【ストーリー】EPISODE 7-292 決闘タイラント!

| EPISODE ◆ 7-292 決闘タイラント! 深淵の支配者 |
登場人物
リドル、リドル?
テキスト全文
リドル:「う……ここは……?」
リドル:「落ちてきた場所が遠くて見えない。うさぎの穴の奥底まで滑り落ちてしまったみたいだ。」
リドル:「薔薇と、真新しいペンキのにおい……ボクはまだ夢を見ているのか?」
リドル:「この、音は……。」
???:「誰だい、ボクの薔薇を汚したのは!?」
???:「なんとか言ったらどうなんだい!なぜ誰も返事をしない!?」
???:「もういい! 首をはねてやる!」
リドル?:「お前たち全員の首をはねてやるーーー!!」
リドル:「あれは……ボク?なんてことだ、知性も理性も感じられない。」
リドル?:「今、なんとお言いだい?ボクが愚かで、イカれているって?」
リドル?:「今すぐ撤回しろ! いいか、ボクは誰よりも常に冷静で、優秀で、正常だ!」
リドル?:「なのに……それなのに、どうしてみんなボクについてこない?」
リドル?:「ボクの前では誰もが指をしきりに動かして、口をもごつかせて喋り……」
リドル?:「まるで怪物でも見るような目で、ボクを見る!」
リドル:「それは……そうだろうね。ボクから見ても、キミはどうかしているよ。」
リドル:「だってキミは、周りの言葉をちっとも聞こうとしていないじゃないか。」
リドル:「だからキミは……いいや、ボクは。」
リドル:「道を誤り、独善的な暴君となってしまったんだろうね。」
リドル?:「ふふふ……アハハハ! そうだよ、ボクはキミさ!」
リドル?:「テストは100点でも、人間性は0点。融通が利かず、感情のコントロールも満足に出来ない。」
リドル?:「幼稚で怒りっぽい、学園の嫌われ者。」
リドル?:「いつも机にかじりついて、必死に首席の座を守り続けてる。だって……」
リドル?:「その席を失えば、お前の居場所はどこにもないもんね!」
リドル:「…………ふー……。」
リドル:「………言いたいことはそれだけかい?」
リドル:「キミと話していても埒が明かない。ボクは帰り道を探すよ。」
リドル?:「帰るだって……? ボクの許可もないのにかい!」
リドル?:「許可なくボクの庭を去るなんて、重罪だ!!」
リドル:「!? なんだ!? ボクの姿が……」
リドル:「ドレス姿の、大柄な女性に変わっていく……!?」
リドル?:「逃がすものか……帰り道なんてどこにもないよ!」
リドル:「「ボクの庭」だって? 思いあがるのも大概におし。」
リドル:「ここはボクの夢の中だ。そしてお前は、ボクが作り出した夢の住人の1人に過ぎない。」
リドル:「……お前に、“本物の暴君”というやつを見せてあげようか。」
リドル:「口答えは一切許さない。」
リドル:「いますぐに、頭を垂れて跪け!!」

