【ストーリー】EPISODE 7-265 正体アンカバー!

| EPISODE ◆ 7-265 正体アンカバー! 深淵の支配者 |
登場人物
エース?、デュース?、ケイト、イデア、セベク、オルト、トレイ、エース、シルバー、グリム、リドル?、ケイト?、レオナ、デュース
テキスト全文
── ハーツラビュル寮‐廊下 ──
???:「いてて……おいデュース!なに抜け駆けしようとしてんだよ。」
???:「それはこっちのセリフだ、エース! お前、お茶会が始まる前におやつをつまみ食いしにきたんだろう!」
エース?:「トレイ先輩のおやつを最初に味見するのはオレだ!」
デュース?:「いいや、僕だ!」
ケイト:「う、うそでしょ……あれって……」
ケイト:「トレイくんの夢の中のエーデュースコンビ!?」
イデア:「ひぃっ! ボウリングの玉から手足が生えたみたいにまんまるになってる!」
セベク:「縦にも横にも人間の大きさを遥かに超えているではないか!」
オルト:「通路いっぱいに巨大な岩が転がってくる古代遺跡の仕掛け罠みたい……!」
???:「こら、お前たち! 何を騒いでいるんだい!?」
???:「まあまあリドルくん、そんなにカッカしないで。」
???:「かわいー顔が台無しだよ♪」
うわあああああ~~~!!!???
トレイ:「どうした? ケイトの叫び声が聞こえたが……」
トレイ:「ああ!」
トレイ:「みんな、お茶の時間のためのおやつを取りに来てくれたのか。」
トレイ:「どれも美味しく仕上がってるぞ。どんどん庭のテーブルに運んで……」
トレイ:「ん!?」
トレイ:「どういうことだ!?エースとデュースが2人いる!!」
エース?:「あ、本当だ!」
デュース?:「小さくて気づいてなかったが……よく見たら、僕とエースじゃないか!」
トレイ:「しかも、こっちの2人はかなりやつれてしまってる……一体どうしたんだ!?」
エース:「どうしたんだはこっちのセリフっすよ、トレイ先輩!!」
エース:「なんなんすか、あの廊下を塞いでる大岩みたいにクソでかいオレたちは!」
エース:「てか、オレらはあんなにまんまるじゃないでしょ!しっかりして!?」
トレイ:「え……?」
トレイ:「お前たちは……まんまるじゃない……?」
シルバー:「はっ! トレイ先輩が揺らいでいる!」
グリム:「あのデッケーエースたちを見て、変だと思わねえほうがおかしいんだゾ!」
選択肢:
├ 見逃せないくらい大きい齟齬が登場した ]
└ [ 全員10倍くらい大きくなってる気が ]
イデア:「ト、トレイ氏、リドル氏がたくさん食べて大きく育ってて嬉しいってさっき言ってたけど……」
イデア:「デカくなり方が完全に成長期の域を超えてるんですが!?」
リドル?:「ふふん、さてはボクに身長を抜かれて悔しいんでしょう。イデア先輩。」
リドル?:「それもこれも、毎日卵とベーコンたっぷりのキッシュを3ホール食べさせてくれるトレイのおかげだね。」
イデア:「ヒィッ! 生卵を毎日ダースで飲んでるらしいバルガスも、裸足で逃げ出すレベル……!」
ケイト?:「リドルくん、この1年ですーっごく背が伸びたもんね♪ 今じゃ2年生で一番大きいんだもん。」
ケイト?:「ブカブカだった運動着も、1年で3回も大きいものに買い替えたし。」
ケイト:「ちょっと!大きくなるにも限度があるでしょ!!」
ケイト:「ていうか待って? トレイくん、さっきオレのことすぐに分身だって気づいた時……」
ケイト:「「今日は普段と随分様子が違うから、すぐわかったよ」って言ってたけど、」
ケイト:「“普段の様子”はこのまんまる姿ってこと!?」
