【ストーリー】EPISODE 7-167 助言タクティクス!

| EPISODE ◆ 7-167 助言タクティクス! 深淵の支配者 |
登場人物
ジャミル、イデア、フロイド、セベク、グリム、シルバー、オルト
テキスト全文
── 珊瑚の海‐海底火山 ──
ジャミル:「イデア先輩、俺たちはこの装備のままで大丈夫なんですか?」
イデア:「エ、エアドームを有毒物質が貫通してくることはないよ。でも……」
イデア:「そのエアドームにあまり強度はない。」
イデア:「さっきみたいな熱水噴出をモロにくらえば破損する可能性がある。」
ジャミル:「わかりました。……これは慎重に進まないといけないな。」
フロイド:「そんなふわふわした風船みたいな玉に入ってないで、みんなも人魚の姿に変身すればよくね?」
フロイド:「ヒレがあれば、水中では身動き取りやすいじゃん。」
イデア:「そ、その、えと……今の姿はあくまで“情報”……」
イデア:「新規で全員分の人魚モデルのボディデータをゼロから構築するのは短時間では無理。」
イデア:「しかもフロイド氏と違って、他のメンバーは人魚姿での活動経験がない。」
イデア:「も、もしデータを用意できても、使いこなせるまでかなりの時間を要する可能性が高いんすわ……。」
フロイド:「ふーん。確かにオレらも2本足に慣れるまで結構訓練したし……逆も同じってことか。」
フロイド:「じゃあ、しょーがないねぇ。」
イデア:「あっ、そ、そこはすんなり納得してくれるカンジ!?」
イデア:「「いいからやれよ、オラッ!」的に詰められるかと……フロイド氏のテンション、本当に読めない。」
セベク:「では、火山の噴火に注意をはらいながら周囲の探索を始めよう。」
フロイド:「りょーかい。んじゃ、まずは……」
フロイド:「目立たないようにしないとねぇ。」
グリム:「フロイド、オメーの身体あちこちピカピカ光ってるんだゾ!?」
フロイド:「暗いところでは光りまぁす。」
選択肢:
├ [ 光ったら逆に目立つような……? ]
└ [ なんだか綺麗ですね ]
── 分岐:【光ったら逆に目立つような……?】 ──
シルバー:「そうだな。敵に居場所を知られてしまう気がするのだが。」
── 分岐:【なんだか綺麗ですね】 ──
オルト:「本当だ。キラキラしててイルミネーションみたい。」
────
フロイド:「小エビちゃんたち、『カウンターイルミネーション』って知ってる?」
グリム:「なんだソレ?なんか必殺技みてーな、かっけぇ名前。」
フロイド:「暗い深海でも、水深1000メートルくらいまでは少しだけ海面からの光が届くんだぁ。」
フロイド:「ほとんどの人魚は水深500メートルより浅いところで暮らしてるから……」
フロイド:「オレたちより深いところで泳いでるヤツらには、自分の影が丸見えになっちゃって、狙われやすい。」
フロイド:「だから日照の少ない暗い海(トコ)で暮らしてる人魚は発光器を持ってて、」
フロイド:「太陽光でキラキラする水面っぽく身体を光らせて、擬態してるわけ。」
フロイド:「それを『カウンターイルミネーション』っていうんだよ。」
ジャミル:「なるほど……海で生きる者ならではだな。陸は自分の下には地面しかないことがほとんどだ。」
ジャミル:「自分の姿を他者が下から見るというシチュエーションに考えが至らなかった。興味深いな。」
シルバー:「一見目立っているようでいて、カモフラージュになっているということか。」
フロイド:「そー。あとは水の中って音が伝わりやすいから、」
フロイド:「声でバレないようにチカチカさせて合図を送り合うときなんかに使ったりもする。」
セベク:「ほう。電信符号にも使えるとは、便利だな。」
フロイド:「あとはぁ……」
フロイド:「暗いところに隠れてる獲物を見つけるためにも使ったりねぇ~アハッ。」
グリム:「うぅ……二度とコイツに海の中で追いかけられたくないんだゾ。」
フロイド:「だから小エビちゃんたちは、オレの上のほう泳いでたほうが影が隠せて安全だよ。」
フロイド:「バクーッ!! ……っていきなり下からサメが出てきたりするからさぁ。」
グリム:「ふぎゃっ! 脅かすんじゃねぇんだゾ!」
フロイド:「アハハハハ!アザラシちゃん超ビビってんの、ウケる。」
フロイド:「ま、突然熱水が吹き出してくる海底火山にたむろってるサメなんかいねーけど。」
フロイド:「つか、ココすげー硫黄臭くて鼻がバカになりそ~。さっさとジェイド見つけて帰ろーよ。」
シルバー:「そうだな。早速探索を始めよう。」
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