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【ストーリー】EPISODE 7-154 想起リグレット!

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最終更新者: novira

EPISODE ◆ 7-154

想起リグレット!
深淵の支配者

登場人物

カリム、ジャミル、シルバー、オルト、ヴィル、イデア、グリム


テキスト全文

── スカラビア寮‐談話室 ──


カリム:「いってぇ! 畜生、本気でやりやがったな!頭がくらくらしてきたぜ……ッ!」

ジャミル:「ならいい加減降参したらどうだ。それで、さっさと実家に帰れ!」

カリム:「やなこった! ジャミルこそ、息が上がってるぞ。へへ……」

カリム:「へへへ……あっはっはっは!!」

ジャミル:「!? こんな状況で、何を笑っている?」

カリム:「なあ、ジャミル! 17年一緒にいて、初めてだな。こんなふうにお前と喧嘩するのは!」

ジャミル:「はぁ!? 当たり前だろうが! 現実でお前をボコボコにしたら大問題………………」

ジャミル:「あっ?」

ジャミル:「ぐああッ! あ、ああ! 痛っ……頭がッ!」

ジャミル:「現実で……何を言ってるんだ俺は?」

ジャミル:「う、あがッ……!」

カリム:「そうだ、これは全部夢なんだよ!頼む、思い出してくれジャミル!」

カリム:「本当のお前を!」

ジャミル:「そうだ、俺は……俺は、あの日……お前を!あ、あああ……ッ!」

ジャミル:「うわああああああああああああ!!!!」

ジャミル:「はぁ、はぁ、はぁ…………」

ジャミル:「ふ、はは……あはははっ……そうだった。俺はあの日、お前を追い出すことに失敗した……。」

ジャミル:「あんなに悔しかった失敗を……なんで忘れていられたんだろう。」

カリム:「やったぜ! ジャミルが目を醒ました!」


選択肢:

├ [ ちょっと強引な方法でしたけど…… ]

└ [ 目醒めてくれてよかったです ]


ジャミル:「ふん……あれだけ何発もくらえば目も醒める。」

カリム:「いいパンチだったろ? 初めての取っ組み合いは、オレの勝ちってことだな!」

ジャミル:「は? 不可抗力で中断されただけで、俺は負けてはいないが?」

カリム:「あ~~っ。お前、負けた後に「本気出せてなかった」ってのはズルいだろ!」

カリム:「現実に戻ったら、決着つけようぜ。」

ジャミル:「あの不毛な取っ組み合いのか?絶対にゴメンだね。」

ジャミル:「!? 地震!?」

カリム:「なんだ!? あちこちにデカい亀裂が!」

シルバー:「まずい! 夢の崩壊が始まった。」

カリム:「どういうことだ!?」

オルト:「ジャミルさんの夢にカリムさんが存在していることで……」

オルト:「この夢のジャミルさんは『幸せな結末』が迎えられなくなったんだ。」

ヴィル:「あのまま突き進んでも、ジャミルがハッピーエンドを迎えられたとは思えないけどね。」

イデア:「そこに突っ込んでる場合じゃないから!」

イデア:「この夢はすぐ深淵に飲み込まれる。急いで離脱して。」

シルバー:「みんな、俺のそばに集まってくれ!」

カリム:「行こう、ジャミル!」

カリム:「うわっ!?やばい、床が崩れて……!」

ジャミル:「危ない、カリム!」

カリム:「ジャミル!! そんな、オレをかばって……。」

ジャミル:「くそっ、なんだこれは!?体がどんどん引っ張り込まれる……ッ!」

カリム:「オレの手を離すなよ、ジャミル!絶対引っ張り上げてやるからな!」

ジャミル:「やめろ、離せ! お前まで崩落に巻き込まれる!」

ヴィル:「アンタたち! 早くこっちへ!」

ジャミル:「俺に構うな、カリム! さっさと行け!」

カリム:「嫌だ! ジャミルだけ残していくなんて!」

ジャミル:「たまには素直に俺の言う事を聞け……この、馬鹿!」

カリム:「ぐはっ!!」

グリム:「ふなっ! ジャミルのヤツ、思いっきりカリムを殴りやがった!」

カリム:「あっ!! 手が……」

カリム:「ジャミル~~~~~~~~~~~~~!!!」


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