レオナ:「『好きなだけ菓子を作りまくれる平穏な世界』……」
レオナ:「あの眼鏡野郎のことだ、絶対になにか裏があると睨んでいたが……」
レオナ:「ハッ!」
レオナ:「実際、ヤツに裏なんぞまったくなかったわけだ。だが、ただ1つ……」
レオナ:「ヤツの考える“好きなだけ”は俺たちの想像を遥かに超えていた。」
レオナ:「“好きなだけ” [=(イコール) “際限なく無限に”だったってことか。」
イデア:「つ、つまり……現実では理性が働いてて」
イデア:「「際限なく無限に作って食べさせたら、寮生が横にも縦にも大きくなりすぎちゃうよな~」」
イデア:「って理解してたけど、夢の中で理性が弾け飛んだ結果、こんなことになっちゃったってこと!?」
ケイト:「オレ……初めてトレイくんのことヤベー奴って思ったかも。」
シルバー:「なんてことだ、リドル!馬よりも大きくなってしまって。」
セベク:「剛脚を持つ駿馬たるヴォーパル号でも、あのリドル先輩を乗せて障害物は飛び越えられまい!」
エース:「飛び越えるどころか立ち上がれないだろ。」
エース:「オレだってバスケの試合に出れないし、デュースだって陸上のレーンからはみ出しちゃうでしょーが!」
エース:「こんなのおかしいって! トレイ先輩目を醒ましてくださいよ!」
トレイ:「おか、しい……? 俺がおかしいのか?」
ケイト:「自分がイカれてることに気づいてないのが、マジでヤバい!」
ケイト:「もしお菓子を作りすぎたって、あんなになるまで食べさせるなんて、お前は絶対にしないはずだよ。」
エース:「いつものトレイ先輩は……」
エース:「「食べ過ぎると夕食が入らなくなる」って、
おやつのパイは2切れ以上は食べさせてくれないし。」
デュース:「「何事も適量が肝心。食べ過ぎと歯周病には注意しろ」ってお茶会のたびに言うじゃないですか!」
ケイト:「お前の望みはいつだって、“平穏”と“普通”だったじゃん。」
ケイト:「この世界が“平穏”? “普通”?どっからどう見てもマッドだろ!」
ケイト:「目を醒ませ、トレイ!」
トレイ:「平穏……? 普通……?」
トレイ:「ううっ! なんだ? 急に頭が……!」
トレイ:「俺の望む、平穏な……」
トレイ:「あぁッ!」
エース?:「トレイ先輩!アイツらの言葉に耳を貸しちゃダメだ!」
エース?:「見てよ。みんなやつれてて、目がギョロッとしてて……完全に偽物じゃん!」
デュース?:「『なんでもない日』のパーティーは大切な伝統行事だ。邪魔する奴らは許さない!」
デュース?:「ハーツラビュルから追い出してやる!いくぞ、エース!」
デュース?・エース?:「うおおおおおおお!」
デュース:「うわっ! あいつら、この狭い廊下を猛スピードで転がってきやがった!」
シルバー:「みんな下がれ、俺が魔法障壁で奴らを受け止め……」
シルバー:「ぐはっ!!!」
オルト:「ああっ! 魔法障壁ごとシルバーさんが吹き飛ばされた!」
オルト:「しっかりして!」
エース:「すげー勢いで転がる大岩みたいなの、1人で受け止められるわけないでしょーが!」
ケイト:「レオナくんのユニーク魔法で、あの『闇』砂にできないの!?」
レオナ:「こんな狭いところであれを使えば、テメェらも巻き添えだ。それでもやるか?」
ケイト:「うそうそ! やっぱなし!!」
セベク:「お前たち、ともかく走れ!奴らに平たい敷物にされるぞ!」
グリム:「うぎゃああああ!! 絶対嫌なんだゾ~!!」
わああああああああ!!!
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