【ストーリー】EPISODE 7-186 粗暴ディスカッション!

| EPISODE ◆ 7-186 粗暴ディスカッション! 深淵の支配者 |
登場人物
ジェイド?、ジェイド、グリム、シルバー、セベク、ジャミル、フロイド、イデア、オルト
テキスト全文
── 学園裏の森 ──
ジェイド?:「くっ……さすがにこの人数が相手では分が悪い。一度撤退して……」
ジェイド:「今です、シルバーさん、セベクくん!」
ジェイド:「あちらの僕を羽交い締めにしてください!」
ガシッ!
ジェイド?:「なにを……!? うっ!」
ジェイド:「ふふふ……あなたも“僕”なら、今から僕が何をしようとしているかわかるでしょう?」
ジェイド?:「ま、まさか……僕にユニーク魔法を使うつもりじゃ?」
ジェイド?:「やめてください、一体何を聞き出すつもりです!?」
ジェイド:「さあ、僕の左目を見て。」
ジェイド?:「やめなさい、ぐっ、うう……!無理やり目をこじ開けるなんて……っ!」
ジェイド:「『そんなに怖がらないで、力になりたいんです』」
ジェイド:「『かじりとる歯(ショック・ザ・ハート)』」
ジェイド:「あなたは、僕の質問に嘘のない言葉で答えなくてはなりません。」
ジェイド:「アズールの契約書はどこに隠してあるんです?」
ジェイド?:「アズールの、部屋の……、ベッドの下のアタッシュケース、に……」
ジェイド:「ありがとうございます。あなたの役目はこれで終了です。」
ジェイド:「お疲れ様でした。」
ジェイド?:「ごふっ……!」
グリム:「じ、自分に対して容赦がなさすぎるんだゾ……。」
ジェイド:「僕のユニーク魔法は相手の精神状況によっても効き目が変わってきますから。」
ジェイド:「なるだけ追い詰めて、思考能力を奪ってから使わないといけません。」
ジェイド:「決して、いじめるのが楽しいというわけではないんですよ。ふふふ……。」
ジェイド:「契約書の在処が無事に聞き出せてよかった。」
ジェイド:「さあ皆さん、大詰めですよ。」
── オクタヴィネル寮‐アズールの部屋 ──
シルバー:「夢の中とはいえ、主人が居ないのに勝手に部屋に入るのは悪い気がするな……。」
セベク:「そんなことを気にしている場合か。これも全てはマレウス様とリリア様のため!」
ジャミル:「どうだ? 契約書はあったか?」
ジェイド:「……ありました。これですね。」
グリム:「うわぁ、でっけぇ銀色の箱。」
フロイド:「金庫にあった500枚以上の契約書。全部持ち出したら、そりゃケースもデカくなるよね。」
ジェイド:「さて、契約書は手に入れられましたが…… このアタッシュ、頑丈な鍵がついています。」
フロイド:「そりゃそうか。その鍵、ぶっ壊せねえの?」
ジェイド:「物理的な頑丈さに加えて、このアタッシュ自体を強化しつつ封印する魔法がかかっているようだ。」
フロイド:「げー。アズールって、味方だったら頼りになると思うこと多いけど、敵になるとマジでめんどくせぇ~。」
ジェイド:「イデアさん、先程のようにサクッと解除できませんか?」
イデア:「ひ、人のこと斥候(スカウト)ジョブみたいに便利に使わないでもろて……。」
イデア:「こ、これはさっきの扉と違って構築式(ソースコード)が割れてるマレウス氏の魔法由来のものじゃなく……」
イデア:「アズール氏が自ら施した魔法じゃん。雑にいじったら、術者に即バレるよ。」
オルト:「僕がビームでアタッシュごと中身を焼いちゃうのは?」
イデア:「タ、タイムタイム! かかってる魔法がどんなものかわかってないのに、それはヤバい。」
イデア:「何かの拍子に周囲を巻き込んでドカン!……っていう可能性もあるんだから。」
オルト:「じゃあ、みんなには離れててもらって僕1人でなら……」
シルバー:「待て。オルトの誘導がなければ、俺たちは正確に夢を渡ることは不可能……」
シルバー:「お前を失った時点で、この作戦は失敗に終わる。」
シルバー:「第一、お前だけを危険に晒すような真似はしたくない。」
セベク:「ぐぬぬ……せっかく契約書を手に入れたのに、八方塞がりではないか!」
フロイド:「じゃーさぁ、アズール本人に開けてもらえば?」
は?
ジャミル:「開けてくれと頼んで、「はい、わかりました」と言うわけがないだろう。」
フロイド:「そーじゃなくってぇ………」
ごにょごにょ……
ジャミル:「……それ、本当に上手くいくのか?」
シルバー:「だが、今はフロイドの作戦に賭けてみるしかないだろう。」
セベク:「ああ。そして僕たちに迷っている暇はない!」
フロイド:「そんな心配しなくても上手くやるってぇ。なんか、今日はイケる気がすんだよね。」
ジェイド:「ふふ。その言葉、信じていますよ。」
ジェイド:「では……参りましょうか。」
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