【ストーリー】EPISODE 3-11 署名コントラクト!

| - 署名コントラクト! 深海の商人 |
登場人物
アズール、ジャック、ジェイド、グリム、フロイド
テキスト全文
── モストロ・ラウンジ VIPルーム ──
アズール:「この契約の達成条件は──」
アズール:「『3日後の日没までに、珊瑚の海にあるアトランティカ記念博物館からとある写真を奪ってくること』!」
ジャック:「俺たちに美術品を盗んでこいっていうのか!?」
ジェイド:「!」
アズール:「いいえ、美術品ではありません。奪ってきてほしいのは──」
アズール:「10年前撮影された、リエーレ王子の来館記念写真です。」
ジャック:「王子の、記念写真?」
アズール:「博物館の入り口近くに飾ってあるもので、歴史的価値など一切ないただの写真パネルです。」
アズール:「拝借したところで、大事になったりしません。」
グリム:「じゃあ、なんでそんなコトさせるんだゾ?」
アズール:「フッ、それなりに難題でないと勝負にならないでしょう?」
アズール:「あまり簡単な条件では、僕が損をするばかりですからね。」
アズール:「こちとら、慈善事業じゃないんですよ。」
ジェイド:「……アトランティカ記念博物館は、珊瑚の海の国宝である“銀の髪すき”や……」
ジェイド:「重要文化財“人魚姫のコルクオープナー”などが20個も収蔵されていることで有名な観光名所です。」
ジェイド:「海底で1粒の砂金を探すような話ではありません。」
フロイド:「そーいえば、オレたちもエレメンタリースクールの遠足で行ったっけ。」
ジャック:「ちょっと待てよ。『珊瑚の海』って国は国自体が海の底にあるはずだろ。」
ジャック:「エラもヒレもない俺たちには滞在することすら難しい。こっちの条件が厳しすぎるんじゃねぇのか。」
グリム:「そうだそうだ。オレ様、水の中じゃ息ができねぇんだゾ!」
アズール:「その難問を自分で乗り越えてこそでしょう……と言いたいところですが、ご安心ください。」
アズール:「君たちには水の中で呼吸が可能になるこちらの魔法薬を差し上げます。」
アズール:「海の魔女も、人間に恋した哀れな人魚姫に陸を歩ける足をつけてあげたそうですから。」
アズール:「大切なのは慈悲の心──ですよ。フフフ。」
アズール:「さあ、どうします?僕と取引し、契約書にサインしますか?」
アズール:「僕もヒマではないんです。早く決めてください。」
アズール:「さあ……さあ!」
選択肢:
├ [ 契約します! ]
└ [ 契約…………するっ!! ]
アズール:「いいでしょう!ではこの契約書にサインを。」
アズール:「ふふふ……確かに頂戴しました。これで契約は完了です。」
アズール:「3日後の日没までに、アトランティカ記念博物館から写真を奪い僕の元へ戻ってくることが出来れば」
アズール:「僕の下僕である225名のイソギンチャクたちの自由を約束しましょう。」
アズール:「でも、もし奪ってこられなければ……」
アズール:「オンボロ寮は僕のもの。そしてあなたもまとめて僕の下僕になってもらいます!」
選択肢:
├ [ 絶対に負けられない! ]
└ [ とんでもない契約をしてしまった……! ]
アズール:「ジェイド、フロイド。お客様のお見送りを。3日後を楽しみにしていますよ。」
── オンボロ寮‐廊下 ──
ジェイド:「ほう、ここがオンボロ寮。中には初めて入りましたがなかなか趣のある造りですね。」
ジェイド:「学校からも近いですし、『モストロ・ラウンジ』の2号店にぴったりの立地です。」
フロイド:「ここ、ゴーストが住んでるんでしょ?面白そうでいいなー。」
グリム:「で、オメーらはなんでココまで付いてきてるんだゾ……」
フロイド:「だってこの寮を担保に、アズールと契約したじゃん。」
グリム:「ふな゛っ!?」
ジェイド:「ユウさんは他のみなさんと違い、契約時に能力を預けて頂く事ができませんでしたから。」
ジェイド:「代わりに、この寮を没取させて頂きます。」
グリム:「にゃに~~!?」
ジェイド:「お約束を果たしていただくまで、この寮は一時的にアズールのもの。」
ジェイド:「従って、おふたりには直ちに退去して頂かなくてはなりません。」
フロイド:「身支度を整えるくらいの時間はあげるからさぁ。」
ジェイド:「正式にここがアズールのものになった際は私物は全て廃棄させていただきます。」
ジェイド:「そのつもりで身支度なさってくださいね。」
フロイド:「ふふふ、大丈夫だって。3日後の日没までに写真を持ってこられたら全部返してあげるからさぁ。」
ジェイド・フロイド:「フフフフ…………。」
グリム:「ふな゛ぁ~~!!ツナ缶は全部持っていかないと!」
選択肢:
├ [ とりあえず、制服と勉強道具かな…… ]
└ [ 大変なことになってしまった…… ]
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