【ストーリー】EPISODE 7-195 颯爽アスリート!

| EPISODE ◆ 7-195 颯爽アスリート! 深淵の支配者 |
登場人物
サバナクロー寮生A、サバナクロー寮生B、シルバー、アズール、レオナ?、ラギー?、イデア、グリム、セベク、オルト
テキスト全文
── コロシアム‐フィールド ──
サバナクロー寮生A:「バックス! 下がれ! 食い止めろ!」
サバナクロー寮生B:「フォワード反応遅いぞ! サポート!!」
シルバー:「どうやら、マジフト部が練習をしているようだな。もしや、転部している夢……?」
アズール:「いえ、彼らをよく見てください。運動着が全員サバナクローのものだ。」
アズール:「そして今の季節は秋。ということは、おそらく……。」
???:「サバナクロー、全員集合!」
うっす!!
レオナ?:「ちんたらすんじゃねぇ!来週に迫った寮対抗マジフト大会……」
レオナ?:「本番の舞台であるコロシアムで、練習できる回数は限られてる。1分1秒無駄にするな!」
うっす!!
ラギー?:「レオナさん。ここに立つと嫌でも思い出しちまいますねぇ……去年のマジフト大会のこと。」
レオナ?:「ああ……俺たちサバナクローは、マレウス率いるディアソムニアに初戦で敗退。」
レオナ?:「あの日の悔しさは忘れられない。だが……」
レオナ?:「今の俺たちは、あの時とは違う。」
レオナ?:「1年かけて牙を研ぎ……ついに竜の首に飛びかかる“準備”はできた。そうだろう?」
ワアアアア……!
レオナ?:「これは一生に一度のチャンスだ。世界をひっくり返すためのな。」
レオナ?:「奴らを出し抜くために磨き上げた技術力(テクニック)!」
レオナ?:「何度ディスクを奪われようと食らいついていく体力(パワー)!」
レオナ?:「獲物を確実に追い詰めるための結束力(チームワーク)!」
レオナ?:「そして……胸に燃える野心(ハート)!」
レオナ?:「見せてやろうぜ、俺たちサバナクローの不屈の精神を!」
ウオオオオ~~~~~!!!
レオナ?:「テメェら、俺についてこい!次の王はこの俺だ!」
ラギー?:「いいぞー! レオナさん!王様バンザーイ!」
王様バンザイ! 王様バンザイ!
レオナ?:「フッ、どいつもこいつも気合は十分みてぇだな。今日は限界までしごいてやる。」
レオナ?:「準備をしておけ!」
レオナ?:「サバナクロー、ファイッ!」
オオォーーーーーーッ!!!
── コロシアム‐客席 ──
イデア:「知らん人がおる~~~~~~~~ッ!!!」
イデア:「スポ根漫画に出てくるタイプのレオナ・キングスカラ~じゃん……タ、タスケテ~ッ! 怖いよ~ッ!」
アズール:「マレウスさんのユニーク魔法の恐ろしさを、真の意味で理解出来た気がします。」
グリム:「オレ様、怖くて泣きそうになっちまったんだゾ……。」
セベク:「えぇい取り乱すな、軟弱者ども!」
セベク:「あの程度の変化は、これまでの夢の中でもいくらでもあっただろうが。」
グリム:「うぅっ、あのレオナを見てると背中の毛がぞわぞわする。早くジャックを目醒めさせるんだゾ!」
シルバー:「彼らの話から推測するに、ジャックは寮対抗マジフト大会直前の夢を見ているようだ。」
アズール:「ええ。そして彼らは前年の敗北をバネに厳しい鍛錬を重ね、」
アズール:「真っ向からディアソムニアに挑もうとしているご様子。」
アズール:「……現実とは違ってね。」
グリム:「悪巧みなんか全然してなさそうなんだゾ。」
セベク:「ぐぬぬ……サバナクローめ。あの卑劣極まりない事件のことを思い出すたび、腹が立つ!」
セベク:「選手候補を負傷させるだけでは飽き足らず人間どもを暴走させ、」
セベク:「マレウス様を押しつぶそうとするなど……」
セベク:「なんたる不敬! 実に許しがたい!」
アズール:「ええ、スポーツマンシップの欠片もない行為でしたね。」
アズール:「マジフト大会運営委員長を務めていた僕も、レオナさんの企みを知ったときには衝撃を受けましたよ。」
アズール:「非常に遺憾でした。」
アズール:「来場者に怪我がなくて本当によかった!」
シルバー:「あの事件……サバナクローの企みを内部告発したのは、ジャックだったと聞いている。」
グリム:「アイツに情報を吐かせるのは苦労したんだゾ。」
グリム:「男のナントカとか、ケジメとか、メンドクセーことばっか言ってよぉ。」
アズール:「ジャックさんの葛藤は理解できます。」
アズール:「いくら転寮制度があるとはいえ、味方を売ったとなれば報復は免れない。」
オルト:「そうだね……サバナクロー寮が起こした傷害事件が、」
オルト:「ジャックさんに大きな心理的負担をもたらしたのは間違いなさそうだ。」
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