【ストーリー】EPISODE 4-24 盤上レビュー!

| - 盤上レビュー! 熱砂の策謀家 |
登場人物
グリム、アズール、ジェイド、フロイド、ジャミル
テキスト全文
── スカラビア寮‐空き室 ──
グリム:「今日はご機嫌カリムだったんだゾ。」
アズール:「ええ。僕が知る“いつもの”カリムさんでしたね。」
グリム:「機嫌が悪い時のカリムは、もっと目も釣り上がってて怖い感じで喋ってるんだゾ。」
ジェイド:「――それは機嫌の良し悪し、なのでしょうか?」
フロイド:「どーゆーこと?」
ジェイド:「カリムさんはフロイドのように気分の浮き沈みが激しい印象があまりないものですから……」
ジェイド:「もっと別の要因があるような気がして。」
グリム:「マジフト大会と期末テストの寮順位が悪かったせいだってジャミルは言ってたんだゾ。」
フロイド:「え〜? ラッコちゃんってそんなの気にするの?」
グリム:「ラッコ?」
ジェイド:「カリムさんのことですよ。フロイドは海の生き物になぞらえたあだ名をつけるのが好きなんです。」
ジェイド:「グリムくんのことも、丸々として愛らしいシルエットに親しみを込めて」
ジェイド:「『アザラシちゃん』と呼んでいるそうですよ。」
グリム:「“丸々として”が余計なんだゾ!」
フロイド:「ラッコちゃんは、いつも太鼓叩きながらニコニコしてるからラッコに似てるでしょ。」
アズール:「そうですね。彼はいつも朗らかで、成績が悪かったくらいで情緒不安定になるタイプには思えません。」
アズール:「やはり、原因は別にある可能性が高そうですね。」
アズール:「問題解決のためにも、カリムさんのことをもっと知る必要がありそうだ。」
アズール:「ジェイド。少し──彼と“お話し”してきてもらえませんか?」
ジェイド:「かしこまりました。ジャミルさんは難しいかもしれませんが、」
ジェイド:「カリムさんなら素直に僕と“お話し”してくれるかもしれません。」
フロイド:「じゃあ、そのあいだオレはウミヘビくんに遊んでもらおっかなぁ。」
アズール:「それはいい。僕も一緒にお相手していただくとしましょうか。」
フフフ…………
グリム:「コイツら、ずっと目が笑ってねぇんだゾ……。」
── スカラビア寮‐ジャミルの部屋 ──
ジャミル:「はぁ……カリムのヤツ、また勝手に決めちまいやがって。」
ジャミル:「俺がどれだけ苦労してると……クソッ。」
ジャミル:「今日はもうカリムは寝たしなにも問題は起こらないだろう。」
トントン
ジャミル:「誰だ? こんな時間に……。」
アズール:「こんばんは、ジャミルさん。」
フロイド:「こんばんはぁ〜〜。」
グリム:「邪魔するんだゾ!」
選択肢:
├ [ 夜分にすみません ]
└ [ ぞろぞろとすみません ]
ジャミル:「!! ……なんの用だ?」
アズール:「さきほどカリムさんにご案内いただいた宝物庫で見たことのないボードゲームを見つけまして。」
アズール:「カリムさんにルールを説明していただいたのですがどうも要領を得ない。」
フロイド:「この穴のあいた木の板と宝石で遊ぶゲームどうやって遊ぶの?」
ジャミル:「ああ、『マンカラ』か……熱砂の国ではポピュラーなゲームだよ。」
アズール:「ボードゲーム部の僕としては、ぜひ遊んでみたくて。一局手合わせ願えませんか?」
フロイド:「オレもオレも〜。ウミヘビくんと遊びたーい。あはっ。」
グリム:「勝負とあっちゃ、グリム様も参加しねぇわけにいかねぇんだゾ!」
ジャミル:「……カリムも寝たし、まあいいか。」
ジャミル:「わかったよ。この人数じゃ俺の部屋は狭い。談話室に行こう。」
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