【ストーリー】EPISODE 7-166 羨望ルック!

| EPISODE ◆ 7-166 羨望ルック! 深淵の支配者 |
登場人物
グリム、オルト、フロイド、ジャミル、シルバー、セベク
テキスト全文
── 夢の回廊 ──
グリム:「ふなっ! 今度は最初から水の中なんだゾ。」
オルト:「よかった。エアドームは問題なく発動しているね。」
フロイド:「あれぇ、海の中だ。ジェイドのことだからぜってー山の上だと思ってたのに。」
ジャミル:「さっきまでいた場所より、かなり暗いな。」
フロイド:「てかさ、クラゲちゃんのユニーク魔法やべーね!」
フロイド:「あれでいろんな人の夢に入っていけるの?いいなー、そのユニーク魔法! うらやましー。」
シルバー:「羨ましい……初めていわれたな。眠っているときにしか使えないかなり限定的な魔法なんだが。」
フロイド:「眠ってるときに使えるからいいんじゃん!寝てる間もずーっと遊べるってことでしょ?」
フロイド:「しかも、自分にはまったく思いつかないような変な世界で。」
フロイド:「それってぜってー楽しいじゃん。」
シルバー:「フロイドらしい視点だな。確かに……お前ならこの魔法を使いこなして、楽しく過ごせそうだ。」
ジャミル:「もしフロイドがその魔法を使えていたら、」
ジャミル:「他人の夢に不法侵入してメチャクチャやって悪夢にするだろうよ。」
ジャミル:「シルバーのような善良な人間が習得してくれて本当に良かったと、俺は心の底から思うぞ。」
セベク:「おい、貴様ら。おしゃべりはそこまでにしろ。」
セベク:「……何か聞こえないか?」
ジャミル:「いや、俺には何も聞こえないが……。」
フロイド:「ん? ちょっと待てよ、ここってまさか……」
グリム:「ふなっ!? なんだ!?」
オルト:「周囲の水温が急上昇中!すみやかな退避を推奨します!」
選択肢:
├ [ 退避ってどこに!? ]
└ [ 華麗なバタ足を今、見せる時! ]
フロイド:「『ドリームフォーム・チェンジ!』」
フロイド:「ボサッとしてんなよ! 行くぞ!」
フロイド:「ふぃー……間一髪。」
シルバー:「助かった。ありがとう、フロイド。」
ジャミル:「君の泳ぎは本当にすごいスピードが出るんだな。驚いたよ。」
セベク:「それより、さっきの爆発は一体なんだったのだ?」
フロイド:「ここ、たぶん北の深海にある海底火山だわ。」
海底火山!?
── 珊瑚の海‐海底火山 ──
グリム:「意味わかんねぇ。海の中に山があんのか?」
フロイド:「うん。でぇ、さっきみたいに突然黒い煙みたいな熱湯を吹き出すんだよ。」
オルト:「黒い煙……海底の熱水噴出孔から鉱物を含んだ黒い熱水を吹き出す、ブラックスモーカーのことだね。」
オルト:「ブラックスモーカーの温度は最高400℃。」
オルト:「しかも、硫黄やメタン、重金属など生物には有害な物質を多く含んでいる。」
フロイド:「そー。噴火は突然だから……」
フロイド:「退路を塞がれて帰れなくなったり、黒い煙を吸い込みすぎて気分悪くなったりする。」
フロイド:「サメが住処にしてる難破船の墓場より、よっぽどあぶねートコ。」
ジャミル:「サメの住処より? 本当にそんな危ないところにジェイドがいるのか?」
シルバー:「夢の主は、夢を渡った地点のすぐそばにいることが多い。ジェイドも近くにいるはずだが……。」
セベク:「突然有毒な熱水が吹き出してくる場所に長居はしたくない。とにかく捜索を開始するぞ。」
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