【ストーリー】EPISODE 7-173 合流キュリオス!

| EPISODE ◆ 7-173 合流キュリオス! 深淵の支配者 |
登場人物
ジェイド、ジャミル、オルト、イデア、フロイド、セベク、シルバー、グリム
テキスト全文
── 珊瑚の海‐海底火山 ──
ジェイド:「なるほど……実に興味深いお話でした。」
ジェイド:「先ほどの偽物のアズールたちは、僕を夢に引き留めるための存在だったのですね。」
ジェイド:「いつもは僕の趣味に全く興味をもたない2人が、数々の山を共に踏破してくれた……」
ジェイド:「正直、悪くはない夢でした。」
ジャミル:「世界中を旅行してから世界に飽きてしまったフロイドといい、」
ジャミル:「陸の山を全て制覇して海底火山にまで挑んでいた君といい……凄まじい行動力だな。」
オルト:「夢の中と現実では時間の流れが違うとはいえ、思いっきり夢の世界を満喫しているよね。」
イデア:「爆速でゲームを遊び尽くしてエンドコンテンツに辿り着く猛者感がありますが……。」
ジェイド:「そうですねぇ。確かに、悪くない夢だったとは言いましたが……」
ジェイド:「予定調和なハッピーエンドしか迎えられない世界では、」
ジェイド:「興味が尽きるのも時間の問題だったかもしれません。」
フロイド:「予定調和なハッピーエンドに興味はないってのは、オレも同じかな~。」
ジェイド:「ふふふ……順風満帆、あと少しで最高なハッピーエンドを迎えるというところで……」
ジェイド:「急に足元をすくわれて、真っ逆さまに奈落まで滑落する。」
ジェイド:「そういう予測不可能な出来事があるからこそ、人生は楽しいんですよね。」
フロイド:「まさかメンダコちゃんの送別会行って、こんな大事件に巻き込まれるなんて思わなかったぁ。」
ジェイド:「ええ、予想外にも程があります。かなり面白いことになりましたね、フロイド。」
フロイド:「あはっ、本当に。ワクワクするねぇ、ジェイド。」
ジェイド・フロイド:「ふふふ……クスクス……。」
セベク:「おい、貴様ら! へらへらと笑っている暇はないぞ。」
セベク:「こうしている間にも、現実では刻一刻とマレウス様の魔法領域の範囲が広がり続けている。」
セベク:「早く次の仲間を見つけにいかなくては!」
ジェイド:「ええ。一刻も早くマレウスさんを説得し、現実に戻るといたしましょう。」
ジェイド:「微力ながら、僕もお手伝いいたします。」
シルバー:「ありがとう、ジェイド。恩に着る!」
オルト:「それじゃあ、ジェイドさんにはこれを。」
ジェイド:「これは……招待状(コード)ですね。動画に登場したものでしょうか?」
フロイド:「そー。それがウミウシ先輩とバトるためのチケットなんだって。」
オルト:「マレウスさんと戦う準備が整ったら、このリンクコードを使ってみんなを召喚する予定なんだ。」
オルト:「しっかり持っておいてね。」
ジェイド:「確かに拝受いたしました。お呼び出しの時を心待ちにしております。」
ジェイド:「さて……先ほど、セベクくんが「次の仲間を見つけに行く」と仰っていましたが、」
ジェイド:「次の目的地はもうお決まりですか?」
オルト:「次はアズールさんの夢へ向かうつもりだよ。」
ジャミル:「アズールね……。いけ好かない相手ではあるが、奴は腐ってもオクタヴィネルの寮長だ。」
ジャミル:「仲間になれば、大きな戦力となるのは間違いない。」
ジェイド:「アズールの夢ですか。では、陸用の姿になっておいたほうがいいかもしれませんね。」
ジェイド:「事業が大成功し、若くして長者番付に名を連ね……」
ジェイド:「マドルでいっぱいのバスタブに浸かりながら勝利のモクテルを堪能する。」
ジェイド:「きっとそんな夢をみているに違いありません。」
フロイド:「アハハ! ありそぉ~。」
ジェイド:「しかし魔法薬がありませんし、どうやって変身しましょうか……。」
フロイド:「あ、それはねぇ、ホタルイカ先輩がおもしれー呪文を教えてくれるよ。」
ジェイド:「呪文……ですか?」
ジェイド:「『ドリームフォーム・チェンジ!!!』」
ジェイド:「これは……素晴らしい術式ですね、イデアさん。」
イデア:「フ、フロイド氏に引き続き、呪文を叫ぶときに戸惑いも照れもなくて逆にこっちがびっくりしますわ……。」
イデア:「アズール氏を筆頭に、オクタヴィネル寮生はこういう悪ノリは渋りそうな印象あったんだけど……。」
セベク:「き、貴様! もっともらしいことを言っておきながらやはり悪ノリではないか!」
イデア:「ヒヒッ! 悔しいならさっさと自力で装備変更くらいできるようになりなよ。」
イデア:「弱者に文句を垂れる資格はない。それがナイトレイブンカレッジ流ですからなぁ! デュフフッ!」
ジェイド:「確かに、アズールはこの呪文を唱えるのを嫌がるかもしれません。」
フロイド:「アズールってぇ、自分のことを落ち着きがあってクール系の二枚目タイプだと思ってるもんね。」
ジェイド:「ププッ……彼がこの呪文を唱える姿を見るのが非常に楽しみです。」
シルバー:「よし。これで装備が整ったな。そろそろいけるか、オルト?」
オルト:「……ジェイドさんのダミーデータを、本部からDL(ダウンロード)完了。ホログラムを出力するよ。」
ジェイド:「ほう……これはこれは。自分の姿を客観的に眺めるというのは不思議な気分です。」
グリム:「あっ! ジェイドのダミーがすげー勢いで泳いでいっちまったんだゾ。」
ジェイド:「きっと次の海底火山を目指して旅立ったのではないでしょうか。」
ジェイド:「この夢での冒険は彼に任せ、僕たちはアズールの夢に移動することといたしましょう。」
シルバー:「ではみんな、俺にしっかり掴まってくれ。」
グリム:「ううっ、セベクとウツボ2人がデッケェから、おしくらまんじゅうみてぇにミチミチなんだゾ~。」
フロイド:「アザラシちゃんこそ小さいわりに幅があるじゃん。」
フロイド:「オレがギュッてして、コンパクトにしてあげよっか?」
グリム:「ふなっ! ソレはやめるんだゾ!早く出発してくれ、シルバー!」
シルバー:「わかった。……いくぞ!」
シルバー:「『いつか会った人に、いずれ会う人に……同じ夢を見よう(ミート・イン・ア・ドリーム)』!」
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