【ストーリー】EPISODE 7-212 密集トランスファー!

| EPISODE ◆ 7-212 密集トランスファー! 深淵の支配者 |
登場人物
ラギー、ジャック、シルバー、グリム、セベク、アズール、オルト、イデア、住人A、住人B、住人C
テキスト全文
── 夢の回廊 ──
ラギー:「……ん? もう終わり?」
ラギー:「なぁんだ。小型バスの運転手のおっちゃんより、全然お上品な運転じゃないッスか!」
ジャック:「あの噴水は……ラギー先輩の夢と同じで、夕焼けの草原の王都みたいだな。」
ラギー:「ま、レオナさんとオレは地元が一緒ッスからねぇ。」
── 夕焼けの草原‐暁光の都 ──
ラギー:「暮らしぶりは天と地ほどの差があるけど。シシシッ!」
シルバー:「ラギーは初めての夢渡りだったが……全く問題はなさそうだな。」
ラギー:「ちょっとちょっとー。誰にものを言ってんスか、シルバーくん。」
ラギー:「これでも一応マジフト部のレギュラーッスよ。」
ラギー:「こんくらいの揺れや回転は全然平気。むしろ物足りないくらいッスわ。シシシッ!」
ジャック:「ラギー先輩は『ディスク泥棒(シーフ)』の異名を持つバックス。」
ジャック:「トリッキーな飛行は誰よりも得意なんだ。ナメてもらっちゃ困るぜ!」
グリム:「なんでジャックが偉そうにしてんだゾ……。」
セベク:「おい、アズール先輩!貴様、遠慮がなさすぎるぞ。」
セベク:「あまりに強い力で腕が外れてしまうかと思ったではないか!」
アズール:「人数が増えてきて、掴まる場所が限られていたんです。仕方ないでしょう。」
アズール:「それとも振り落とされて、はぐれてしまってもいいっていうんですか!?」
アズール:「うぅっ……急に動いたら目が回る。気分が悪い……。」
オルト:「アズールさん、大丈夫?構成霊素に少し乱れが出てきてる。」
イデア:「なんというか『闇』との戦闘よりもマジフトの試合と熱帯地域の気候でHPが削られてる感じがしますな。」
オルト:「なら冷たい飲み物と休憩でダメージの回復を図ろう。」
ラギー:「おやまあ、オクタヴィネル寮生は随分ヤワでいらっしゃる。」
ラギー:「しゃーないッスねぇ。」
ラギー:「土地勘あるのオレだけだし、そこいらの店でボトルの水かお茶を仕入れてきてやりますよ。」
ジャック:「ラギー先輩、俺も荷物持ちについて行きます。」
ラギー:「お、荷物持ちがいてくれるなら屋台の安いカップのヤツでも……」
ラギー:「ん?」
ラギー:「あれぇ? ここいらは王都の中でも一番人通りが多くて活気がある地区なんスけど……。」
ジャック:「ラギー先輩の夢で見たときよりも、なんつーか……車や人通りも少なくて静かですね。」
ラギー:「屋台も全然ねぇや。飲み物を売ってる商店もシャッターが下りてるし……」
ラギー:「そのへんの人に話きいてみましょーか。」
ラギー:「あのぉー、お姉さん。ちょっといいッスか?」
住人A:「なんですか?」
住人A:「……ひっ! ハイエナ!?」
住人B:「なにっ、ハイエナだって!?」
住人C:「こ、ここに食べ物はもう何もないよ!帰ってくれ!」
ジャック:「ラギー先輩……。」
ラギー:「待ってよ、オレなんも悪いことして……ないわけじゃないけど、」
ラギー:「少なくともあんなに怯えられるようなことはマジでしてねぇッス!」
選択肢:
├ [ 人っ子一人いなくなってしまった…… ]
└ [ みんな家の中に入って鍵を締めてしまった…… ]
セベク:「人間どものおかしな様子もそうだが……」
セベク:「ジャックの言うようにラギー先輩の夢よりも明らかに都が寂れた様子なのがより気になる。」
セベク:「若様の見せる夢は、幸せな夢であるはずだ。それなのに、何故都が寂れている?」
イデア:「それ、拙者も気になってたポイント。他に気になることもあるし、少し調べてみるよ。」
イデア:「オルト、あとは任せた。」
オルト:「了解。それじゃあまずは、王宮に向かってみよう。」
オルト:「レオナ・キングスカラーさんは夕焼けの草原の第二王子。王宮にいる可能性が非常に高いからね。」
シルバー:「ああ、そうしよう。アズール、歩けるか?」
アズール:「ええ、問題ありません。少し休んだらかなり楽になりました。」
シルバー:「ここからは街中の移動になる。全員制服に着替えておいたほうが良さそうだ。」
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