【ストーリー】EPISODE 3 魔法石を取り戻す

| - 魔法石を取り戻す - |
登場人物
クロウリー、カリム、マレウス、レオナ、アズール、ヴィル、イデア、リドル
テキスト全文
── 学園長室 ──
クロウリー:「では改めて、話を整理しますね。」
クロウリー:「“フェアリーガラを無事に開催する”“魔法石を取り戻す”」
クロウリー:「みなさんは、この2つを同時に達成しなければなりません。」
クロウリー:「さて、どうしますか?」
カリム:「マレウスはあの女王と同じ妖精族だろ? 「大切な石だから返してほしい」ってお願いしたらどうかな。」
マレウス:「一口に『妖精』と言っても、その中には数多の種類が存在している。」
マレウス:「植物の妖精、光の妖精、動物の妖精……アザミの妖精から僕のようなドラゴンまで、全て『妖精』だ。」
マレウス:「大きさも違えば、言語も異なる。仲が良いとも限らない。人間と同じようにな。」
マレウス:「おそらく僕が会場に足を踏み入れただけで、小さな妖精たちは怯え、散り散りに逃げ出すだろう。」
レオナ:「チッ、使えねぇヤツ……。」
レオナ:「説得できないなら、もう力ずくで奪うしかねぇだろ。」
アズール:「それでは事を荒立てる。気付かれないよう穏便に取り返す方法を模索すべきでは?」
ヴィル:「気付かれないように……」
ヴィル:「じゃあ、偽物のティアラを作って本物とすり替えるのはどう?」
ヴィル:「映画の撮影で使われる宝飾類はイミテーションがほとんど。」
ヴィル:「でも、一見してそれが偽物と気付く一般人は少ないわ。」
マレウス:「……確かに。あの妖精たちは魔法石を単なる“美しい石”としか見ていないようだ。」
マレウス:「同じような美しさであれば贋作に気付きはしないだろう。」
イデア:「でもいつすり替えるつもり?」
イデア:「さっき見た通り女王の周りは厳重な警備。ヨソ者がティアラに近付くとか無理ゲーでは?」
ヴィル:「フェアリーガラは盛大な催しなんでしょう?参加者全員を把握なんてできないはず。」
ヴィル:「ガラ当日なら、誰が女王に近付いても不自然じゃないと思うわ。」
クロウリー:「フェアリーガラに潜入してティアラに接近、偽物とすり替える……。」
クロウリー:「なかなかよさそうな作戦ですね!」
クロウリー:「ですが……」
クロウリー:「妖精に変装できる魔法や道具なんてそう都合よくあるはずが……」
???:「IN STOCK NOW!」
カリム:「えっ!?」
リドル:「この声は……」
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