【ストーリー】PROLOGUE-9 遭遇パーソン!

| PROLOGUE ◆ 9 遭遇パーソン! Welcome to the Villains' world. |
登場人物
グリム、エース
テキスト全文
── メインストリート ──
グリム:「ふわぁ~……スゲーんだゾ。ここがメインストリートか。」
グリム:「昨日はよく見てなかったけど、この石像は誰だ?7つあるけど、なんかみんなコワイ顔。」
グリム:「このおばちゃんなんか、特に偉そうなんだゾ。」
???:「ハートの女王を知らねーの?」
グリム:「ハートの女王? 偉い人なのか?」
???:「昔、薔薇の迷宮に住んでた女王だよ。」
???:「規律を重んじる厳格な人柄で、トランプ兵の行進も薔薇の花の色も一切乱れを許さない。」
???:「マッドな奴らばっかりの国なのに誰もが彼女には絶対服従。」
???:「なんでかって?」
???:「規律違反は即打ち首だったから!」
グリム:「こ、こえーんだゾ!」
???:「クールじゃん! オレは好き。」
???:「だって、優しいだけの女王なんてみんな従わないだろ?」
グリム:「確かに。リーダーは強いほうがいいんだゾ。」
グリム:「っていうか、オマエは誰だ?」
エース:「オレはエース。今日からピカピカの1年生。どーぞヨロシク♪」
グリム:「オレ様はグリム!大魔法士になる予定の天才だゾ。」
グリム:「コッチの冴えないのはユウ。オレ様の子分なんだゾ。」
エース:「ユウ? 珍しい響きの名前だな。」
選択肢:
├ [ よろしくね! ]
└ [ 子分じゃないです…… ]
グリム:「なあなあ、エース。それじゃあっちの目に傷のあるライオンも有名なヤツなのか?」
エース:「もちろん!」
エース:「これはサバンナを支配した、百獣の王。」
エース:「でも生まれながらの王じゃなく綿密に練った策で玉座を手に入れた努力家だ。」
エース:「王になったあと、嫌われ者のハイエナも差別せず一緒に暮らそうって提案した。」
グリム:「おおっ、ミブン?っていうのに囚われないヤツはロックなんだゾ!」
グリム:「手前のタコ足のおばさんは誰だ?」
エース:「深海の洞窟に住む、海の魔女。」
エース:「不幸せな人魚たちを助けることを生きがいにしてた。」
エース:「お代さえ払えば変身願望から恋の悩みまでなんでも解決してくれたらしい。」
エース:「彼女の手にかかれば叶わない願いはなかったらしいよ。ま、お代はちょっと高かったって話だけど。」
エース:「なんでも叶うってんなら、当然だよね。」
グリム:「にゃっはー!」
グリム:「つまりオレ様も大魔法士になればリッチになれるってことか!?」
グリム:「じゃあじゃあ、このでかい帽子のおじさんは?」
エース:「砂漠の魔術師。」
エース:「間抜けな王に仕えてた大臣で王子と身分を偽って」
エース:「王女を誑かそうとしてたペテン師の正体を見破った切れ者!」
エース:「その後魔法のランプをゲットして世界一の魔術師にまでのし上がった!」
エース:「さらにはその力で王の座まで手に入れたんだって。」
グリム:「ほほぅ! やっぱ魔法士には人を見る目も必要ってことだな!」
グリム:「おおっ、コッチの人は美人だゾ!」
エース:「これは世界一美しいといわれた女王。」
エース:「毎日魔法の鏡で世界の美人ランキングをチェック!」
エース:「んで、自分の順位が1位から落ちそうになったらどんな努力も惜しまずやったって話。」
エース:「世界一の美を保つことへの意識の高さっつーの?ハンパないよね。」
エース:「あと毒薬作りの名手でもあったらしーぜ。」
グリム:「キ、キレーだけどおっかねえんだゾ……」
エース:「そお? 譲れないこだわりがあるのはカッケーじゃん。」
グリム:「た、確かに、一本芯が通ってるのはカッケーな!」
グリム:「向こうの頭が燃えてる男は?見るからにコエーんだゾ。」
エース:「死者の国の王!」
エース:「魑魅魍魎が蠢く国を1人で治めてたっていうから超実力者なのは間違いない。」
エース:「コワイ顔してるけど押しつけられた嫌な仕事も休まずこなす誠実な奴で」
エース:「ケルベロスもヒドラもタイタン族も全部コイツの命令に従って戦ったんだってさ。」
グリム:「ふむふむ。実力があるのに驕らないってのはだいじなことなんだゾ。」
グリム:「最後に、この角が生えてるヤツは?」
エース:「魔の山に住む茨の魔女。」
エース:「高貴で優雅、そして魔法と呪いの腕はこの7人の中でもピカイチ!」
エース:「雷雲を操って嵐を起こしたり、国中を茨で覆い尽くしたり、とにかく魔法のスケールが超デカイ。」
エース:「巨大なドラゴンにも変身できたんだってさー。」
グリム:「おぉ~、ドラゴン! 全モンスターの憧れだゾ!」
エース:「クールだよな~。」
エース:「……どっかの狸と違って。」
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