【ストーリー】EPISODE 7-194 花形ブライト!

| EPISODE ◆ 7-194 花形ブライト! 深淵の支配者 |
登場人物
アズール、シルバー、セベク、イデア、オルト、ジャック、グリム
テキスト全文
── 正門 ──
アズール:「あなたたちが出場した馬術大会の動画がネットニュースに掲載された際……」
アズール:「短く切り抜かれた動画がマジカメで拡散されたことがあるんですよ。」
アズール:「「まるで王子様のようだ」とね。」
シルバー:「……知らなかった。知っていたか、セベク?」
セベク:「知らん!」
セベク:「マジカメは連絡手段にしか使っていないし、人間どもが投稿するくだらん動画や写真に興味はない。」
シルバー:「そうか……だが、みんなが「王子様だ」と話題にする気持ちは理解できるな。なにせ……」
シルバー:「俺が大会の時に騎乗しているサムソンは、とても美しい白馬だ。」
シルバー:「障害物に臆さない勇敢さもある。王子様と言われるのも納得だ。」
セベク:「むっ。それは聞き捨てならん! サムソン号が王子であれば、僕の愛馬テンペスト号だってそうだ。」
セベク:「馬は生来気分屋が多いと言われるが、テンペスト号は風格抜群でありながらも恭順!」
セベク:「馬術に適した名馬だぞ!」
セベク:「アイツこそが、馬の王子様と呼ばれるに相応しい!!!」
アズール:「いえ、王子様と呼ばれていたのは馬ではなく騎乗していたあなたがたなんですが……。」
イデア:「くぁ~~ッ。ヤツらの天然ボケじみた無自覚さ、実に腹が立ちますな。」
イデア:「さすがは運動部の花形選手サマ。ちやほやされることに無頓着でいらっしゃる!」
イデア:「ボドゲ部の大会といえば、屋内で机を囲み、歓声も応援もない地味な試合。」
イデア:「プレイヤーは全員ほぼ無言。」
イデア:「喋ったとしても対戦相手に作戦が漏れないよう、耳打ちでコソコソ話……。」
イデア:「そんな陰キャ集団が、「王子様」と呼ばれる機会なんて一生あるわけがない。はい解散解散~。」
オルト:「もー、兄さん。どうしてそんなに運動部に対してコンプレックスが激しいの?」
オルト:「ボドゲ部だって大会では良い成績を残すじゃない。ローカル紙に取り上げられたことだってあるし!」
オルト:「記念撮影の時、兄さんはフードのドローコードをめいっぱい絞って顔まで全部隠してたけど……。」
選択肢:
├ [ 隠れようとして逆に目立ってる気が…… ]
└ [ それが王子様と呼ばれない原因なのでは……? ]
ジャック:「チッ……授業が長引いちまった。急がねえと練習に遅れちまう!」
ジャック:「オイあんたら、横に広がって道を塞いでんじゃねぇ。邪魔だ!」
!!!
アズール:「なんですか?ジャックさんの周りに飛んでいた、白く光る鳥は。」
シルバー:「あいつがこの夢の主だという目印だ。すぐに追いかけよう!」
── コロシアム ──
セベク:「ジャックはコロシアムに入っていったようだ。部活動かもしれないな。」
オルト:「ジャック・ハウルさんの所属は、主にグラウンドを利用している陸上部のはずだけど……」
オルト:「今日は場所を変えて、特別な練習でもするつもりなのかな?」
グリム:「アイツ、たまに昼メシを一緒に食う時は、」
グリム:「デュースと「もっと速く走りてぇ」とか「今はナントカ筋(キン)を鍛えてる」って話ばっかしてるし……」
グリム:「メチャクチャ足が速くなってる夢だったりして。にゃははっ!」
オルト:「後を追ってみよう。」
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