【ストーリー】PROLOGUE-3 冷酷アンサー!

| PROLOGUE ◆ 3 冷酷アンサー! Welcome to the Villains' world. |
登場人物
リドル、グリム、アズール、クロウリー、獅子の耳を持つ男、ターバンの男、美しい男、生徒A、生徒B、生徒C、老人口調の男、闇の鏡
テキスト全文
── 鏡の間‐入学式会場 ──
リドル:「――『首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)』!!」
グリム:「ふぎゃっ!? なんじゃこりゃ!?」
リドル:「ハートの女王の法律・第23条『祭典の場に猫を連れ込んではならない』」
リドル:「猫であるキミの乱入は重大な法律(ルール)違反だ。即刻退場してもらおうか。」
グリム:「オレ様は猫でもねぇ~っ!!」
グリム:「こんな首輪すぐに燃やして……」
グリム:「あ、あれ? 炎が出ねぇんだゾ!」
リドル:「ふん! ボクがその首輪を外すまでキミは魔法を使えない。ただの猫同然さ。」
グリム:「に、にゃにー!?オレ様はペットじゃねーんだゾ!」
リドル:「心配しなくてもキミみたいなペットこっちから願い下げだ。」
リドル:「ま、学園からつまみ出される頃には外れてるよ。」
アズール:「いや~、相変わらず素晴らしいですね。どんな魔法でも封じてしまう、リドルさんのユニーク魔法。」
アズール:「絶対に欲しい……じゃなくて。」
アズール:「僕なら絶対にかけられたくありません。」
クロウリー:「どうにかしてください!貴方の使い魔でしょう!?」
クロウリー:「しっかり躾を…………」
クロウリー:「え? 貴方のじゃない?」
選択肢:
├ [ 見知らぬケモノです ]
└ [ さっきから何度も言ってるじゃないですか! ]
クロウリー:「……そ、そうでしたっけ?」
クロウリー:「ごほん! では、学園外に放り出しておきましょう。鍋にしたりはしません。」
クロウリー:「私、優しいので。」
クロウリー:「誰かお願いします。」
グリム:「ぎにゃー! 離すんだゾ!」
グリム:「オレ様は……絶対、絶対!」
グリム:「大魔法士になってやるんだゾー……!」
選択肢:
├ [ なんか、ちょっとかわいそう ]
└ [ なんであんなに必死なんだろう ]
クロウリー:「少々予定外のトラブルはありましたが入学式はこれにて閉会です。」
クロウリー:「各寮長は新入生をつれて寮へ戻ってください。」
クロウリー:「……ん? そういえば、ディアソムニア寮、寮長のドラコニアくんの姿が見えないようですが……」
獅子の耳を持つ男:「アイツがいないのはいつものことだろ?」
ターバンの男:「あれ? もしかして誰も式のこと伝えてないのか?」
美しい男:「そんなに言うならアンタが伝えてやればよかったじゃない。」
ターバンの男:「うーん。でもオレ、アイツのことあんま知らないんだよなー。」
生徒A:「ドラコニアって……まさか“あの”マレウス・ドラコニア?」
生徒B:「この学校に通ってるってマジだったのかよ。」
生徒C:「怖えぇ……。」
老人口調の男:「――おお、やはり。」
老人口調の男:「もしやと思って来てみたがマレウスは来ておらなんだか。」
老人口調の男:「“また”式典の知らせが届いていなかったとみえる。」
アズール:「申しわけありません。決して仲間はずれにしたわけじゃないんですよ。」
リドル:「どうも彼には声をかけづらいオーラがあるんだよね。」
老人口調の男:「まあよい。ディアソムニア寮の者はわしに付いてくるがいい。……あやつ、拗ねていなければ良いが……」
クロウリー:「――さて、ユウさん。大変残念なことですが……」
クロウリー:「貴方には、この学園から出て行ってもらわねばなりません。」
クロウリー:「魔法の力を持たない者をこの学園へ入学させるわけにはいかない。」
クロウリー:「心配はいりません。闇の鏡がすぐに故郷へ送り返してくれるでしょう。」
クロウリー:「さあ、扉の中へ。強く故郷のことを念じて………」
選択肢:
├ [ ほっ…………… ]
└ [ 長い夢だった…… ]
クロウリー:「さあ闇の鏡よ!この者をあるべき場所へ導きたまえ!」
闇の鏡:「………………」
クロウリー:「ゴ、ゴホン……もう一度。闇の鏡よ! この者を……」
闇の鏡:「どこにもない……」
クロウリー:「え?」
闇の鏡:「この者のあるべき場所はこの世界のどこにも無い……」
闇の鏡:「無である。」
クロウリー:「なんですって? そんなこと有り得ない!ああ、もう今日は有り得ないのオンパレードです。」
闇の鏡:「………………」
クロウリー:「私が学園長になってから、こんなことは初めてでどうしていいか……。」
クロウリー:「そもそも貴方どこの国から来たんです?」
選択肢:
└ [ 実は………… ]
クロウリー:「……聞いたことのない地名ですね。」
クロウリー:「私は世界中からやってきた生徒の出身地は全て把握していますが、そんな地名は聞いたことがない。」
クロウリー:「一度図書館で調べてみましょう。」
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