【ストーリー】EPISODE 7-300 召喚サポーター!

| EPISODE ◆ 7-300 召喚サポーター! 深淵の支配者 |
登場人物
リドル、イデア、システム音声
テキスト全文
── イグニハイド寮‐イデアの部屋 ──
リドル:「わ、わけがわからない!」
リドル:「突然イデア先輩の部屋に強制的に呼び寄せられただけでもわけがわからないのに、」
リドル:「マレウス先輩にドアを破られれば強制的に1000年留年?」
リドル:「まったく意味がわかりません!詳細についての説明を要求します!」
イデア:「マ、マジで時間がないから必要最低限のことだけ早口で説明させて。」
イデア:「てか、モニタリングが途中で途切れたから状況が追えてない。まずリドル氏が持ってる情報を開示して。」
リドル:「1。……先ほどまでボクが妙ちきりんな夢の世界にいたこと。」
リドル:「2。レオナ先輩いわく、その夢の世界はマレウス先輩が作り出したらしいこと。」
リドル:「3。先ほどまで一緒にいたはずのハーツラビュル寮生や、シルバーたちの姿が見えないこと。」
リドル:「以上です。」
イデア:「さ、さすがレオナ氏! ナイスフォローすぎる。」
イデア:「普段からスカしまくりのデキる男仕草が板についてるだけはありますわ~!」
イデア:「で、」
イデア:「回答。……1つ。君は妙ちきりんな夢の世界からは、まだ抜けられてない。」
イデア:「ここは現実のイグニハイドじゃなく、僕の夢の中のイグニハイドだ。」
イデア:「2つ。レオナ氏の説明どおり、僕らは全員マレウス氏が作り出した夢の中……」
イデア:「っていうか、ヤツの古代魔法による魔法領域の中に閉じ込められている。」
リドル:「なぜ!?」
イデア:「いや知らんが~!?拙者とて知りたいが~!?」
イデア:「ちなみに、マレウス氏に眠らされているのは拙者たちナイトレイブンカレッジの生徒だけじゃない。」
イデア:「魔法領域は賢者の島全体に及び、領域内の時空が氷漬け状態にされてる。」
リドル:「古代魔法……『領域支配』か。歴史書で読んだことがあります。」
リドル:「領域内の世界法則を、術者の意のままに改変できる。まさに伝説級の魔法……。」
イデア:「そう。そして3つ。」
イデア:「君のトランプ兵と他のみんなは、8割以上の確率で安全なところにいる。」
イデア:「以上ですッ!」
リドル:「……理解しました。」
リドル:「それで、我々が夢から目醒める方法は?」
イデア:「リドル氏のせっかちさを初めてありがたいと思った!さすがは魔法の発動も寮長就任も爆速の男!」
イデア:「拙者はマレウス氏の魔法領域の管理権限を奪うためにチートツールを開発中。」
イデア:「チートツールってのは、ざっくり言うと法則の書き換えに対抗する術式で……」
イデア:「それを使って、クソ厄介な「領域内の世界法則を、術者の意のままに改変できる」を無効化する。」
リドル:「全体像は理解しました。しかし、ボクを呼んだ理由だけがわかりません。」
イデア:「それは……」
リドル・イデア:「うわぁッ!/ヒギャーッ!」
システム音声:「警告:コード 0xB1A-2(ゼロエックスビーワンエー ツー) が検出されました。」
システム音声:「システムの一部が不正な干渉を受けています。直ちに修復作業を開始してください。」
イデア:「本当」
イデア:「にさァ! 招待もされてないのに勝手に押しかけてくるなんて、図々しいにも程があるでしょ!」
システム音声:「通知:コード 0xB1A-2(ゼロエックスビーワンエー ツー) のエラーが解消されました。」
システム音声:「現在、防御システムは正常に動作しています。」
イデア:「これで3分くらいは保つかな。ったく……」
イデア:「暇を持て余してる魔王と違って、こっちはチートツール開発の大詰め、」
イデア:「予定がぎっしりで1分1秒1ピコ秒が惜しいんだよ!」
イデア:「ってわけで、君を呼んだ理由はコレ。ちょいと、君には特別な仕事を頼みたい。」
リドル:「え?」

