【ストーリー】EPISODE 7-283 暴君ドミネーション!

| EPISODE ◆ 7-283 暴君ドミネーション! 深淵の支配者 |
登場人物
ハーツラビュル寮生D、ケイト?、トレイ?、E、リドル、エース、ケイト、グリム、トレイ、デュース、シルバー、チェーニャ
テキスト全文
── ハーツラビュル寮‐薔薇の迷路 ──
ハーツラビュル寮生D:「い、いや。別に何も……」
ケイト?:「嘘は駄目だよ。寮長のこと、暴君って言ってたよね。」
ハーツラビュル寮生D:「ヒッ!」
トレイ?:「余計なことを考えるより、寮長に敬礼したほうがお前らのためだぞ。」
ケイト?:「そうそう。どうせ君らの頭の中身なんて、トランプよりもペラッペラなんだから。」
ケイト?:「寮長に従っていれば、間違いない。」
トレイ?:「寮長の言うことは、全て正しい。もし逆らえば……」
トレイ?・ケイト?:「首が飛ぶぞ。」
ハーツラビュル寮生D・E:「は、はいっ……!」
リドル:「ふふふ、優秀なトランプ兵を持てて、」
リドル:「ボクも鼻が高いよ。」
リドル:「トレイとケイトに免じて、首ははねないであげよう。……次はないよ!」
ハーツラビュル寮生D・E:「はい、寮長!」
リドル:「さあ! 全員左足を引いて、ボクに敬礼するがいい!」
リドル:「大きく口を開けて、こう言うんだ。」
リドル:「「はい、寮長!」」
はい、寮長!!
リドル:「全体整列! クロッケー場に向けて、行進はじめ!」
リドル:「列を乱したものは首をはねてやるからね!」
はい、寮長!!
リドル:「ふふ……やはりボクは間違っていなかった。規律と恐怖で支配してこそ、『秩序』は守られる。」
リドル:「お母様は正しかった……ボクは正しかったんだ!」
リドル:「くくく……」
リドル:「あーーっはっはっは!」
エース:「これって、オレらがリドル寮長に負けた世界?」
ケイト:「なーに言ってんの。」
ケイト:「そもそもエースちゃんとデュースちゃんは、決闘自体には開始3秒で負けちゃってたじゃん。」
グリム:「あの時はエースがルールを破って、リドルをぶん殴っただけなんだゾ。」
ケイト:「というよりこれは……。」
トレイ:「俺がリドルの魔法を上書きできずに、エースたちが直撃を喰らった世界、か?」
デュース:「!! そうか。あの日、寮長は薔薇の木を操ってエースをバラバラにしようとして……」
デュース:「クローバー先輩がユニーク魔法で薔薇の木をトランプに変えて寮長を止めてくれた。」
デュース:「だからエースも僕たちも、無事だった。」
選択肢:
├ [ でもこの夢では無事では済まなかった……? ]
└ [ さっき「しばらく休学してた」って…… ]
ケイト:「この世界でのリドルくんは、オーバーブロットこそしてないみたいだけど……」
ケイト:「恐怖で寮生を支配する、圧政具合に拍車がかかっちゃってるね。」
グリム:「寮生のヤツら、前よりずーっとリドルにビクビクしてるんだゾ。」
トレイ:「この光景、ゾッとするな。もしリドルを止められなかったら、未来はこうなっていたのか。」
トレイ:「あの時リドルの魔法を上書きできて、本当に運が良かった。」
シルバー:「それは……本当に「運が良かった」のだろうか?」
トレイ:「え?」
シルバー:「俺に魔法が発現した頃……父が語って聞かせてくれたことがある。」
シルバー:「古代魔法が体系化されるよりも、さらに遠い遠い昔……」
シルバー:「原初の魔法とは『強く願う心』が生んだ、奇跡だったのだと。」
シルバー:「今よりも一歩先の未来が、より素晴らしいものであれという『願い』。」
シルバー:「『願い』はとても純粋で、揺るぎない強さを持つ力だ。」
シルバー:「きっとトレイ先輩の「友の凶行を止めたい」という強い『願い』が……」
シルバー:「その一瞬、リドルの魔法を上回ったに違いない。」
トレイ:「シルバー……。」
???:「そうさ。凶悪な怪物ジャバウォッキーを倒したのだって、名もなき若者だっただろ?」
!?
グリム:「出たな、首だけ男!」
チェーニャ:「どうだい。その後どんなふう?」
エース:「どうもこうも。リドル寮長は暴君っぷりに拍車かかってるし、寮は恐怖で支配されてるし……」
エース:「どう見ても最悪だろ。」
チェーニャ:「へえ、これが最悪だって?」
チェーニャ:「もっと悪くなるところ、見せてやろうか?」
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