢を見よう(ミート・イン・ア・ドリーム)』!」
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