【ストーリー】EPISODE 7-273 発足ミーティング!

| EPISODE ◆ 7-273 発足ミーティング! 深淵の支配者 |
登場人物
リドル、エース、デュース、グリム、ケイト、トレイ、シルバー、セベク、レオナ、オルト、リドルの母、チェーニャ
テキスト全文
── 緋色の都‐市街地 ──
リドル:「あの角を曲がったらボクの家だよ。ね? 本当に近かっただろう。」
エース:「トントン拍子に話が進んだせいで、『なんの準備もナシにいきなりラスボス戦』みたいな状態になってね?」
デュース:「“あの”寮長の母親か……エース、制服のネクタイはきっちり締めておいたほうがいいんじゃないか?」
グリム:「オイ、ユウ。オレ様のリボン、曲がってねえか?」
選択肢:
├ [ 曲がってないよ ]
└ [ それ以前に裾がボロボロだよ…… ]
── 分岐:【曲がってないよ】 ──
グリム:「リドルのヤツ、リボンが曲がってるとすぐに」
グリム:「「服装が乱れると風紀が乱れる」とか言って結び直してくるんだ。」
グリム:「アイツの母親はキビシイんだろ? もしリボンが曲がってたら毟り取られちまうかもしれねぇ……!」
── 分岐:【それ以前に裾がボロボロだよ……】 ──
グリム:「コ、コレはオレ様なりのオシャレなんだゾ!」
グリム:「で、でも、リドルの母親ってリドルよりコエーんだよな?」
グリム:「もしかすると、オレ様のお気に入りのリボンを毟られて捨てられちまうかも……ううっ!」
────
ケイト:「大丈夫、トレイ? お前今、けっこー顔色やばいよ。」
トレイ:「いや、心配ないよ。ただ、1つ気になることがあって…………」
トレイ:「手土産に持ってきたイチゴタルト、今のうちにそこの公園のゴミ箱に捨てておくべきだと思うか?」
ケイト:「ちょっと待って!まだどうなるかわかんないからっ!」
ケイト:「てか今のリドルくんの格好とか行動を見てると……」
ケイト:「夢の中のママはガチガチ教育ママじゃない可能性のほうが高いと思うんだよね。」
トレイ:「確かに。“あの”母親があんな格好を見たら、卒倒するだろうな。」
トレイ:「それに、ルール違反をして警察の世話になってるなんて知ったら、二度と家から出してもらえなさそうだ。」
ケイト:「だからリドルママがそのタルトをどうするかで、この夢の世界での大きい情報が1つ得られる。」
トレイ:「……ケイトの言うとおりだ。さすが、冷静だな。」
ケイト:「まず、オレがお前の立場なら、リドルくんの家には行かないって断ってるよ。」
ケイト:「いざとなったら、タルトはグリちゃんの口に詰め込んじゃえ。」
グリム:「おう、まかせとくんだゾ!一口でぺろりと平らげてやるぜ。」
トレイ:「頼りにしてるよ。はは……。」
シルバー:「……リドルの母親は、随分と寮生たちから恐れられているのだな。」
エース:「実はトレイ先輩以外、誰も顔を見たこともないんだけどねー。」
エース:「まァ、暴君時代のリドル寮長のことを見てれば、自然とどんなカンジか予想がつくっていうか……。」
セベク:「ふん。マレウス様のご母堂であるマレノア様に比べれば、どんな苛烈な母親であろうが驚くに値しない。」
グリム:「確かに、マレウスのかーちゃんはマレウスの何倍もおっかなかったんだゾ~。」
レオナ:「………………。」
オルト:「レオナさん。ずっと黙っているけど、なにか考え事?」
レオナ:「あの赤い坊ちゃん…………。」
レオナ:「………………」
レオナ:「いや。ぺちゃくちゃとやかましい奴らに付き合っていられねぇだけだ。」
リドル:「さあ、到着したよ。みんな中にお入り。」
リドル:「ただいま! リドル様のお帰りだよ!」
── 緋色の都‐リドルの家 ──
リドルの母:「おかえりなさい、リドルちゃん。」
リドル:「ママ、お茶の準備は当然してあるよね?今日はいっぱい友だちを連れてきたんだ!」
リドルの母:「まあ、そうなの? リドルちゃんがお友だちを連れてくるなんて、とっても嬉しい!」
エース:「キッチンのほうから声がする。これ、寮長の母親?想像してたよりすげー優しそう。」
デュース:「いきなり怒鳴られるのを覚悟してたけど、なんだか歓迎されてるっぽいな。」
トレイ:「……ありえない。“あの”母親が、リドルが友だちを家に連れてきたことを喜ぶなんて。」
リドルの母:「でも困ったわ。リドルちゃんの分しかお茶の用意がないの……すぐにお友だちの分を用意しなくちゃ。」
リドルの母:「ママ、今ちょっと手が離せないの。皆様をリビングに案内してちょうだい。」
リドル:「わかったよ。後でボクも手伝うね。みんな! さあ、こっちだよ!」
エース:「おじゃましまーす……って、わぁ……。」
選択肢:
├ [ すごく素敵なリビングだ ]
└ [ 写真がいっぱい飾ってあるね ]
ケイト:「クラシカルなインテリアがすごくイケてる!」
デュース:「窓から手入れされた庭が見えてて、少しウチの寮を思い出しますね。」
チェーニャ:「トレイ、入口で立ち止まっちまってどうしたぁ?」
トレイ:「いや……その。そういえば、リビングにお邪魔したのは初めてだったなと思って……」
リドル:「初めて? そんなはずはないだろう……ああ、模様替えをしてから初めてって意味かい?」
リドル:「壁に飾っている写真が増えすぎてしまってね。大きなチェストをどかしたんだ。」
オルト:「そういえば、壁にたくさん写真が飾ってあるね。」
リドル:「家族の思い出の記録だよ。ふふふ、いいだろう?」
チェーニャ:「……んん~? ふんふん……」
チェーニャ:「トレイ、おみゃーが持ってるその白い箱。さっきからすごくいい匂いがしてるにゃぁ。」
トレイ:「実は、手土産にイチゴタルトを持ってきたんだが……。」
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