【ストーリー】EPISODE 7 注意を引く方法

| - 注意を引く方法 - |
登場人物
グリム、レオナ、ラギー、カリム、ジャミル
テキスト全文
── オンボロ寮‐談話室 ──
グリム:「それ、魔法よりバレそうじゃねぇか?」
レオナ:「ラギーは器用で、“手癖が良い”からな。」
レオナ:「しかもティアラはジャケットの内ポケットにしまってあるわけじゃない。」
レオナ:「堂々と頭の上に置いてあるんだ。ちょろまかすのは簡単だろ?」
ラギー:「それ、逆にめっちゃ難易度高いッスよ!」
カリム:「なるほど! だからレオナはジャックじゃなくてラギーにしようって言ったのか!」
カリム:「あの1年生、でかくて目立つもんなあ。あっはっは!」
カリム:「確かに、今回の計画にラギー以上の適任はいない。オレもレオナの案に賛成だ。」
ラギー:「うぇえ~……アンタら本気ッスかぁ?」
レオナ:「ふん。」
レオナ:「おいラギー。ティアラをすり替えるのに何秒必要だ?」
ラギー:「うーん……ティアラの大きさや環境をふまえると……」
ラギー:「15秒ってところッスかねえ。」
レオナ:「10秒だとよ。」
ラギー:「5秒少なくなってる!!!」
レオナ:「お前のことだ。どうせ余裕みて言ってんだろうが。」
ラギー:「ちぇ、お見通しか。」
ラギー:「でもその間は女王の意識を逸らしてもらわないとさすがにすり替えるのは厳しいッスよ。」
ジャミル:「10秒か……。」
ジャミル:「安全、かつ自然に、フェアリーガラという会場で注意を引く方法……。」
カリム:「なあなあ、フェアリーガラって春を祝うお祭りなんだよな?」
カリム:「祭りといえば、パレードだ! 女王が思わず夢中になるようなパレードをするのはどうだ?」
カリム:「めいっぱい着飾って、珍しい動物や楽団をいっぱい引き連れてさ。」
ラギー:「出た~、カリムくんの富豪発言。会場には4人しか入れないって言ってるじゃないスか。」
ジャミル:「──いや、待てよ。案外いいアイデアかもしれない。」
ジャミル:「フェアリーガラでは祝祭のメインイベントとしてファッションショーを行うんだろう?」
カリム:「おう!」
カリム:「ランウェイの上じゃ、歌でも、ダンスでも、春を盛り上げるパフォーマンスならなんでもありらしいぜ!」
カリム:「サムが言うには、そりゃあ豪華なショーだって。楽しそうだよな~。」
ジャミル:「……それだな。」
ジャミル:「俺とカリム、そしてレオナ先輩がファッションショーで会場中の注目を集める。」
ジャミル:「それで女王の注意が逸れた隙に、ラギーとグリムとユウがティアラをすり替えるんだ。」
レオナ:「はあ?この俺に妖精のお遊戯会に出ろってのか?」
ジャミル:「10秒は意外と長い。ラギーの時間をかせぐためには、全員で取り組むしかありません。」
ジャミル:「グリムと監督役のユウがラギーのサポートにつく。」
ジャミル:「俺たちは消去法でショーに出る。」
ジャミル:「……断ってもいいですよ。」
ジャミル:「作戦が失敗したら一番困るのはレオナ先輩だと聞いていますが。」
レオナ:「ちっ。学園長め、余計な入れ知恵しやがって……。」
ラギー:「3人とも、頼みますよ?オレたちの成功は、アンタらにかかってんスからね!」
選択肢:
├ [ みんなでファッションショーを成功させましょう! ]
└ [ 素人ばっかりじゃ不安だな…… ]
── 分岐:【みんなでファッションショーを成功させましょう!】 ──
レオナ:「チッ。……こんなド素人の集まりでなにが出来るってんだ。」
ジャミル:「……大丈夫です。俺に考えがあります。」
── 分岐:【素人ばっかりじゃ不安だな……】 ──
ジャミル:「……大丈夫だ。俺に考えがある。」
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ジャミル:「……連れてきたぞ。」
ジャミル:「俺たちが成功するための、秘密兵器だ!」
???:「このメンツでファッションショー?野菜の品評会の間違いじゃない?」
???:「仔犬ども。躾の時間だぞ。」
レオナ:「テメェらは……!」
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