【ストーリー】EPISODE 7-262 接近エノーマス!

| EPISODE ◆ 7-262 接近エノーマス! 深淵の支配者 |
登場人物
シルバー、オルト、セベク、デュース、エース、グリム、トレイ、ケイト、レオナ、イデア
テキスト全文
── ハーツラビュル寮‐廊下 ──
シルバー:「!! 確かに、大きな足音が……」
シルバー:「1つ、2つ……いや、4つか。」
オルト:「この巨大さ、人間の平均的な大きさを遥かに超えている。」
セベク:「まさか……『闇』?」
シルバー:「だとしても、今までと明らかに様子が違う。新種の『闇』という可能性も……」
オルト:「とにかく、今は敵との交戦は避けたい。」
シルバー:「どこか身を隠せるところは……」
デュース:「こっちの時計の裏に隠し小部屋がある。そこに入ってやりすごそう!」
エース:「ウチの寮はドアの気分次第で突然変な場所に道が通じたりするから、ちゃんとオレらについてきて。」
ドシン……
ドシン……
???:「フゥ……フゥ……」
???:「ハァー……ハァー……」
グリム:「ヒィ……ち、近づいてきたんだゾ。」
デュース:「で、でかい。まさか、巨大化するクッキーかキノコを食べちまったハリネズミか?」
エース:「……いや、待って。」
エース:「あれって…………!」
── ハーツラビュル寮‐キッチン ──
トレイ:「クッキーが焼き上がるまで、軽くフルーツパンチでもどうだ? 焼きたてのマカロンもあるぞ。」
ケイト:「わ、わーい、ありがと~。いただくね。」
トレイ:「口をさっぱりさせたいなら、白色をしてるのがミントフレーバーだ。」
レオナ:「もういい、テーブルに置き場所がねぇ。」
トレイ:「大丈夫、こっちのテーブルを寄せれば……」
トレイ:「おっと!」
トレイ:「そろそろオーブンの中のスティッキー・トフィー・プディングが焼き上がる時間だ!」
レオナ:「アイツから話を聞けば覚醒のきっかけが掴めるかと思ったが……」
レオナ:「全く落ち着いて座ってねえ。」
ケイト:「トレイくん、何にも縛られずお菓子を」
ケイト:「作りまくれてて、ほーんとに楽しそう。」
イデア:「た、楽しそうっていうか……」
イデア:「拙者は若干の恐怖すら感じますが。」
イデア:「オーブンとレンジと鍋とフライパンと冷蔵庫から」
イデア:「どんどん食べ物が出てくる。」
イデア:「モニター見てるだけなのに胃もたれしてきた。」
ケイト:「うーん……これ、けっこうキツいなあ。」
レオナ:「確かにこれだけ山盛り甘いものを食わされると、腹がキツいな。」
ケイト:「そーゆーことじゃなくて。エースちゃんの夢でもそうだったけどさ……」
ケイト:「夢の中で楽しく過ごしてる人に」
ケイト:「「はい、これ全部幻なんで、楽しい時間はおしまいでーす」」
ケイト:「って言わなきゃいけないじゃん。」
ケイト:「割としんどい役目だよなぁって。」
ケイト:「シルバーくんたち、すごいわ。」
ケイト:「オレだったら絶対途中で「もうやめない?起きなくてもいいじゃん」ってなっちゃってそう。」
ケイト:「ていうか、今もう割とそういうムード。」
レオナ:「はっ。あのツンツン頭を「ダサいまんまじゃ終われないだろ」って」
レオナ:「焚き付けた舌の根も乾かねえうちに、それか。」
ケイト:「……やー。リドルくん一家とのいざこざがなかったら、」
ケイト:「トレイくんはこんなカンジでハッチャケパティシエになってたのかなー、とか考えちゃって。」
イデア:「リドル氏一家とのいざこざ?」
トレイ:「おーい、お前たち。スティッキー・トフィー・プディングが焼けたぞ!」
トレイ:「これはできたて熱々のトフィーがとろとろで美味しいんだ。さあ食べてくれ。」
レオナ:「追加の菓子はもういい。テメェもこっちで食うのを手伝えよ。」
トレイ:「悪い悪い。キッチンに来ると、どうしても作ることに夢中になってしまって。」
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