【ストーリー】EPISODE 3-33 動転ヒステリック!

| - 動転ヒステリック! 深海の商人 |
登場人物
アズール、スカラビア寮生、ラギー、レオナ、ジェイド、フロイド、エース、デュース、ジャック、グリム
テキスト全文
── オクタヴィネル寮 ──
アズール:「そこのお前の雷の魔法、その隣のヤツの運動能力全部、全部僕によこせぇ!」
スカラビア寮生:「ひぃい~~~~~っ!」
シュワアアア!
ラギー:「アズールくん、みんなからナニを吸ってんスか!?吸われたヤツらが次々倒れていく!」
レオナ:「アイツのユニーク魔法、契約書を介さないと他人から全ての能力を吸い取っちまうようだな。」
レオナ:「契約自体が、魔法の効果を制御する役割を果たしてたんだろう。」
ラギー:「えぇ!? 怖すぎじゃないスか?」
レオナ:「ああ。そんな禁術クラスの魔法、反動であっという間にブロットの許容量を超えるぞ。」
ジェイド:「アズール!貴方なにをしているんです!」
フロイド:「うわ、なにこれ、どーなってんの?」
エース:「げっ、なんだこの騒ぎ!?」
デュース:「アズールが暴れてる……のか!?」
ジャック:「アイツ、寮生たちの力を無理やり吸い取ってるみてぇだ。」
グリム:「ヒェェ…レオナ!」
グリム:「さてはオマエがいじめたんだゾ!?」
レオナ:「俺のせいかよ。お前らが契約書を砂にしろっつったんだろ。」
アズール:「ジェイド、フロイド、ああ、やっと戻ってきてくれたんですね。」
アズール:「そこのバカどものせいで、僕の契約書が全て無くなってしまったんです。」
アズール:「だから、あなたたちの力も僕にください。ねえ、僕にくださいよぉ!」
ジェイド:「お待ちなさい。貴方のユニーク魔法は強力すぎるゆえに、契約書無しには制御できないはず。」
ジェイド:「そんなことをすればどうなるか、自分が一番よくわかっているでしょう!」
アズール:「だって、なくなっちゃったんですよ、全部……」
アズール:「アハハ……アハハハッ!」
アズール:「このままじゃ昔の僕に戻ってしまう!」
フロイド:「あのさー、今のアズールって、昔のアズールよりずっとダサいんだけど。」
アズール:「あ~~~~~~、そうですか。」
アズール:「どうせ僕は1人じゃなにも出来ないグズでノロマなタコ野郎ですよ。」
アズール:「だから、もっとマシな僕になるためにみんなの力を奪ってやるんです。」
アズール:「美しい歌声も、強力な魔法も、全部僕のものだ!」
アズール:「寄越しなさい、全てを!」
わああああ……!!!
フロイド:「なんだよアレ? アズールの体から黒いドロドロが出てきてる。墨……じゃねーよな?」
ジェイド:「ユニーク魔法の使い過ぎです。ブロットが蓄積許容量を超えている! このままでは……。」
ジェイド:「オーバーブロットしてしまう!」
アズール:「あーっはっは!あーーーっはっはっは!」
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