【ストーリー】EPISODE 7-303 光速リカバリー!

| EPISODE ◆ 7-303 光速リカバリー! 深淵の支配者 |
登場人物
イデア、リドル、システム音声、マレウス
テキスト全文
── イグニハイド寮‐イデアの部屋 ──
イデア:「イヤッフゥ~~! イカレたマニュアル原理主義者リドル・ロ~ズハ~ト様様っすわ!」
イデア:「これで3分は稼げた! あと3分あれば、チートツールも完成させられるかも!」
リドル:「本当かい!?」
リドル:「……いや、想定外の襲撃もありうる。」
リドル:「もっと早く、もっと的確に……今のボクでは、満点には程遠い!」
リドル:「エラーに最適な構築式を組み立てるには……この3冊の復習が必要だ。」
イデア:「じゃ、3分タイマー代わりに、」
イデア:「拙者の作った『3分で魔王攻略を解説する動画』再生しとくんで、流し見してくだされ。」
ぽちっ。
リドル:「構成霊素の……欠損ノードの的確な修復……構築式改ざんに対しセキュリティ・パッチを……」
イデア:「すごい集中力。周りの音がぜんぜん耳に入ってない。」
イデア:「っし。拙者も最後の仕上げ、やっちゃいますか……っと!」
イデア:「負荷テストが出来ないから、パフォーマンス・チューニングをしっかりやって挙動を安定させなきゃ……」
イデア:「フヒヒ! ノッてきましたゾ~!これはイケる予感しかない!」
イデア:「……!? え、嘘!? もう3分経った!?全然作業終わってないんだが!?」
リドル:「いえ、まだ2分ほどしか……」
ズガン!!
リドル・イデア:「!!!」
システム音声:「警告:コード 0xB1A-5(ゼロエックスビーワンエー ファイブ) が検出されました。」
システム音声:「システムの一部が損傷を受けています。直ちに修復作業を開始してください。」
イデア:「干渉じゃなくて損傷!? さっきのアタックより格段に結界がダメージを受けてる!」
リドル:「構築式の破損が広範囲に……」
リドル:「修正アシストで、要修復箇所を赤でハイライト表示!」
リドル・イデア:「うわぁッ!?」
イデア:「ひぃい、まずいまずいまずい!マレウス氏の魔力が結界の亀裂から流れ込んできた!」
リドル:「画面の中に赤いハイライト部分がどんどん増えていく……!」
リドル:「これじゃマーカーを引きすぎて、どこが本当に重要な部分かわからないデュースの教科書だ!」
リドル:「ハッ! トラブル対処マニュアル87ページ、修復優先度による並び替えを……」
マレウス:「おやおや。部屋に1人で籠もり、何をこそこそと企んでいるかと思えば……」
マレウス:「驚いた。その声、ローズハートだな?」
リドル:「……ふん、壁に耳ありだね。立ち聞きとは行儀が悪いよ、マレウス・ドラコニア!」
マレウス:「ふむ……ローズハートは招き入れたのに、僕は除け者に? ああ、残念……とても残念だ。」
イデア:「だ、だだ、だって君、機材に雷を落としたり霜を降らせたりするだろ!?」
イデア:「精密機械には静電気も湿気もNGなんだ!お引き取りくだされ~!」
リドル:「結界の損傷箇所の優先順位付け(トリアージ)完了!修復作業開始だ!」
リドル:「乱れた構築式(コード)を、規律(ルール)に則りトランプ兵のごとく整然と並ばせる!」
── イグニハイド寮‐イデアの部屋 ──
リドル:「くっ、まるで黒マスだらけのクロスワードだ……でも、地道に埋めていけば必ず全てが繋がる!」
マレウス:「なんだ?妙な力が、僕の魔法を押し返している……?」
リドル:「これで……」
リドル:「どうだっ!!」
マレウス:「なにっ……!?」
システム音声:「通知:コード0xB1A-5( ゼロエックスビーワンエー ファイブ) のエラーが解消されました。」
システム音声:「現在、防御システムは正常に動作しています。」
リドル・イデア:「はぁ、はぁ、はぁ……。」
イデア:「はぁあ……も、もうダメかと思った……。」
イデア:「って、ホッとしてる場合じゃない!」
イデア:「完成するする詐欺もここまで!ラストスパートだ!」

