【ストーリー】EPISODE 7-272 社交タクティック!

| EPISODE ◆ 7-272 社交タクティック! 深淵の支配者 |
登場人物
ケイト、レオナ、リドル、イデア、オルト、エース、デュース、グリム、セベク、シルバー、チェーニャ、トレイ
テキスト全文
── 緋色の都‐市街地 ──
ケイト:「ほら、オレもノリ良くライブ衣装に着替えたんだから、レオナくんも寮服とかに着替えてよ。」
レオナ:「はぁ? どうして俺が……。」
ケイト:「今のリドルくんのカッコ見てみなよ。絶対サバナクロー的なハードなロックさを求めてるって!」
レオナ:「…………はぁ。いいか? これは最短でこのふざけた夢を終わらせるためだ。」
レオナ:「……最近はあまりスティックを握っていないが、体がリズムを覚えているはずだ。」
レオナ:「叩いてやってもいいぜ。」
レオナ:「ただし、テメェが俺のビートについてこられたら……の話だが。」
リドル:「うわぁ……!その衣装、すごくハードで格好いいね。」
リドル:「ドラムセットの後ろに隠れてしまうのが勿体無いくらいだ!」
イデア:「……ヒィ~~~~~……だ、誰か拙者の笑いを止めてくだされッ……!」
イデア:「リドル氏とレオナ氏がバンド結成するの面白すぎる……」
イデア:「ふひひひははは!!」
オルト:「でも、このままリドルさんと一緒に行動できそうないい流れだよ! みんな、どんどんいこう!」
エース:「よーし、次オレのアピールタイムね!」
エース:「オレ、あのヴィル・シェーンハイトがプロデュースしたユニットで、」
エース:「『VDC(ボーカル&ダンスチャンピオンシップ)』って大会に出て、2位までいきました!」
エース:「ダンスとコーラス、自信あります!」
デュース:「ぼ、僕もそのユニットに入ってました。根性には自信あります! 押忍!」
グリム:「オレ様だって、審査員のルークに……」
グリム:「「個性的でグリムくんにしかできないダンス!ボーテ! 100点!」って言われたもんね。」
オルト:「はーい!シンセサイザーやマニピュレーターなら僕にお任せ。」
オルト:「ライブの照明や、映像の演出もできちゃうよ。」
セベク:「わ、若様に憧れてバイオリンを少しやってみたことはあるが……。」
シルバー:「オカリナが吹ける。幼い頃、父に教わった。」
リドル:「す……すごい!」
リドル:「みんながバンドに加入してくれたら、今までにないマッドでカオスなバンドになるに違いない!」
チェーニャ:「昔から何度誘っても絶対にバンドに加入してくれないトレイと違って、」
チェーニャ:「友だちはみんなノリがいいにゃあ~。」
トレイ:「……俺はプリスクールでやったホリデーのお遊戯会ですら憂鬱だったんだぞ。」
トレイ:「魔法士養成学校ではイマジネーション強化のために美術と音楽は必須単位だけど……」
トレイ:「そうじゃなかったら絶対に選ばない科目だ。バンドだなんて、とても無理だよ。」
チェーニャ:「いひゃひゃひゃ!」
チェーニャ:「おみゃーはそう言うけど、お遊戯会でやったトランプ兵役は演技も歌も悪くなかったぜぇ。」
トレイ:「その話はもう勘弁してくれっ!」
トレイ:「ゴホン!それで……これからどうするんだ?」
リドル:「よろしい! それではさっそく決起集会だ!ボクの家へ出発!」
トレイ:「リドルの家!?」
リドル:「すぐ近くだしちょうどいい。もうすぐお茶の用意ができている時間だ。」
トレイ:「ま、待ってくれ、リドル。急にこんな大人数で押しかけるのはまずいんじゃないか?」
ケイト:「だ、だね~。そのへんのカフェとかでいいんじゃない?」
リドル:「それじゃせっかく用意してあるお茶が無駄になってしまうじゃないか。人数なんて気にすることはないよ。」
リドル:「ボクはよく友人を招いてティーパーティーをするんだ。だから、リビングには大きなテーブルもある。」
トレイ:「そうじゃない。」
トレイ:「……俺とチェーニャは、お前の家には出入り禁止のはずだろ?」
リドル:「トレイとチェーニャが出入り禁止……?」
チェーニャ・リドル:「あっはははは!」
リドル:「突然何を言い出すんだい?そんなことあるわけないじゃないか!」
トレイ:「でも、お前の母親が……!」
リドル:「ママが何? ママも久しぶりにトレイに会えたら、喜ぶに違いないよ。」
チェーニャ:「そうとも。きっとメタメタにかわいがってくれるさ。保証するぜぇ。」
リドル:「何も心配いらないよ。さあ、みんなついておいで!」
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