【ストーリー】EPISODE 3-19 智恵スクイーズ!

| - 智恵スクイーズ! 深海の商人 |
登場人物
ラギー、レオナ、グリム、ジャック
テキスト全文
── サバナクロー寮‐談話室 ──
ラギー:「え? 君らマジで珊瑚の海に行ったんスか?」
レオナ:「は、バカすぎんだろ。」
グリム:「ふな゛っ!?オメーが」
グリム:「さっさと行動を起こせっつったんだゾ!」
レオナ:「フン。誰も馬鹿正直に海に行け、なんて言ってねぇよ。」
レオナ:「時間は有限。頭を使って価値のある使い方をしろって言ってやったんだ。」
レオナ:「水中で人魚と真っ向勝負するなんざ、どう足掻いても勝ち目がねぇ。わざわざ食われにいくようなもんだ。」
ジャック:「……あの、もしかしてレオナ先輩たちはあの双子が人魚だって知ってたんスか?」
レオナ:「まぁな。」
ラギー:「オレは去年の夏、水泳の合同授業でフロイドくんが元の姿になってるところ見たことがあるけど……。」
ラギー:「あれに水中で追いかけられたら一巻の終わり感あるッスね。」
ジャック:「だったら先に教えておいてくださいよ!」
レオナ:「事前の情報収集なしに勝手に飛び込んでいったのはお前らだろ?」
レオナ:「聞かれりゃ、懇切丁寧に教えてやってたさ。」
ラギー:「そうそう。行動を起こす前はもっと用心深くならなきゃ。」
ラギー:「シシシッ!」
ラギー:「向こう見ずなヤツは、サバンナじゃすぐ飢えちまうッスよ。」
グリム:「ぐぬぬ……相変わらず意地が悪いヤツらなんだゾ!」
ジャック:「アズールのヤツ、最初から邪魔するつもりで契約を持ちかけたってことか?」
レオナ:「当たり前だろーが。」
ラギー:「リーチ兄弟はアズールくんの手下で、契約者から担保と代償をきっちり取り立てることで有名ッス。」
ラギー:「契約の達成条件をクリア出来ないよう邪魔をしてくるって噂もね。」
グリム:「なんて卑怯なヤツらなんだゾ!」
グリム:「ううっ……。ユウが負けたら、オレ様ずっとアズールにこき使われちまうのか?」
選択肢:
├ [ オンボロ寮が取られちゃったらどうしよう ]
└ [ きっとなんとかなる……たぶん ]
レオナ:「…………。」
ラギー:「レオナさん?」
レオナ:「アズールのユニーク魔法は『黄金の契約書(イッツ・ア・ディール)』」
レオナ:「『特別な契約書にサインを取り付ければその対象から能力を1つ取り上げられる』」
レオナ:「しかも、契約違反が生じた場合、違反者はアズールに絶対服従状態にされちまうって話だ。」
ラギー:「発動条件が難しい魔法ほど、効果は大きいって言うけど……タチ悪いッスよね~」
レオナ:「取り上げた能力は契約書に封印されていてアズール本人はいつでも使えるらしい。」
ジャック:「!! じゃあ、アズールが難易度の高い魔法を何種類も使いこなしてたのは、まさか……。」
ラギー:「十中八九、契約者から担保として奪った能力でしょーね。」
ジャック:「なんて奴だ!なにからなにまでインチキってことじゃねぇか!!」
ラギー:「ユニーク魔法自体が超レベル高いんで、全部インチキとも言い切れないッスけど。」
レオナ:「俺も能力を担保に取引したことがないからどういう理屈かはよく知らねぇが。」
ジャック:「え? それなら、レオナ先輩はなにを担保に取引を?」
レオナ:「グルル……なんだっていいだろうが。思い出させるんじゃねぇ。」
レオナ:「……で、だ。その特別な契約書がある限りアイツとの契約は継続する。」
レオナ:「だからアズールは、言葉巧みに契約を持ちかけ……」
ラギー:「達成不可能な条件でサインをさせる……ってわけッス。」
レオナ:「アズールに勝つ一番の方法は、“契約しない”ってことだな……ハッ。」
グリム:「ふなぁ~……どうしたらいいんだぁ……。」
選択肢:
├ [ 絶対に負けられないのに…… ]
└ [ どうぞお知恵をお貸しください! ]
── 分岐:【絶対に負けられないのに……】 ──
レオナ:「バーカ。もっと頭を使えよ。」
── 分岐:【どうぞお知恵をお貸しください!】 ──
レオナ:「バーカ。最初から他人を頼ってんじゃねぇ。」
レオナ:「もっと頭を捻って考えろ。」
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レオナ:「自分より強いヤツに勝つために、頭(ココ)があるんだろ。」
レオナ:「だが、そうだなァ。もし俺がお前らの立場だったら……」
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