【ストーリー】EPISODE 3-20 狡猾メロー!

| - 狡猾メロー! 深海の商人 |
登場人物
レオナ、グリム、ラギー、ジャック、アズール、ジェイド、フロイド
テキスト全文
── サバナクロー寮‐談話室 ──
レオナ:「だが、そうだなァ。もし俺がお前らの立場だったら……」
レオナ:「まず、なんとかして契約書を破る方法を考えるぜ。」
グリム:「でも、あの契約書は無敵なんだゾ!?」
レオナ:「ハア……お前ら、本当に脳みそが小せえな。」
ラギー:「他人のなりすましとか、詐欺にあっさり引っかかるタイプッスねぇ。」
グリム:「ふな゛っ!?」
ラギー:「そもそも、なーんで君たちはアズールくんの「絶対破れない」って言葉を素直に信じ込んでるんスか?」
ジャック:「えっ?でも、攻撃はマジで効いてなかったし……。」
ラギー:「その場限りのパフォーマンス……言っちゃえばハッタリの可能性だってあるじゃないスか。」
ジャック:「!!」
レオナ:「どんな魔法にだって弱点はある。」
レオナ:「魔法を封じるリドル(赤い坊ちゃん)のユニーク魔法だって一見無敵だが、穴はあっただろ。」
レオナ:「どれほど優秀な魔法士でも、魔法は無限に使えない。」
レオナ:「だから、アズールの『黄金の契約書(イッツ・ア・ディール)』がずっと無敵であり続けることなんて」
レオナ:「それこそ“絶対に”あり得ないんだよ。」
ジャック:「あの『黄金の契約書(イッツ・ア・ディール)』にも必ず弱点はある……」
ジャック:「海の中でリーチ兄弟に挑むより、地上で契約書の“弱点”を暴くことを目指したほうが」
ジャック:「まだ勝算は高い……ってことか。」
ジャック:「でも、なんかそれって反則くせぇな。」
ラギー:「あのねぇ、ジャックくん。」
ラギー:「意識高いのは結構ッスけど、君ら地上でもアズールくんたちに歯が立ってないじゃないスか。」
ジャック:「うぐっ、それは……。」
レオナ:「大体なぁ、アイツらはなにも知らない草食動物を騙して、身ぐるみ剥ごうって悪党だぜ。」
レオナ:「遠慮する必要がどこにある?」
レオナ:「卑怯だろうが、場外乱闘だろうが、契約が無効になりゃこっちの勝ちだろうが。」
ラギー:「くぅ~っ、さっすがレオナさん!骨の髄まで卑怯者!」
選択肢:
├ [ 前回の反省、してませんね? ]
└ [ 全く褒めてないような!? ]
レオナ:「言ったろ?俺はいつだって全力を尽くす、ってなァ。」
ジャック:「……目には目を、歯には歯を、か。」
ジャック:「よし。残り2日、全力でアズールに張り付いて契約書を破くチャンスを狙うぞ!」
選択肢:
├ [ みんなで頑張ろう! ]
└ [ もはやストーカー状態…… ]
レオナ:「じゃ、せいぜい頑張れよ1年坊主ども。」
グリム:「えぇっ!? あそこまでアオッといて協力はしてくれねーのか!?」
レオナ:「なんで俺が。サービスでヒントは与えてやったろ。あとはテメェらで勝手にやれ。じゃあな。」
ラギー:「ってわけで、オレもここで。3人とも頑張るッスよ〜。」
グリム:「は、薄情者~~!!」
── サバナクロー寮‐廊下 ──
ラギー:「珍しいッスね、レオナさんがあんなに助言をしてやるなんて。」
レオナ:「あン?」
ラギー:「なんだかんだ、素直な後輩は可愛いってことッスか?」
レオナ:「バーカ。そんなわけあるか。」
レオナ:「1年坊どもを上手く使えば、労さずしてタコ野郎の弱点を握れるかもしれねぇだろ。」
レオナ:「ま、それほど期待はしてないが。」
ラギー:「なるほど。さすがッス、レオナさん。」
── オクタヴィネル寮‐談話室 ──
アズール:「……なんですって?ユウさんがレオナさんと?」
ジェイド:「はい。どうやら契約者はサバナクローに転がり込んだようです。」
アズール:「なるほど。それは……少しばかり予想外の展開だ。」
アズール:「…………。」
フロイド:「どーする? 絞めちゃう?」
アズール:「……いえ。レオナさんについては放っておいてもいいでしょう。」
ジェイド:「敵に回すと少々厄介な相手では?早めに手を打っておいたほうが……」
アズール:「彼は基本的に怠惰な雄ライオン。面倒ごとに首を突っ込まない主義だ。」
アズール:「もちろん、敵に回せば厄介、という意見には同意ですが……それは相手も同じこと。」
アズール:「彼も、好き好んで僕と対立しようなどと考えないはずです。」
ジェイド:「藪蛇(やぶへび)にならないように、今のところは触れずにおく……ということですね。」
ジェイド:「かしこまりました。」
フロイド:「ちぇー。アイツ、絞めがいありそうだったのになァ。」
アズール:「2人とも。引き続き監視を頼みましたよ。」
ジェイド・フロイド:「はい。/はーい。」
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