【ストーリー】EPISODE 14 格の違いってもんを

| - 格の違いってもんを - |
登場人物
司会妖精、ジャミル、レオナ、カリム、妖精A、妖精B、妖精C、ものづくりの妖精リーダー、女王
テキスト全文
── 植物園‐ランウェイ ──
司会妖精:「続きまして……エントリーナンバー14。今年初参加のグループの登場です!」
司会妖精:「グループ名は……『俺と召使い』?」
司会妖精:「一体どんなファッションを見せてくれるんでしょうか。拍手でお迎えください、どうぞ!」
ジャミル:「『俺と召使い』……なんてひどいグループ名だ。」
レオナ:「さっき受付に聞かれたから適当に答えた。」
ジャミル:「まあいい。名前がなんであれ、俺たちは最高のパフォーマンスをするだけだ。」
カリム:「レオナが失敗してもいいようにオレたち一生懸命頑張るからな!」
レオナ:「失敗だあ?誰に向かってもの言ってやがる。」
レオナ:「お前らなんざ、しょせん俺の添え物だ。」
レオナ:「行くぞ。」
パチパチパチ
妖精A:「見たことのない妖精だ。一体どこからきたんだろう?」
妖精B:「あのメイク、お日様の光みたいにキラキラしていてテーマの“ファビュラス”にピッタリね。」
カリム:「観客がたくさん……ステージの上から見るとすごい迫力だな!」
ジャミル:「落ち着いて、練習通りにランウェイを進もう。」
妖精C:「綺麗な衣装……見て、あの細かな刺繍!朝の光を布に縫い止めたよう!」
妖精A:「どんなパフォーマンスを見せてくれるのかしら。」
ジャミル:「衣装への反応は上々。」
レオナ:「クルーウェルのヤツ、偉そうにするだけのことはあって妖精にも通用するセンスらしいな。」
カリム:「よしっ、じゃあもっともっと盛り上げていこうぜ!」
カリム:「ヴィル先生の特訓の効果、ここで見せる時だ!いくぜジャミル!」
ジャミル:「フン。羽目を外しすぎるなよ、カリム!」
妖精A:「なんてかろやかなステップ!彼は風の妖精かしら?」
カリム:「いい感じだ!」
ジャミル:「ここで大技、ウインドミルからの」
ジャミル:「ナインティ!」
妖精B:「体を地面すれすれで回転させて……あんなに激しい振り付け、見たことがないわ!」
妖精C:「大迫力!もっと近くで見よう!」
ものづくりの妖精リーダー:「あっ、あれはカリムさんたち!」
女王:「知り合いなのですか?」
ものづくりの妖精リーダー:「はい! とっても素敵……素晴らしいパフォーマンスですね、女王様!」
女王:「ええ。とても美しいです。」
ジャミル:「女王がこちらに注目し始めた!」
カリム:「ようし、もう一息……っ!」
レオナ:「お前ら、どけ。」
カリム:「!」
レオナ:「格の違いってもんを見せてやるよ。」
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