【ストーリー】EPISODE 7-153 衝突ハート!

| EPISODE ◆ 7-153 衝突ハート! 深淵の支配者 |
登場人物
ジャミル、カリム、オルト、ヴィル、セベク、シルバー
テキスト全文
── スカラビア寮‐談話室 ──
ジャミル:「俺がこの学園の支配者だ! ははは……あーっはははははは!!」
カリム:「ジャミルーーーーーーーーーッ!!!」
ジャミル:「ぐはっ!?」
!!??
オルト:「カリムさんが、合図の前に飛び出しちゃった!」
ヴィル:「助走をつけてからの一発……やるじゃない、カリム。」
ジャミル:「な……カリム!? どうしてここに!?」
ジャミル:「お前はこの学園を退学し、病院で療養しているはず!」
カリム:「馬鹿野郎ッ!!!」
ジャミル:「ば……馬鹿!?」
カリム:「大馬鹿だよ!」
カリム:「お前、言ってたじゃないか。誰にも遠慮することなく、正々堂々と実力を出したかったって……」
カリム:「なのに、汚い手を使って他人を陥れようとするなんて……全然正々堂々としてないじゃないか!」
カリム:「お前が欲しかったのは絶対そんな方法で手に入るものじゃないだろ!」
カリム:「今すぐ目を醒ませ、ジャミル!」
ジャミル:「俺が欲しかったもの、だと?」
ジャミル:「……うぐっ!?」
ジャミル:「なんだ、今の映像は……ッ? ううっ……!」
ジャミル:「くそ、好き勝手言いやがって……能天気なお前に、俺の何がわかる!」
カリム:「ぐはっ! ……わ、わかんねぇよ。」
カリム:「“空気を読む”とか“察する”とか、オレがすげー苦手なの、ジャミルが一番わかってるだろ!?」
ジャミル:「がッ! 開き直るな、図々しい!お前のそういうところが、大っっ嫌いなんだ!」
カリム:「言ったな! オレだって……お前の裏表あるところが大っ嫌いだ!」
ジャミル:「その裏表に気づいたのは最近だろうが!」
ジャミル:「この鈍感野郎!」
カリム:「細かいことばっか気にすんじゃねぇよ!この皮肉野郎!」
ジャミル:「間抜け!」
カリム:「嫌味!」
ジャミル:「うすらバカ!」
カリム:「わからずや!」
セベク:「なんだあれは。」
セベク:「まるで子どもの喧嘩だ。」
セベク:「寮生やアズール先輩すらも『闇』なのに呆然としているじゃないか。」
セベク:「だが、これは好機!」
セベク:「カリム先輩に加勢するなら今だ。いくぞシルバー!」
シルバー:「いい、セベク。大丈夫だ。」
セベク:「なんだと?」
シルバー:「……気が済むまでやらせてやろう。」
シルバー:「気持ちのこもった拳は、ときに言葉よりも強く相手に響く。……俺もそうだった。」
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