【ストーリー】EPISODE 7-253 窮地ステイト!

| EPISODE ◆ 7-253 窮地ステイト! 深淵の支配者 |
登場人物
グリム、デュース、シルバー、オルト、レオナ、セベク、イデア、リドル?、エース、ケイト、トレイ?、ケイト?、デュース?
テキスト全文
── 南国リゾート‐ジャングル ──
グリム:「ああっ! ケイトが『闇』に囲まれちまった!」
デュース:「助けに入るか?いや、でも……」
グリム:「あ! シルバーたちが来たんだゾ!」
シルバー:「ケイト先輩とエースは無事か!?」
オルト:「『闇』が正体を現したんだね。よし、すぐに助けに……」
レオナ:「いらねぇだろ。ケイトが「手出し無用だ」って言ったんだ。」
セベク:「だが、すっかり『闇』どもに退路を絶たれてしまっているではないか!」
デュース:「ダイヤモンド先輩は、僕たちの言葉より……」
デュース:「『闇』のありえない言葉のほうがエースを目醒めさせられるんじゃないかって言ってたんだ。」
レオナ:「は! 甘言を吐く『闇』を逆に利用してやろうって?」
イデア:「ヒィ……そうやって管理者(マレウス氏)を刺激するような真似は控えていただきたいのですが!?」
デュース:「……って、シュラウド先輩がこの作戦を止めてくることも、予想してました。」
レオナ:「ククッ! なるほどな。なら、なおさら俺たちは手出し無用だろ。」
レオナ:「ハーツラビュルのナンバー3のお手並み拝見といこうじゃねぇか。」
── 南国リゾート‐滝 ──
リドル?:「ケイトの偽物め……よくもウチの寮生を傷つけてくれたね!」
リドル?:「その首をはねてやるから、覚悟をおし!」
エース:「…………。」
ケイト:「うんうん、そーだよね。リドルくんとトレイくんは寮生を絶対に守ってくれる。」
トレイ?:「何を当たり前のことを。」
トレイ?:「ああ、可哀想にな……エース。せっかくバカンスを楽しんでいたのに。」
リドル?:「まったくだ! ボクらのバカンスを邪魔するなんて、重罪に値する!」
リドル?:「いいかい? あんな偽物の言葉に耳を貸してはいけないよ、エース。」
リドル?:「返事は?」
エース:「はい、寮長……。」
ケイト?:「それでいいんだよ、エースちゃん。」
ケイト?:「オレたちと一緒にいれば、辛い思いも怖い思いもしなくて済む。」
デュース?:「なにも苦労しなくていいし、解決しない問題もない。」
デュース?:「毎日が誕生日みたいに、面白おかしく暮らせるんだ。最高だろ?」
エース:「そーね……毎日が、誕生日みたいに……。」
オルト:「エースさんが『闇』に呑まれかかってる!」
シルバー:「まずいな。このままでは、エースだけでなくケイト先輩まで『闇』に呑まれてしまうかもしれない。」
シルバー:「助けに入ろう!」
レオナ:「待て。まだだ!」
セベク:「もういいだろう、レオナ先輩!このままでは……!」
ケイト:「うわー。見た目も言ってることも、全部グロッ!」
ケイト:「ねぇ、エースちゃん。ハーツラビュルのみんなって、ホントにそんなこと言う?」
エース:「………」
エース:「言わ、ない。」
エース:「言わないよ。言わないけどさ……!」
エース:「でもこれが夢だって認めたら、マレウス・ドラコニアと戦わないといけないんだろ!?」
エース:「オレは普通の高校生だし、魔法だって並中の並。」
エース:「ユニーク魔法だって、まだ使えねーし!」
エース:「オレは危ないことなんかしたくないし、命かけるとかホント無理。」
エース:「なんでみんな、サラッと“あの”マレウス・ドラコニアに立ち向かう決意とかできるの?」
エース:「ぜんっぜん理解できねぇ!!」
トレイ?:「うんうん、わかるぞ。よく言った、エース。それでいい。」
ケイト?:「要領よく、何事も程々に。それが一番だよね♪」
デュース?:「勝算もなく突っ走るのは、クールじゃない。僕もお前を見習わなきゃな。」
リドル?:「ああ、お前は本当に賢い子だね……エース。」
ケイト:「……ふーん。そっか。エースちゃんはそれでいいんだ?」
セベク:「ああっ!どんどん『闇』に引き込まれていってしまうぞ!」
グリム:「エースのヤツ、どうしちまったんだ?あんな弱気、アイツらしくねぇんだゾ。」
選択肢:
├ [ 確かに、らしくないね ]
└ [ もしかしたら、いつも心の中では…… ]
シルバー:「きっと、思考が『闇』に引っ張られてしまっているんだ。」
イデア:「……そ、そお? エース氏の今の思考って、要領いいタイプは高確率で陥るヤツじゃない?」
デュース:「え……そう、なんですか?」
イデア:「き、基本的に魔法士なんてのは自分が一番、プライド標高8000mみたいなヤツらばっかでしょ。」
イデア:「特に闇の鏡に選ばれたうちの学園の生徒はそれが顕著。」
レオナ:「『魂の資質』の定義はハッキリしねぇが、実際闇の鏡が選ぶ魔法士の卵は粒ぞろいだ。」
レオナ:「名声か醜聞かはさておき、歴史に爪痕を残す卒業生も多い。」
レオナ:「だから学園に入学すると、賢い立ち回りが出来るヤツほど早く“それ”に気づいちまう。」
レオナ:「上には上がいて、その壁はとてつもなく高い。」
レオナ:「その中で、どれだけ自分が“大したことない存在なのか”を。」
セベク・デュース:「……!」
レオナ:「自分の限界に気づいたとき、そこで立ち止まる。傷つかずに済む、最も安全なルートだ。」
レオナ:「ツンツン頭がその道を選ぶなら、それでいいじゃねーか。」
レオナ:「敵前で怖気づくようなヤツは、仲間の命も危険に晒す。『闇』と一緒に夢に耽らせておくほうがいい。」
イデア:「え……レ、レオナ氏、もしかして自分の話してます……?」
イデア:「アッ、ちょ、やめて! 図星つかれたからってタブレット折ろうとしないで! アーッ!」
デュース:「エース……!」
< >

