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【ストーリー】EPISODE 7-187 実行ストラテジー!

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最終更新者: novira

EPISODE ◆ 7-187

実行ストラテジー!
深淵の支配者

登場人物

ジェイド、フロイド、アズール、生徒A、B、グリム、オルト、ジャミル、イデア、セベク、シルバー


テキスト全文

── モストロ・ラウンジ ──


ジェイド:「ただいま戻りました。」

フロイド:「ただいまぁ~。」

アズール:「ようやく戻ってきましたか。首尾はどう……」

アズール:「なっ!?」

アズール:「ジェイド、お前が持っている大きなアタッシュケースは……僕が集めた契約書が入ったものでは?」

ジェイド:「ええ、そうです。金庫からベッドの下に移し替えたんですね。」

アズール:「どうして勝手に持ち出したり……」

アズール:「はっ、まさか!誰かに隠し場所がバレたんですか?」

ジェイド:「実はそうなんです。あなたの契約書を狙う不届き者がおりまして。」

アズール:「なんだって? くそっ!特注の金庫はまだ届かないのか?」

アズール:「今度は手癖の悪いハイエナに狙われても安全な、最新の網膜認証のものにしたんです。」

アズール:「あれさえ届けば、僕の契約書は誰にも傷つけることはできない!」

ジェイド:「それはそれは……随分と大掛かりな金庫を用意しているんですねぇ。」

ジェイド:「それが届く前に、手を打ててよかった。」

アズール:「は?何をわけのわからないことを言っているんです。」

アズール:「さ、そのアタッシュケースをこちらに渡しなさい。また別の場所に隠しておかなくては。」

ジェイド・フロイド:「………………。」

アズール:「おい、聞こえなかったのか? それを早く僕に……。」

ジェイド:「アズール。あなたは本当に忘れてしまったんですか?」

ジェイド:「現実ではとっくのとうに、契約書(こんなもの)は失ってしまったというのに。」

アズール:「現実? 失った? 何を言っているんです。」

アズール:「僕は何も失ってなんかない。全てを手に入れたんだ!お前たちもそばで見ていただろう!?」

ジェイド・フロイド:「…………。」

アズール:「なんだ、その目は?」

アズール:「いいか、最早この学園には僕に逆らう奴は誰もいない。学園長ですらも僕の言いなりだ!」

アズール:「この学園に属するものは、みんなこの僕にひれ伏している!」

アズール:「そんな僕に逆らえば、どうなるかわかっているんだろうな。」

ジェイド:「ああ……アズール。これ以上僕たちをがっかりさせないで。」

アズール:「がっかりだって? がっかりしたのは僕のほうだ!」

アズール:「僕の命令を聞けない無能な部下はいらない。しばらくそこで氷漬けになって反省しろ!」

アズール:「氷よ!」

フロイド:「『いいトコだけど、邪魔しちゃおうかな?』」

フロイド:「『巻きつく尾(バインド・ザ・ハート)』!」


バキィン!


アズール:「なにっ!?」

ジェイド:「おや、アズールの本気の一撃を逸らすだなんて。“本当に”今日は絶好調のようですね、フロイド。」

フロイド:「え~? アズールの魔法くらい、絶好調じゃなくても余裕で逸らせるけど? ギャハハハ!」

アズール:「お前たちも……僕を裏切るのか?」

フロイド:「裏切ってんのは、そっちじゃん。ぜーんぶ忘れといて、偉そうに。」

フロイド:「こんな偽物の世界でふんぞり返って満足してるなんて、つまんねー姿見せんなよ。」

アズール:「ふ……ふふふ。」

アズール:「ははははは!」

アズール:「いいだろう。お前たちとの縁もここまでだ。」

アズール:「来い、僕のイソギンチャクども!アイツらをぶちのめせ!」

生徒A・B:「はい……アズール様。」


── オクタヴィネル寮‐廊下 ──


グリム:「やべえ!」

グリム:「アズールがイソギンチャクにしたヤツらがいっぱい出てきて、ジェイドたちが囲まれちまったんだゾ。」

オルト:「いくらなんでも煽りすぎちゃった?」

オルト:「……あっ!」

オルト:「見て、エースさんやデュースさんがいる!」

ジャミル:「それだけじゃない。リドル、レオナ先輩……って、おい! カリムもいるじゃないか!」

ジャミル:「アズールと契約させるだなんて、この夢にいる俺は何をやっているんだ!?」

イデア:「え、待って……? 拙者もいるじゃん!」

イデア:「拙者とて、絶対にアズール氏と契約なんかしませんぞ!! 解釈違いすぎる!」

セベク:「お前ら、そんなことに文句を言っている場合か!」

シルバー:「すぐにジェイドたちに加勢しよう!」


ああ!/はい!/おう!


シルバー:「ジェイド、フロイド!加勢する。背後は任せろ!」

ジェイド:「ありがとうございます、皆さん。」

フロイド:「あはっ。じゃあ、みんなで一緒に暴れちゃおっかぁ。」

フロイド:「小エビちゃん、このアタッシュケース持っててぇ。」


選択肢:

├ [ 任せてください! ]

└ [ やっちゃってください! ]


フロイド:「ヒャハハハ! やっちゃおうぜ、ジェイド!」

ジェイド:「ふふ。フロイドが楽しそうで何よりです。」

アズール:「この僕に逆らうとは……」

アズール:「なんて不幸せで、哀れな人たちなんでしょう!」


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